先月12月に読んだ本と観た映画をまとめておきます。

振り返ると、映画をたくさん観てました。

 

 

 

ピンクマカロン読んだ本ピンクマカロン

 

 

 

 

 

 他にも、
 
『猟奇歌』夢野久作
猟奇歌 [ 夢野久作 ]

 夢野久作の短歌が約百収録されている。

五七五七七の三十一文字の中に広がる独特の世界。なぜかクリスマスイブに読んでいたが、決して聖なる日に読む歌ではない。
にんげんが
皆良心を無くしつつ
夜の明けるまで
ダンスをしてゐる
 

 

ピンクマカロン読んだ本と観た映画マカロン
 

 

 

 

 

マカロン観た映画マカロン

 

 

 

 

他にも色々観た!

 

『ノマドランド』

ノマドランド (字幕版)

クロエ・ジャオ監督。原作の『ノマド 漂流する高齢者たち』はノンフィクションだとか。

現代版のノマドは車上で生活を送る人たちのことをいうのかな。日本では不可能なことだし、自分にはできそうもないことだから興味深く見た。

アメリカの広い地を移動しながら車上生活を送る人たち。自らが選び取った自由だ。ただし生活は容易ではない上、途方もない孤独がつきまとう。

そんな孤独とどう立ち向かうか。主人公のファーンは、思い出と詩に支えられながらノマドとして自由と孤独を選んだ女性だった。心の支えにしてきた詩はシェイクスピアのソネット18番(記事最後に詩を載せた)。

淋しいとかそういう印象はなくむしろ前向き。ちょっと憧れる。

 

 

『バグダッド・カフェ』

バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版 (字幕版)

パーシー・アドロン監督。

こういう話もいいね。気だるいカフェ、ヒステリックな女主人、退廃的な常連客。太った中年のドイツ人女性が、バグダッドカフェに生気と笑顔をもたらす。なんだか女二人の奇妙な友情が生まれちゃったわね。

今でも頭の中で "Calling You" が鳴り響いてる。

 

 

『風と共に去りぬ』前後編

風と共に去りぬ (前編)(字幕版)

 

風と共に去りぬ (後編)(字幕版)

マーガレット・ミッチェル原作の名作。監督はビクター・フレミング。

ヒロインのスカーレットは、『欲望という名の電車』のヴィヴィアン・リーとはまるで別人で、知らなければ同じ女優さんだと気づかなかったかも。

スカーレットは気の強いお嬢さん。恋愛はすべてすれ違いでうまくいかなかったけれど、恋に破れるたびにさらに強くなっていき、生きる力とか、ほんとたくましかった。

 

 

『砂の器』

砂の器 デジタルリマスター版

松本清張原作の有名な作品。野村芳太郎監督。

脇役なんだけれど、加藤嘉という俳優さんの演技が狂気で一番すごかった。

「宿命」って曲を書いた音楽家が出てくるんだけれど、宿命…なんて重たい響きだろう。

 

 

龍龍

 

 

以上、長くなりましたが、おつきあいいただきましてありがとうございました。

(★´∀`)ノ。。。。。+❤ฺ·。❤ฺ·。+❤ฺ·

 

 

 

    

Shall I compare thee to a Summers day?

Thou art more louely and more temperate:

Rough windes do shake the darling buds of Maie,

And Sommers lease hath all too short a date:

Sometime too hot the eye of heauen shines,

And often is his gold complexion dimm'd,

And euery faire from faire some-time declines,

By chance,or natures changing course vntrim'd:

But thy eternall Sommer shall not fade,

Nor loose possession of that faire thou ow'st,

Nor shall death brag thou wandr'st in his shade,

When in eternall lines to time thou grow'st,

 So long as men can breath or eyes can see,

 So long liues this,and this giues life to thee. 

 

The Sonnet No18  W.Shakespeare