先日、熊野市の図書館に行った時、たまたま手に取って読んだ本です。
『里山・里海暮らし図鑑』ーいまに活かす昭和の知恵ー
刊行日: 2012年5月
著者:養父志乃夫=著

その内容はと言いますと、、
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(本文から)
東日本大震災により原子力エネルギーの安全神話が崩壊し、身の丈にあった暮らしの術が見直されるべき時期が到来した……
激変する社会において、燃料や食料、水といった生活必需品をどうやって確保したらよいのか?
持続可能な生活を取り戻し、次代につないでいくために、先人に学ぶべき古くて新しい知恵を探る。
-------------
として、昭和30年代までの日本中の里山里海で、持ち込まず持ち出さずその集落の中だけで、食料、燃料、生活資材などを自給し循環させていた、日本人の実際の暮らしの様子やノウハウ、生活の知恵が、たくさんの写真と共に紹介されているという、素晴らしい本でした。
そうですよね、今の現代社会からは考えられないですが、50年ぐらい前までは、縄文時代から数千年という長きに渡って、各地域の中だけで人間が生きていくために必要な、食や燃料や生活資材をすべて賄っていたんですよね。自然環境を壊すこともなく(自然を壊すな、いや経済発展が大事だ、という議論すら起こることもなく…)、循環型で持続可能的な暮らしが当たり前だったんですよね。
そして、この本の中では、そんな農業や漁業や野草採取などの、実際の里山里海での暮らしの様子や生活の知恵だけなく、地域の絆、支え合い助け合った絆、横のつながり、ご先祖さんから受け継ぎ、そして子孫へと繋いでいった縦のつながり、次世代への絆、このことをとても大切にしていた様子も本の中に書かれてありました。
本の最後のほうに書かれてあった、現代社会で失ってしまった心の絆のことについて・・・
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「失った心の絆」
少し前まで、集落に生まれ、暮らし、集落で一生を終えるのが普通であった。近代化による科学、経済至上主義は、互いに支えあい自然と向き合って暮らす絆と仕組み、心をずたずたに切り裂いた。子供、親夫婦、老夫婦が一つ屋根の下で暮らした家々を核家族に分断させた。田舎の暮らしを古いもの、封建的なものとして消し去ることに終始した。人を競争させ、負け組と勝ち組を生み出した。競争の勝ち組は、個々に「経済生活を楽しむ」。生きていくための技や作法は、親から子へ、子から孫へと伝えられてきた。しかし、科学、経済至上主義は、これを伝承する仕組みを消失させた。互いに支えあい、暮らしや次代を育むことを忘れさせた。それだけではない。支えあうことを次代に伝える仕組みも崩壊させた。地域で子供を育てる絆が消え、個が個を育てる現実に向かいあう。
----------------------
う~ん、なんだかとても考えさせられます。
次世代というものを本当に、みんなが当たり前に考えて暮らしていたんですね。

それから、昭和30年代までの集落を取り巻く里山の環境と、現代の里山環境の変化の比較図が載っていました。
昭和30年代までは、集落の回りに田畑があり、その回りに薪や炭などを調達する薪炭林、そして奥には草刈り山や家畜を放牧する放牧地があり、その奥にはまた薪炭林があり、その奥の標高の高い奥山には人間は決して立ち入らなかったそうです。
それによって、山に住む動物との生態系のバランスが保たれていたようです。
ところが、現代では、集落の回りに田畑があり、その回りには耕作放棄地が広がり、その億には杉とヒノキが植林された広大な放葉林が広がっています。
確かにこの風景が現代の日本中の多くの田舎で見れる風景です。里山の環境自体もがらりと変わってしまったことが分かります。

今のニュースとか社会情勢とか、国がやってることを見てると…いろいろと言いたいことはありますが、夜明け前が闇が一番深いと言います、、
個人的にはそんな世の中の流れを横目でちらりとみるぐらいにして、自分が今できることを希望を持って自分ができる範囲で淡々とやっていくしかないです。
☆僕にはこんな夢があります。
※公式フェイスブックページをやってます。(自分で撮った写真に一言沿えた記事を、不定期で更新をしてるので、よければ『いいね!ボタン』をポチッ~とお願いいたします!)
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『里山・里海暮らし図鑑』ーいまに活かす昭和の知恵ー
刊行日: 2012年5月
著者:養父志乃夫=著

