「無意識のジャッジに気づく」 | フローな人生の見つけ方 Masaブログ

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人間関係の悩み解消・メンタルコーチ

情熱メルマガ Vol.3974

 

「無意識のジャッジに気づく」

 

メンタルコーチのマサです。

 

 

「偉人の名言」

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自分の価値観で人を責めない。

一つの失敗で全て否定しない。

長所を見て短所を見ない。

心を見て結果を見ない。

そうすれば人は必ず集まってくる。

 

吉田 松蔭

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マネジメントで相手に対して、

無意識に「ジャッジ」をしている

ケースがあります。

 

正解か不正解か。

白か黒か。

善か悪か。

 

といった、二者択一の思考、

「白黒思考」が経営者や

マネジャーにはありがちです。

 

人は一日に3万回の思考をしている

と言われます。

 

その中には、

判断や決断をしていくことが

たくさんあります。

 

しかし、「人材育成」においては、

この「白黒思考」をやっていると、

人が育たないだけでなく、

人間関係が破綻していきます。

 

人は「自分は正しい、相手は間違っている。

間違っていることを正してあげることが

私の使命である。」という信念を持って

います。

 

世の歴史を見ても、

天動説と地動説の論争において、

 

地動説を発見したポーランドの

コペルニクスは天動説を主張する人の多さに

恐れを抱き、その説の完成後も30年に渡り、

発表をためらいました。

 

その後、地動説を主張したガリレオは

裁判に負け、投獄されてしまいます。

 

ローマ教皇は裁判の見直しを行い、

最終的にヨハネ・パウロ2世が、

裁判が誤りであったことを認め、

ガリレオに謝罪しました。

ガリレオの死去から350年後の

ことです。

 

頑なに「自分が正しい」という姿勢を

貫き過ぎると、周りの人は、

そのジャッジを恐れ、

潜在意識では行動をしないようにと

考えます。

 

そうなると、人は成長のための

チャレンジを無意識に避けて

しまいます。

 

上司やマネジャーの無意識のジャッジが

部下の無意識の逃避を生み出して

いるのです。

 

「白黒思考」は自分や周りの人を

生きづらくしていきます。

 

「自分は正しい」という自信を持つ

ことは大切ですが、

相手の言うことにも「一理」あるのでは?

白黒思考よりもカラフル思考にしましょう。

 

自分は正しい、相手も正しい。

 

相手がそう思っていることを

素直に聞いてみることです。

 

シンプルに受け入れてみると、

お互いの人間関係が良好になって

いきます。

 

ジャッジを手放し、

理解に心がけましょう。

 

間違いを正すより、

間違いに気づけるよう、

相手を思いやることが

人を育てる秘訣であり、

支援となります。

 

「みんなちがって、みんないい」

 

これからの時代に大切な

価値観です。

 

違いを尊重していきましょう。

 

マネジメントは

やり方2割、あり方8割。

 

真のリーダーのあり方を。

 

今日もあなたの心に

情熱スイッチオン!

 

愛と感謝と尊敬を込めて、

マサ

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■追伸

 

週末は広島でライブ、そして、

大阪でフローライフアカデミーの

仲間の講演会の司会をしてきました。

 

こうして、仲間と充実の毎日を

過ごせるようになったのは、

ジャッジを手放したからです。

 

この4年間、「ジャコティー」を(笑)、

心がけてきました。

 

私の開催する無料オンラインセミナー

で提唱してきた、

幸せな人間関係を育む「レシピ」です。

 

「ジャコティー」とは、

相手に対して、

 

ジャッジしない。

コントロールしない。

ティーチングしない。

 

という「三原則」です。

 

これは平和のために提唱されている

非核三原則の「持たず、作らず、持ち込ませず」

と同じように重要で、

 

人間関係における「心の戦争」を

撲滅するために、私は提唱しています。

 

身近な人との人間関係が良好で

なければ、幸福な人生は生きれません。

 

まずはジャッジを手放すことで

私は幸せで心豊かな毎日を過ごせて

います。

 

これからも世の中を生きやすく

幸福度の高い国にするために

この「ジャコティー」を伝えて

いきます。

 

今日もフローな瞬間を!

感謝を込めて、マサ

 

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「情熱メルマガ」発行:是久昌信

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