7月27日(土)、立山縦走2日目。

 

 雨は降っていませんが、雲が流れて日が出たり陰ったり。

 内蔵助山荘の朝食は下のみくりが池温泉より早く5:00から。

 昨夜は20:00には寝ましたが、普段は夜中にトイレに起きるのにぐっすり寝て起きたのはスマホの目覚ましで04:30。

 8時間半も寝るなんて久しぶり。

 同部屋のご夫婦は既に寝具を畳んでいました。

 

【内蔵助山荘の朝食。しっかり食べてエネルギー充電】

 

 私たちも朝食を済ませて支度して今日も余裕の日程とはいえ05:30には外に出ました。

 山荘の展望台へ出ると後立山連峰の鹿島槍ヶ岳、五竜岳などのほか、遠くには富士山も見えます。

 ※ ちなみに山の同定は、アプリ「AR山ナビ」の力を借りています(笑)

 

【後立山連峰の山々】

 

【やはり神々しい富士山!】

 

【富士山周辺をワイドに見れば、八ヶ岳や南アルプスまで見えているようです by AR山ナビ】

 

【別山方面へ戻る私たちを内蔵助山荘のスタッフが見送ってくれました】

 

 内蔵助山荘から昨日来た道を少し戻り、分岐を右に取って真砂乗越を経て別山へ。

 目の前には奥大日岳、大日岳がどかんと聳えています。空は青空がのぞいたりガスったり、ずっとそんな感じです。

 遠くに目をやれば、白山も見え、ここは富士山・立山・白山の日本三霊山が見える場所なのです。

 

【奥大日岳・大日岳】

 

【正面、少し膨らんで見えるのが白山 らしい】

 

 ゆっくり歩いて7:00頃に祠のある別山(2,874m)に到着。

 ここから少し先に「北峰」(2,880m)があるので荷物を祠の脇にデポして北峰まで行きました。

 ここからは「剱岳」がどか~ん!と見えて素晴らしい!

 相変わらず雲が流れていて、時おり全容を表す剱岳には感動です!

 

【別山の祠の前で一枚】

 

【別山北峰からの剱岳。なかなかすっきりと雲が取れません】

 

 予定していた立山の山々の登頂を果たして、室堂への分岐・剱御前小舎方面へ下っていると、雲が切れて剱岳がやっときれいに見えました。これは素晴らしい!

 

【全容を表した剱岳】

 

【別山乗越方面へ向かう道からの風景】

 

 別山乗越の剱御前小舎に着くと、また見つけてしまいました。昨日の結婚写真のグループです。

 立山で出会ったのか、特別な思い入れがあるのでしょうね。お幸せに!

 

【ばっちり撮れました】

 

 ここからは更にゆっくりと高山植物や風景を楽しみながら雷鳥沢キャンプ場まで下ります。

 この下り道は「雷鳥坂」という名前なのできっと雷鳥が多いのでしょう。

 今回5度目の雷鳥との遭遇を期待して探しながら下りましたが、残念ながら出会えませんでした。

 

【おまえさん、誰じゃ~!】

 

【ミヤマキンバイ ですろう!】

 

【可憐な君はだれ?】

 

【君こそはハクサンシャクナゲ】

 

【そして華麗に舞い降りてきたあなたは?】

 

 雷鳥坂を下り、雷鳥沢キャンプ場を抜けてまた石段を登ります。

 一応の終点・室堂も近い。

 

【雷鳥沢キャンプ場の色とりどりのテントが見えます】

 

 雷鳥荘の日帰り温泉に入ろうかとも思いましたが、まだ11:00の開業まで30分もあるので、最初に泊まったみくりが池温泉まで下りて温泉で汗を流し、ランチもそこで「みくり丼」なるセットを食べて室堂まで下りました。下山後の温泉最高!ただ、これから運転があるのでビールが飲めないのは残念!

 

【みくりが池温泉の「みくり丼」 。げんげ(富山湾に生息する魚だそうです)の唐揚げと白海老のかき揚げが乗っています】

 

 こうして2泊3日の立山ツアーは終了。

 天気は目まぐるしく変わりましたが、活動している午前中は雨にたたられることもなく登山も滞りなく、そして何より雷鳥は親子連れも含めて4回も見ることができ、素晴らしい3日間でした。

 また来たいな!

 

(終わり)