その内容はと言いますと、、
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(本文から)
東日本大震災により原子力エネルギーの安全神話が崩壊し、身の丈にあった暮らしの術が見直されるべき時期が到来した……
激変する社会において、燃料や食料、水といった生活必需品をどうやって確保したらよいのか?
持続可能な生活を取り戻し、次代につないでいくために、先人に学ぶべき古くて新しい知恵を探る。
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として、昭和30年代までの日本中の里山里海で、持ち込まず持ち出さずその集落の中だけで、食料、燃料、生活資材などを自給し循環させていた、日本人の実際の暮らしの様子やノウハウ、生活の知恵が、たくさんの写真と共に紹介されているという、素晴らしい本でした。
そうですよね、今の現代社会からは考えられないですが、50年ぐらい前までは、縄文時代から数千年という長きに渡って、各地域の中だけで人間が生きていくために必要な、食や燃料や生活資材をすべて賄っていたんですよね。自然環境を壊すこともなく(自然を壊すな、いや経済発展が大事だ、という議論すら起こることもなく…)、循環型で持続可能的な暮らしが当たり前だったんですよね。
そして、この本の中では、そんな農業や漁業や野草採取などの、実際の里山里海での暮らしの様子や生活の知恵だけなく、地域の絆、支え合い助け合った絆、横のつながり、ご先祖さんから受け継ぎ、そして子孫へと繋いでいった縦のつながり、次世代への絆、このことをとても大切にしていた様子も本の中に書かれてありました。
本の最後のほうに書かれてあった、現代社会で失ってしまった心の絆のことについて・・・
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「失った心の絆」
少し前まで、集落に生まれ、暮らし、集落で一生を終えるのが普通であった。近代化による科学、経済至上主義は、互いに支えあい自然と向き合って暮らす絆と仕組み、心をずたずたに切り裂いた。子供、親夫婦、老夫婦が一つ屋根の下で暮らした家々を核家族に分断させた。田舎の暮らしを古いもの、封建的なものとして消し去ることに終始した。人を競争させ、負け組と勝ち組を生み出した。競争の勝ち組は、個々に「経済生活を楽しむ」。生きていくための技や作法は、親から子へ、子から孫へと伝えられてきた。しかし、科学、経済至上主義は、これを伝承する仕組みを消失させた。互いに支えあい、暮らしや次代を育むことを忘れさせた。それだけではない。支えあうことを次代に伝える仕組みも崩壊させた。地域で子供を育てる絆が消え、個が個を育てる現実に向かいあう。
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う~ん、なんだかとても考えさせられます。
次世代というものを本当に、みんなが当たり前に考えて暮らしていたんですね。

それから、昭和30年代までの集落を取り巻く里山の環境と、現代の里山環境の変化の比較図が載っていました。
昭和30年代までは、集落の回りに田畑があり、その回りに薪や炭などを調達する薪炭林、そして奥には草刈り山や家畜を放牧する放牧地があり、その奥にはまた薪炭林があり、その奥の標高の高い奥山には人間は決して立ち入らなかったそうです。
それによって、山に住む動物との生態系のバランスが保たれていたようです。
ところが、現代では、集落の回りに田畑があり、その回りには耕作放棄地が広がり、その億には杉とヒノキが植林された広大な放葉林が広がっています。
確かにこの風景が現代の日本中の多くの田舎で見れる風景です。里山の環境自体もがらりと変わってしまったことが分かります。

今のニュースとか社会情勢とか、国がやってることを見てると…いろいろと言いたいことはありますが、夜明け前が闇が一番深いと言います、、
個人的にはそんな世の中の流れを横目でちらりとみるぐらいにして、自分が今できることを希望を持って自分ができる範囲で淡々とやっていくしかないです。
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