「"SpaceX"の躍進と民間宇宙ビジネスの未来」 | 定年後の風景

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前回スペースXもの書いた時に、末尾に見つけたその前の記事が、以前に見逃したものではないかと思えたので読んで見ます。同じ著者のものなので、そう外れはないと思うのですがどうでしょうか。書き始めてから読み始めるのは初めてかも知れません。以前に読んでたものなら、途中で思い出すかもですが。

 

早速人が乗る宇宙船をクルードラゴンと言うのは憶えてましたが、冒頭の写真の説明で、貨物を運搬する宇宙船はカーゴドラゴンと呼ぶのは、ニュースにも出てこないし、もう忘れたか最初からそう呼んで無かった気もするんですけどね。ま、また一つ多分覚えました。

 

最初は国家と民間の配分について書いてて、早速よろしいなあ。そこにはファルコン1の開発からファルコン9の成功と引き続いて、クルードラゴンによるISSとの有人飛行の実用化が華々しい歴史として書かれてます。

 

クルードラゴンにより、50年前のソ連製ソユーズを使わなくて済むようになり、画期的成功を生みました。因みにロシアはまだソユーズを使ってる筈で、勿論新規開発など出来ず、中国も基本はソ連製のロケットと宇宙船を継承してると思いますよ。

 

殆ど秘密なので何も分りません。先日は帰還用の大パラシュートに穴が開いてたとニュースになってました。一方民間で認められたグラマン社は、開発が捗らず、今月にでも打ち上げるスターライナーが、初の有人飛行となるでしょうか。

 

まあ大体は、優秀な技術者は先進的な方に行くのが当り前で、民間2社に競争させるのは無駄で危険だと思うのは前にも書きました。専門的なことは分りませんが、外形見ただけで、グラマン社のものはアポロそのままで、安心感はありますが、要は旧来のNASAの思想を受け継ぐ保守性が見えて仕方が無いんてすけどね。

 

スペースX社のものは、どこまでも突飛ですが、実際成功すると、その思想の先進性が分りますわな。どこまで続くか分りませんが。次に、こうした民間宇宙開発プログラムが要約して列挙されてます。

 

あまり世間には出て来ないかと思いますが、本記事で以降はこの項目で展開してるようなので書いておきます。


「小型ロケットの「ベンチャー級輸送サービス(VCLS)」
 アルテミス計画における民間月面輸送サービス「CLPS」
 有人月面着陸機を開発する「HLS」」


次に欧州でも同様の考えと仕組みで、民間移行を進めていて、仏国のアリアンロケットが実績上では有名ですが、進行は順調では無いと書かれています。次に日本では、JAXAを中心に、小型月着陸実証機「SLIM」の着陸と撮影機の成功が書かれてます。

 

ロケットのことはここには書かれてなかったです。以降の記事は、日本の宇宙開発資金と制度について詳細記述されてます。最後に英国ではヴァージン・オービット社の空中発射式が失敗して、頓挫していると記されています。

 

記事はここまでで、日本のロケットのことが書かれて無いのは、それだけで記事が膨大になるためか、他にそれだけの記事があるのかも知れません。