ダイエットと商売と広告の悲惨 | 東京・横浜物語

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西麻布に生まれ育ち、現在は横浜に居住する筆者が、
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「ダイエットと商売と広告の悲惨」

 

不摂生が原因でブッ倒れた挙げ句、

当初は末期ガンや脳血管障害まで疑われ、

その後もありとあらゆる生活習慣病をギリギリでかわして来て、

3年半以上の月日が経過しています。

 

この間、医療ダイエットや筋トレ、

その後はマラソンに登山に、不摂生時代とは全く違う生活体制になっています。

 

食生活も極めて大きく変わっていて、

その食品がどう言う物なのかを調べるようになっています。

 

タバコやお酒については、

近年では非常に厳しい広告規制まであり、

タバコの広告はもう目にする事はありませんし、

映画やドラマでも喫煙シーンは排除されています。

 

お酒の広告はまだまだ沢山ありますが。

 

まあ一応それでもタバコとお酒はそもそも厳しい年齢制限がありますから、

問題はあれども、基本的には大人の自己責任と考える事も出来ます。

 

問題は、最近娘が教えてくれたリンク先の記事にある、

ペットボトル飲料であり、

ペットボトル症候群として深刻な事態になっている事にあります。

 

最近では私は自宅では先ず口にする事が無くなっているペットボトル飲料です。

 

口にする時はフルマラソンか25km以上のランの時か、

あるいは登山の時くらいです。

 

この時は逆に糖分を摂取しないとハンガーノックしますので、

非常に有難い飲み物になります。

 

しかしながら、私のような飲み方をする人はむしろ極めて稀だと思います。

 

大抵は暑い日は気軽に500mlのペットボトル飲料を自販機で購入してガブガブと飲むかと思います。

 

健康に気を遣っている人だと、

麦茶だとか緑茶、あるいは無糖と表示されているコーヒーや紅茶を飲んでいるかと思いますが、

多くはスポーツドリンクやジュース、炭酸飲料を飲んでいるかと。

 

非常に厄介なのは、やはり広告表示です。

 

巧みに乳酸菌入りだとかビタミン入りを謳っている商品は非常に多いです。

 

あるいは果汁〇%だとか、何らかの自然系の言葉を入れたりとか。

 

問題は、アルコール類と違って、糖分量の表示が極めて小さくしか記載されていない現実があります。

 

お酒の場合は、大きくアルコール度数〇%と表示されています。

 

しかしペットボトル飲料には余程注意して見ないと見逃すほど小さな表示になっています。

 

問題は使われている「糖質の異常な多さ」にあります。

 

分かり易いようにリンク先の記事で使われていた図を掲載しました。

 

激しいスポーツをする人のためのスポーツドリンクが、

皮肉な事にスティックシュガー(3g)に換算すると500mlで9本分となっています。

 

私達の家庭生活ではコーヒーや紅茶に3本入れていたら甘党だと思われるスティックシュガー。

 

これがスポーツドリンクだと9本分。

 

しかし、あくまでもスポーツ用なのである程度理解出来る量です。

 

私もマラソンや登山では重宝しています。

 

けれども問題はカフェオレだとかオレンジジュース、さらにはコーラなど、

むしろ普通の食事時などに飲むものの極端な砂糖の多さです。

 

カフェオレで何と14本分。

 

オレンジジュースで17本、コーラで19本。

 

スティックシュガーをコーヒーに19本入れて飲んだ場合、

皆、その人物を狂っていると思うはずです。

 

しかし、コーラだと普通に摂取している事になります。

 

そして一番ヤバいのが皆何となく健康に良さそうと思い込んでいるヨーグルト飲料。

 

乳酸菌入り、とか何とか書いてあるアレ。

 

何とスティックシュガー22本分。

 

これは規制が無い分、お酒より性質が悪いのではと思うのであります。

 

広告も悪い。

 

メーカーも悪い。

 

消費者が美味しく感じるなら砂糖を22本入れるとは。

 

売れるなら何をヤッてもいいと思っているのでしょう。

 

もう少し厳しい、否、もっともっと非常に厳しい規制を導入すべきではないだろうかと思ってます。

 

先日、コーラを一番よく飲むメキシコの街を取材したYouTube動画を見ましたが、

酷いものでした。

 

住民への広告も酷いため、ほとんどの者が糖尿病はストレスでなると答える有り様。

 

物凄い数の糖尿病患者が発生しているがまるで改められない生活習慣。

 

タバコのコマーシャルを見なくなって久しいですが、

炭酸飲料などのこの種の砂糖ギトギト飲料もそうすべきではないだろうかと思ってます。

 

この砂糖の数値はいくら何でも酷過ぎです。

 

こうして改めて換算してみないとほとんどの者が気付けない酷さ。

 

広告、印象操作、利益の飽くなき追求の恐ろしさ。

 

人の命なんかどうでもいいと言う姿勢。

 

これは相当酷いです。