良いスーツからの教え | オーダースーツ屋 「スーツ・スタイリスト」春貴政享のブログ(できる男のスーツスタイル)東京 南青山・福井

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良いスーツを着るということは、贅沢品という感覚、見栄や虚勢という
レベル、または成功者としての証というものではなく、そのもの自体
から教えられる「良品」としての奥深さがある。

量販店の1万円以下のスーツも、高級海外ブランドショップのスーツ
も、テーラーによる1着40万円のスーツも、どれもスーツはスーツで
あることには変わらない。

これらの差はなんだろうか?

オーダースーツ屋 「スーツ・スタイリスト」のblog (できる男のスーツスタイル)-良いスーツ

これは、特命係長・只野仁で有名な柳沢みきお著の七百三十夜
という漫画のヒトコマ。この漫画の時代設定はバブル崩壊後だと
思いますが、ちょうど良いスーツの定義を表現しているように思い
ますね。

「軽くて着心地が違う」
「長持ちするからそんなに割高にならない」
「着れば着るほど味が出てくる」

この他にもこの1ページだけで非常に伝わる高級スーツの定義が
書かれてます。
余談ですが、漫画家の方って本当にいろんなことをプロレベルに
知っていて、それを独特の表現で絵とセリフで表現するというのは
本当に素晴らしいと思います。

さて、良い物から教えられることはスーツだけではありません。
全てのものに良品とそうでないものの差があり、そこから感じること
こだわり、文化、歴史など様々なことが表現されています。

物に触れる時にそう思うと今までと違う見方ができるようになると
思います。知識だけではない感覚の世界であるセンスを高めるのに
重要ですよね。
良い物からいろんなことを教えてもらいましょう。


どこまで良いスーツを作れるだろうかという挑戦がある