中学生の彼女
族も引退してシンナーもやめて俺は少し落ち着いていた。
アパートを追い出されて住む所がない。
この頃俺には中学3年生の彼女がいた。
彼女と付き合うようになったのには経緯があった。
この子は元々先輩の彼女だった。
俺のアパートは仲間みんなが出入りしてたから
誰でも遊びにきていた。
この子もよく遊びに来てた。
何べんもくるうちに惚れられた。
俺もまんざらではなかった。
でも先輩の彼女。
悩んだ。
彼女はもう別れるからって言うから付き合う事に。
だけど結果的には俺が奪ったようになってしまった。
当然呼び出された。
殴られた。
反論はしない。
俺にも責任はある。
大事にしてやってくれと頼まれた。
俺は素直に謝罪した。
彼女は母子家庭でお母さんと俺は仲がよかった。
だからアパートを追い出された時一緒に住んだら?って言ってくれた。
正直嬉しかった。
彼女とも一緒に居れるからお世話になることにした。
引退
いよいよ俺たちの代の終わりがきた。
役職 3代目特攻隊長
最後の走り。
午前0時。
出っ発!!
いつもの国道を走り街へ。
俺たちの引退式の情報を聞きつけたギャラリーが
ハンパない。
いたるところに50人規模のギャラリーが集まっていた。
当然、警察にも情報は流れ厳戒態勢。
終始5台ほどのパトカーを引き連れて最後の走りを。
仲間達との最後の走り。
事故ったり逮捕されたり色んなことがあった。
いつでも一緒に走って16,17歳の青春を共にした。
泣いても笑ってもこれが最後。
思いっきり暴れまくった。
3時間ほど走って俺はパトカーを連れてみんなを逃がした。
20分ほどで全部のパトカーを巻き地元に戻った。
みんなが待っていた。
100人ほどのギャラリーの前で朝の5時までコールをやりまくった。
もう両手はパンパン。
最後はクラッチさえも握れなかった。
俺の単車の暴走族は終わった。
特攻服をきたままみんなで飯を食って解散。
最高の仲間達との最高のチーム。
最高の時間だった。
一人暮らし
俺の家はおやじの実家。
じいちゃん、ばあちゃん、伯父、叔母、いとこ、たくさん住んでいた。
この伯父とゆうのが酒癖が悪く毎日飲んだくれていた。
仕事もまともにやってるのかわからない。
ある日、友達と部屋にいると伯父がきた。
呑んでグダグダ言い出したのだ。
日ごろから俺は気に食わなかった。
とうとう言い合いになり切れた俺は金属バットで
伯父をぶっ叩いた。
もうこの家には居れない。
家をでた。
アパートで一人暮らしをはじめた。
何にもない部屋。
あるのは冷蔵庫とベッド、そして小さなテーブル。
一人で居る時は寂しかった。
だからいつも誰かが来ていた。
夜中に単車や車でダチが迎えにくる。
シンナーも吸っている。
苦情が出だした。
わずか1ヶ月で追い出されてしまった。。。