病気やケガでトレーニングが出来なくなった時の生き方について | 東京・横浜物語

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西麻布に生まれ育ち、現在は横浜に居住する筆者が、
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「病気やケガでトレーニングが出来なくなった時の生き方について」

 

災害対策の考え方で一番危険なのは「ゼロ100思考」だと思っておりまして、

それは何度も書いて来ております。

 

これは興味のない分野に対した時に見られる典型的な思考パターンでして、

完全じゃないなら全部やらない、と言うものです。

 

うちは耐震設計の家は無理だから災害対策なんかしない、

と言うような考え方と言えば分かるかと思います。


大抵の物事には段階とか順序がありますが、

それを一切無視していきなり最高か最低かで選択をする行為です。

 

健康に関しては食欲や酒、タバコと言う非常に厄介な物が存在しているため、

その強烈な欲望の前にダイエットやトレーニングなどの行動をしない人は非常に多いです。

 

中には病気になっても酒やタバコを続けたり大量食いを止めない人も普通にいます。

 

そのようなタイプは普段からトレーニングだとかスポーツには興味が無いため、

ゼロ100思考をして来る確率は非常に高いと感じています。

 

3年前から始まった私の医療ダイエットとトレーニングの世界でしたが、

最近、若い頃に不摂生していた知り合いの3人全員が死んでいたのを知り非常に驚きまして、

ダイエットとトレーニングの大切さを改めて強く認識しています。

 

しかしながら、トレーニングと言うヤツは非常に厄介であります。

 

健康ではないと出来ないからです。


しかしふと気付きました。


健康ではない者がやるのは同じ筋トレでもリハビリと呼ばれているに過ぎないのだ、と。

 

現在の私は弱い腰痛がなかなか治らず、

全ての運動を中止しています。

 

もしかして重大な病気で復帰出来ないのでは?などとも考えてしまいます。

 

そしてそれはともかくとして、

やはり段階別にトレーニングも考えておくべきだと思い始めています。

 

ついつい自分が動けるうちは傲慢になり、

ランニングをメインにして筋トレはこうで、

などと書いておりますが、

あくまでもこれは健康で動ける人が対象の話です。

 

走れない、歩けない、立てない、動けないと言う状態も想定しておかないと、

いずれそうなるのは確かなので危険であると思い始めています。

 

そう考えると、筋トレこそがリハビリと言う観点に立っても一番大切なのが分かって来ております。

 

たとえ走れなくなっても歩けるなら歩く。

 

立てないなら立てるように筋トレをする。(=リハビリ)

 

動けないなら動けるように筋トレをする。(=リハビリ)

 

フルマラソンや富士登山、アルプス登山は動き回る行為の頂点に君臨するものであります。

 

誰にでもは出来ない事です。

 

むしろ出来ない人の方が多いです。

 

また今出来ている人でもいずれ出来なくなります。

 

出来なくなったら低山に行けばいいし、

フルマラソンが無理になったらハーフマラソンにして、

それがダメなら10kmでも5kmでもいいですし。

 

とうとう走れなくなったら歩けばいいですし。

 

トレーニングと言うものは、常に上昇出来るとは限らない、と言う想定。

 

しかし出来る範囲で続けなくてはいけない、と言う想定。

 

そんな事を考えている今日この頃であります。

 

治らない腰痛・・・幸い痛みは酷くはありませんが。

 

かなりキツいです。