雨が降り始めると | 東京・横浜物語

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西麻布に生まれ育ち、現在は横浜に居住する筆者が、
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「雨が降り始めると」


先ほど職場を出て少し行ったら雨がポツリポツリと降って来た。


近くのポストで郵便物を出すためなので傘を持って出なかった。


空を見ると特に黒雲に覆われている訳でもなく、

もちろん積乱雲でもないのが分かった。


むしろ晴れ間も確認出来たので一瞬迷った。


しかし私はクルリと反転し職場に戻り傘を持ち出した。


案の定、みるみるうちに雨は本降りに。


一旦降り出した雨は夕立でなくとも意外なスピードで襲って来ると思う。


反転した理由は昨年の富士登山の富士宮ルートからの下山中の体験による。


元祖七合目を過ぎて新七合目に向かっていた時のこと。


その日の天気予報は午後6時から雨。


時間は午後1時くらい。


私は遅くとも2〜3時くらいには着きたいと思い歩行速度を上げていた。


下方に発達中の積乱雲が確認出来た。


予報が早まる可能性もあるなと思って、

ともかく先を急いでいた。


だが、ボタッボタッと降り始めた。


積乱雲のものではないと思うも、

雨足は非常に速い。


即座にリュックを下ろして雨具を取り出すも、

急な坂故に思うように動けない。


アッと言う間に濡れ始めるも、

ギリギリ何とかかわせた。


その後、一旦雨は止み、

暑くなり雨具をしまった。


午後2時過ぎにようやく六合目に到着。


あと20分くらいで五合目に着くと言う時、

辺りは霧に包まれて弱い雨が降り出した。


いよいよ積乱雲の本体が迫っているのが分かった。


かわせると直感し、歩行速度をマックスにして、

雨具を着ないで何とか五合目の休憩所に飛び込んだ途端に大雨。


さらにバスに乗った直後に雷と集中豪雨に。


登山道は川になっていた。


こんなに恐いのかっ!!と非常に驚いた。


運良くギリギリかわせたが紙一重だった。


予報より3時間早く積乱雲が来た。


この経験から雨足が弱くても即座に傘を取りに戻るようになっている。


もともと鞄を持つような外出時には必ず傘を持って行くが、

さすがに近所はその限りではない。


まあともかく雨足。


想像以上に速いと思う。