トランプ前大統領在任中中国などから11億円 | 川島正仁の南米体験歌

川島正仁の南米体験歌

川島正仁は、東京オリンピックの年(1964)、高校を卒業し、翌年19歳で南米アルゼンチンに移住します。日本を最後の移民船「アルゼンチナ丸」に乗船し、横浜港の大桟橋から出航しました。その時からの苦しい移民生活を、歌とともに綴ります。

米下院民主党は4日、トランプ前大統領が在任中に一族のビジネスを通じて外国政府から780万ドル(約11億円)以上を受け取っていたとする報告書を公表した。中国からの受領が最も多かった。

民主は明確な憲法違反だとして、11月の返り咲きを目指す前大統領への批判を強める構えだ。報告書は、下院監視・説明責任委員会の民主議員らが、前大統領の会計事務所や米証券取引委員会(SEC)から入手した記録を基にまとめた。報告書によると、前大統領の在任中に少なくとも20か国の政府や国営企業が首都ワシントンやラスベガスのトランプ・インターナシオナル・ホテル、ニュウーヨークのトランプ・タワーなどに合計780万ドル以上を支出していた。2023年に下院の多数派を奪回した共和党が会計事務所に対する記録の提出要求を止めたため「780万ドルはほぼ確実にトランプ氏が外国政府から違法に得た金のほんの一部に過ぎない」と指摘している。

 

上記は今月5日の日経新聞夕刊に記載された記事である。今まで私が何度も繰り返しているようにこの人物は全く信用のならない「嘘つき」である。私が一番残念で恐ろしいのはこのような人物でもあまりにも多くのアメリカ人が彼を支えている事実である。小さい時からアメリカ人は民主主主義をよく理解した世界で最も優秀な国民であると信じていました。ゆえに私はトランプの演説を聞いたとき「なんでこのような嘘つきをこれだけ多くのアメリカ人が信じるのか!」と疑問に感じ、情けなく思いました。現在わが国でも多くの政治家が「裏金」などの問題で国民の信用を無くしています。しかしながらプーチンのウクライナ攻撃、そしてイスラエル、パレスチナの問題、もしトランプのような「嘘つき」が再び大統領になったらこれは実に恐ろしいことです。プーチンは腹の底から喜ぶでしょう。北朝鮮も同じです。このような「悪魔」が手をつないだらどうなるでしょう。