部下を無能だという上司こそ、無能【退職できないジレンマを解消する。】 | パワハラ・職場いじめ脱出プロジェクト!

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パワハラ・職場いじめ被害者に、安全にパワハラ職場を脱出する方法を、メンタルコーチ・身近な街の法律家・元医療法人理事が、優しくお伝えするブログ

【理論編】

パワハラ被害者は、

有能な人が多いと言われているのは、

ご存知ですか?



私の知っているだけでも、

次期社長と周りから言われたために、

パワハラで退職した人が2人います。



つまりは、自分の地位が脅かされることへの恐怖が、

上司という小さな権力を、

暴力的につかう理由になっているわけです。



パワハラを受けた人は、

必ず最後には「無能」のレッテルを貼られることになるのですが、

それは当たり前です。



おそらくですが、

イチローを育て上げられる人は、

世界に100人もいないでしょうが、

イチローを無能にできる人は、

何億人レベルでいると思います。



毎日、毎日、「お前は下手だ」と言い続ければいい。

人を無能にするのは、簡単なことです。



でも、それは背任行為ですよね。

会社の目的の1つは利益を上げることで、

そのために人を有能に育てようとしているわけです。

人を無能にするというのは、

明らかな背任行為だということを、

明確に覚えておくべきです。



「人を育てるのが上司の仕事だろうが!」を、

法律的に言えば、こうなります。



反対から言えば、

部下を無能評価する上司こそ、無能。

こういう人こそ早く社会から退場させるべき人です。



あなたは、自分を高く評価し続ければいい。

自分を無能だと思い込まないでください。

他者評価はどうしようもないですが、

自己評価だけは、高く保ってくださいね。



【実践編】

1 上司の部下に対する責任について考えてみましょう。

2 上司は、その責任を果たしているかどうかを考えましょう。

3 責任を果たしているなら、しっかりとその話を聞きましょう。
  責任を果たしていないから、聴く価値がゼロなので無視。