トランプ氏出馬また認めず | 川島正仁の南米体験歌

川島正仁の南米体験歌

川島正仁は、東京オリンピックの年(1964)、高校を卒業し、翌年19歳で南米アルゼンチンに移住します。日本を最後の移民船「アルゼンチナ丸」に乗船し、横浜港の大桟橋から出航しました。その時からの苦しい移民生活を、歌とともに綴ります。

米東部メーン州延べロウズメ州務長官は28日、トランプ前大統領に対し、2024年大統領選に向けた州予備選への立候補を認めない判断を出した。同氏の立候補資格を剝奪する判断を下すのは今月19日のコロラド州最高裁に続き2例目。べロウズ氏は、21年1月6日の連邦議会議事堂襲撃事件へのトランプ氏の関与を問題視。憲法を守ると宣誓をした後に米国に対する「暴動や反乱に関与した者は、国や州の官職に就くことはできない」との趣旨を定めた憲法修正第14条3項の適用を認定した。トランプ氏は「大統領に就く資格がない」とした。これに対しトランプ氏は今年の1月2日メーン州務長官を提訴した。11月の大統領選に向けた共和党候補を決めるメーン州予備選に参加を認めない決定を不当だと主張した。

 

私はこの決定は当然だと思う。明らかに彼は21年の議事堂襲撃事件に関与していることは明確である。彼が米国大統領に相応しくない理由は平気で「嘘」をつくことである。昔から「嘘をつくのは泥棒の始まり」ということわざがあり、実際「嘘」をつくとそれがどんどん大きくなるのである。そして気が付いたときはもう誰も処置ができなくなるのである。トランプ氏は天才的な「嘘つき」であり「誇大妄想」の性格があると思う。そして自分は全てに対して絶対正しいと信じているのです。この性格は生まれ時から周りから「忖度」されて育ったからだと思う。恐ろしいことは、彼は心からそう信じ切っていることだと感じます。天才的「詐欺師」はまず己を完ぺきにだますのです。私たちもこの事実は全く「他人事」ではないのです。彼のような人物が実際大統領になった時のことを考えてください。