根本問題を生じさせるジレンマを見つける。【人の役に立つためのマーケティング】 | パワハラ・職場いじめ脱出プロジェクト!

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パワハラ・職場いじめ被害者に、安全にパワハラ職場を脱出する方法を、メンタルコーチ・身近な街の法律家・元医療法人理事が、優しくお伝えするブログ

バリュー・プロポジションを発見し、

顧客の根本問題を発見したら、

その根本問題を解決する方法を探します。



もちろん、その方法は簡単ではありませんが、

不可能ではありません。



問題の定義の仕方はいくつかありますが、

ジレンマとして定義することもできます。

ジレンマというのは、「~したいのに、~できない。」という状態です。



たとえば、「職場を変えたいけれど、職場を変えられない」という状態があれば、

それはジレンマです。

このジレンマを解消することが、

問題を解決することになります。



そして、今取り扱っている問題は、根本問題ですから、

ジレンマを解消することは、根本問題の解決につながるのです。



そのジレンマを解消するためには、それぞれの行動の目的を考える必要があります。

職場を変える目的は、健康を維持することかもしれません。

職場を変えない目的は、収入を維持することかもしれません。

そうなると、理想としては健康を維持しながら、収入を維持することでしょう。



職場を変えずに、健康を維持するというのは、

おそらくコミュニケーション能力を上げて、パワハラなどをなくすということになるのかもしれません。

ただ、これは現実的にはかなり難しい。



もう1つの方法が、収入面で同じような場所へ転職することです。

しかし、日本においては転職すれば基本的には収入が下がります。

そうなると、副業や起業で、収入を維持するのが、目指すべき方向性としてはよいと思います。



もちろん、方向性としては理想的であっても、

それが実際に根本問題を解決するのか、

その他の問題を解決することにつながるのか、

実行することによって悪影響が生じる可能性があるのではないか、

そもそも実行不可能ではないか、

などの反論が十分に予想されるところです。



ですから、次はこのような反論に備えるべく、

解決策が実行されるとどうなるのかを、

シュミレーションすることになるのです。