母の過去 1324 暇潰し | 不思議なトントン日記

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1話完結ではありません。根気よく読んでいただければ嬉しく思います。
時間のある方は初めから読んでいただければ、笑っていただけると思います。

1324

 

 

 

気になる喫茶店で日替わりを食べて

マスターと冗談か本気か解らない会話をしていると

奥に行かれ暇そうなので将棋でもしましょう言われるのです。

確かに僕は暇にしていますが、

もし将棋盤を持ってこられて

僕が今からまだ仕事ですと言えばマスターはガックリされるのか?

それとも何時ものペースで一人で時間つぶしをされるのかと

どうでもいい事を考えながら

駒を並べるのです。

そしてへぼ将棋の僕だからですが、

マスターは将棋が強く3戦全敗をしたのです

僕は夕方までマスターと将棋をして久しぶりに

会社に夕方戻るのです。

大嫌いな上司に今日はどこで遊んでいたと嫌味を言われ

僕もパチンコと嫌味を言うのです。

そして机で車の雑誌を鞄から取り出して

暇つぶしに見て時間つぶしをして

そろそろ帰ろうと思っていると他の営業マンが次々と会社に戻って来ては

僕を見て首をかしげるのです。

どうして首をかしげるのかは解っています。

僕が夕方に事務所にいるのが珍しいからですが

そんなにロコツ゚に首をかしげなくてもと一人一人に言うのも面倒なので

お疲れさんとだけ言い 会社を出て家に帰ったのです。

家に帰ると母も帰っていて 父と何か話しているので

どうしたのか聞くと 何時もの人と旅行に行くと言っているのです。

何時もの人は昭和に初めの頃の国鉄時代に綺麗だから運転手が見とれて

駅でもないのに電車を止めたYさんです。

この時の話は以前に書かせていただいてます。

こんどは何処に行くのか聞いていると 

またシンガポールに行くと言っているのです。

いままで約20回は海外旅行をしてると思うのですが、

よほどシンガポールが気に入っているのか

約20回のうち3回はシンガポールに言っていると思います。

父も母の旅行は病気みたいなものだと思い

止める事はありません!

何日から何日までか聞くだけになっていたのです。

そしてその間は外食が嫌いな父に近くに住んでいる妹達がかわるがわる

食べ物は運んで来るのです。

僕はほっといても外で何かを食べるので父だけに妹達が運ぶのです。

母もこの頃は前置きなしに旅行に行くとだけ言うようになっていたのです。

僕はお土産も期待をしません!

母は孫にだけお土産を買って来るようになっていたのです。

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