ノートの5首(7-1)送り出す朝 歌稿ノートが代わり、ノートの5首(7)シリーズの始まりです。 先月は二百首あまり詠んでいた危機になるほど生まれるらしい 風呂の湯に浮く羽虫あり風呂桶に冬の羽虫を掬いて捨てる 百円の値札の残る文庫本 椎名誠の「黄金時代」 「ほんなもう行ってくるわ」と妻が告げ「行ってらっしゃい」送り出す朝 体温が下がりゆくのか暑くなり暖房を止めカーディガンを脱ぐ 写真ACより、「アクアリウム」のイラスト1枚。
ノートの5首(6-50)ネット復活 昨日に続き、歌稿ノートより、5首をアップします。 古希すぎてなお反逆の心あり単独行の老パルチザン この薬飲んだら横にならないで三十分の指示に従う 紙パックの野菜ジュースを立ちて飲む鋭い尿意感じながらに 八日ぶりネット復活果たしたよブログを巡り涙がにじむ ふとすれば妻のいびきが聞こえくる疲れだろうか安堵だろうか 写真ACより、「アクアリウム」のイラスト1枚。
ノートの5首(6-49)雪に撓んだ 昨日に続き、歌稿ノートより、5首をアップします。 今朝はまた雪がぼとぼと降っている出勤の妻は苦労するだろう 朝うちの雪の小止みの庭枝に山鳩一羽背を向けている 昼餉あと食器を洗う 前庭は雪に撓んだ大枝小枝 スマホには撓むがなくて手間をかけ不撓不屈を出し来て削る またしてもぼた雪が降る予報では午後には止むと読んだようだが 写真ACより、「春のゆるかわ」イラスト1枚。