「勤め」と「務め」~2つの「つとめ」について 1 | 感性工学博士の小山雅明のブログ、人生観、集客看板、色、仕事観など全て感じた事など。

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40年間経営をやって来て、集客看板では一人者と言われた工学博士。会社は年商10億、従業員200人を超えるようになった。が、仕事を離れた今、思う事を伝えたい。

「勤め」と「務め」2つの「つとめ」について1

 

「つとめる」ことについてお話ししたいと思います。

「つとめる」と聞いて、みなさんはどういう漢字を思い浮かべるでしょうか? 多くの人は「勤める」という文字が、まず脳裏に浮かんでくるかと思います。

 

しかし「つとめ」に当てはまる漢字は「勤め」だけではありません。「務め」という言葉もあります。つまり「つとめ」には2種類の言葉と意味があるわけです。

「勤め」と「務め」。

社会人として私たちは、常にこのふたつの「つとめ」を心に刻むべきだと思います。

 

会社で仕事をすることは「勤め」です。収入を得るために働くことを意味します。一方、収入には反映されませんが、「社会の一員」としての責任を果たすための自主的な活動は、「務め」の言葉で表され「役割を務める」などと表現されます。


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例えば、雪の日は近隣住民が通行しやすく雪かきをするなどです。

仕事に一生懸命励むことはもちろん大切ですが、社会で要求される役割を果たすことも、非常に重要なことだと思います。このどちらが欠けてもいけません。両方の役割を果たしてはじめて、人は本当の「社会人」になっていくのではないでしょうか?

 

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つまり、仕事をして収入を得ているから社会人ではないのです。「社会」の一員としての役割も同時に果たすことで、本当の「社会人」になっていくことを知ってほしいと思うのです。

 

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