母の過去 1581 水槽の鮫 | 不思議なトントン日記

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感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

1581

 

 

何時ものように気になる喫茶店に

アルバイトと言う名のマスターの時間つぶしに行くと

亀を飼い始めてからは日替わりの仕込みが終わると

新聞を読まれないで亀を見ておられるのです。

愛染恭子さんと一緒の写真を見ておられるよりは

100倍以上は亀を見ている方が良いと思うのですが、

僕は亀を見ていてもどこが良いのか解りません?

マスターに今日は2時までですからどうしますか?と言うと

亀が沢山いてる所はないですかねぇーと言われ

僕は水族館ぐらいですと以前と同じ事を言うと

マスターは水族館は魚が邪魔です。

それに亀はいてるかいてないか解りません。

亀だけがいてる所はないですかと言われ

人より少し少ない脳ミソで必死に考えるのですが、

思い当たる所はありません!

マスターは知らないのですか?と聞くと

知っていれば聞かないでそこに行きましょうと言いますと言われ

それもそうだと思っていると

何時もの様に日替わりのお客様が来られ

何時ものように1時半にはお客様が切れ

昼ご飯を食べていると仕方がないから

熱帯魚を売っている所に行きましょうと言われたのです。

亀を見に熱帯魚を売っている所に行くのかと思いながら

昼ご飯を食べ終わり車を運転しようとするのですが

何処に行けば良いの解らないのです。

マスターに熱帯魚は何処に売っていますかと聞くと

郡山は行きましたから宇治の24号線にありますから行きましょうと言われ

僕は宇治に向かい24号線を走るのです。

大久保を少し過ぎると小さな店があり

店の一番目立つところに鮫が泳いでいるのです。

これは期待が出来ますとマスターが言われるので

車を裏の駐車場に止めてマスターと店に入ると

期待をしたのがバカらしいとおもうのです。

期待をしたのは入口にある大きな水槽の鮫だけで

中は海水魚が少しいるだけなのです。

亀はどこを見てもいてません!!!!

マスターが店に入り5分で行きましょうと言われるので

僕も5分あれば店の中の魚は見れると思い

車に戻ると何処に行けば亀が沢山見れるのでしょうと言われるのですが、

今まで生きて来て亀に興味を持ったことがないので

縁日の緑が目しか解りませんと言うと

マスターはそれは誰でも知っていますと言われ

僕はマスターに何処でしょうと言いうと本屋さんに行きましょうと言われ

すぐ近くに本屋がある事を知っている僕は

ソコソコ大きな本屋さんに行くのです。

ペットコーナーにわき目も触れずに行かれるマスターに亀の事は任して

僕は家で読む小説を見に行くのです。

この頃は夜は本を読むか代々木監督の淫乱パフォーマンスを見て過ごしていました。

なんともリアルな代々木監督のAVビデオの虜になっていたのです。

淫乱パフォーマンスシリーズだけではなく

他の代々木監督のビデオも借りなければと思っているので

本は代々木監督のビデオを見る休憩に読む程度です。

そしてマスターが亀に関する本は飼育の本ぐらいで

何処に行けば亀がいてるか書いている本はないですと言いながら

僕の横に来られたのです。

僕が冗談でこれからは亀が沢山いる所が見つかるまでは

さるさわ池にしましょうと言うと

マスターもそれが手堅いですねと言われたのです。

本屋さんから店に戻り中に入り僕は思うのです。

亀が沢山いる所は日本にあるのかと

亀の専門店は聞いた事がない!

亀がたくさんいてる所は海外ではないのかと思い

マスターに言うと今の勢いなら行きましょうと

冒険家のような事を言われそうなので

僕はマスターには何も言わないのです。

これからは愛染恭子さんだけでなく亀の話もしないようにしようと決めたのです。

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