母の過去 1323 気になる喫茶店 | 不思議なトントン日記

不思議なトントン日記

感動あり泣き笑いのブログにし皆さんが楽しみにしてもらえる事を目指します。
1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

1323

 

 

退職している気分で仕事をしても

いつもと同じ事をしているのに

成績には結びつかないので僕は頑張り営業をしても契約に結びつかないのなら

頑張らないでそれなりの仕事のやり方にしようと思ったのです。

翌日からは契約に結びつかなくてもいいと思い

お客様の所に行く事にして

仕事の話より世間話の雑談ばかりを話すのです。

どうした事か契約に結ぶつかなくてもいいと思うと

それなりに契約して下さるのですから

僕は母と違い営業にはまだまだ素人だとお思うのです。

母の事は詳しく書かせていただいてます。

僕の借金全額返済の話にそれましたが、

また母の話に戻りますのでもう少しお付き合いして下さい。

そして退職気分でそれなりの仕事を午前中はして

午後は何時ものように時間つぶしを考えるのです。

時間つぶしを考えなければいけないほどする事がないのなら

仕事をすれば良いと思われると思うのですが、

僕が頑張り成績をアップしてもあれこれと理屈を言い

大嫌いな上司は歩合をまともにくれないので

仕事は午前中だけで充分なのです。

そしてこの日も昼ご飯を食べに気になる喫茶店に行くと

マスターが一人で暇そうにカウンターで新聞を読んでおられるのです。

お金持ちでもこれだけお客様が来ないと普通は焦ると思うのですが、

マスターの辞書には焦ると言う文字もなければ

やる気と言う文字もなさそうです。

ついでに金儲けと言う文字もないのかも知れません?

辞書の一ページ目に書かれている文字は

のんびりで2ページ目に書かれている文字はストリップなのでしょう。

僕が入っていくとマスターは足は大丈夫ですかと言われ

僕は昨日はフラフラでしたが今日はフラ程度ですと言ったのです。

マスターの横にすわると注文もしてないのに

日替わりを作り僕の前に置かれるのです。

僕は前に置かれた日替わりを飲み込むように食べていると

マスターがアルバイトはどうされますと言って下さるのですが、

この店の状態でアルバイトはしにくいと思うのですが、

店舗の決済が終わるまで返事は待ってください。

まだ退職もしていないのでと言うと

マスターはそうですね、今日は何処の山に行きましょうと

冗談か本気か解らない事を言われるのです。

僕はスーツを来ているので今日は無理ですと言うと

そしたらストリップでも行きましょうかと言われ

これも冗談か?本気か?解らないのです。

お金の事を本当に考えないで生きておられるんだと思い

お金が沢山あれば保険会社に預けて配当と言う名の金利をもらい

銀行に預けて金利をもらえるので

何もしなくても3億円ぐらいあれば少々は

使ってもお金も減らないんだと思い

なんとも羨ましいと思ったのです。

この頃の金利は今とは比較にならないほど高く

保険会社の配当も信じられないぐらい高ったのです。

でも僕の考えは半分は正解でしたが

半分は間違っていました。

↓      ↓

 

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 独身オヤジへ