モノは売ろうとするから売れない!油を売ればモノは売れるかもよ! | 大分県 中津市 ソーシャル豆腐屋 『まさしの豆腐奮闘記』 ブログ

大分県 中津市 ソーシャル豆腐屋 『まさしの豆腐奮闘記』 ブログ

SNSを活用しながらお客さんとの関係性を深めていくスタイルで手造りとうふの移動販売を大分県中津市を中心に県内外でやっています。私がお届けしたいものは、お豆腐を通じてどれだけハッピーになってもらえるかが一番大事に思っています^_−☆

『まさしの豆腐』の方がわかりやすいと言われる三楽工房の原田です^_-☆

私も豆腐屋になって10年以上の年月が流れましたが豆腐を作り始めた頃必死であることをアピールしてました。

どこどこのなになにの大豆を使い、水は湧き水で、ニガリはなになにの……

よくあるこだわりです。

こんだけうんちくを言えば大抵の方は値段を聞いてきます。

そこで購入する購入しないは
それぞれの方の価値観で判断されます。

その時の比較対象と言えば、
市販されてる豆腐』
私のつくる豆腐』です。

こだわりを持たない方であれば、私の豆腐を選ぶ必要はないのです。

言い換えれば、単なる高い豆腐なのです。

その時点で私の見込み客は、
こだわりのある人になるわけです。

大都会なら人口からしてもこだわりの方対象でもかなりの方々がいるでしょうけど私の住む町みたいに人口の少ない中でこだわりを求めれば極々少人数の方を対象にしていくことになるのです。

私以上にこだわりを持って豆腐を作る人が出てきたらどうでしょう⁇

仮に
私にしかつくれない豆腐が存在するんだったら比較するものがないわけです。

であれば
何を伝えるべきか⁇

材料のこだわりじゃなく、
どんな人がどんな風にどんな想いでこの豆腐を作ってるのか⁇

こんなことがしっかり伝われば
モノは売らなくても想いが売れていくじゃないか⁇

油を売りまくれば
モノは勝手に売れるはず‼︎

モノを売らない‼︎って言うと
じゃあナニを売ってるの⁇って質問されそうですが

もちろん
私の場合は豆腐を売っていますよ(笑)

豆腐を売る行為は最終的な結果であって

プロセスは、
もちろん油売りです。

油も新鮮な油でなければならない!
ましてや酸化したような油は逆効果!

リアルタイムで油が売れたらどうだろう⁇

それがSNSだと思います。

今の『油売りの豆腐屋』の原点を確立させてくれたお店があるのですが、

このお店に伺ったことが
長年にわたり知らず知らずにかけ違ってしまった点と点を1本の正しい線に紡いでくれることになるのです。

次回のとうふ奮闘記は、
そのお店の出会いからお話していきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m