平成31(2019)年の撮影振返り 4月編その① | ふなたんのブログ

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大阪シティバスへの移行後初の新車となる乗合車6台のうちの1台29-2361(住之江)。新デザインの1つで,鮮やかな青色の濃淡に白色の模様をあしらっています。

平成31年導入の新車6台は中津と住之江の営業所へ3台ずつ配置されました。新デザインは3タイプあり,画像はその中の一つです。1台ずつで撮影出来るのか不安でしたが,到着して僅か10分で撮影出来たので,驚きつつ撮影出来た事に感謝しました。

今までにないカラーリングで斬新です。4月3日(水)住之江営業所(敷地外)にて 

 

▲こちらも平成31年に導入された大阪シティバスの新車の1台29-2362(住之江)。緑味を強めた青色塗装で,水中の気泡のような白い水玉がはじけたデザインで,新デザインの別バージョンです。新デザインはいずれも大阪シティバスのマークの色の青色を基調にした寒色系をまといます。

こちらもこれまでにないカラーリングです。

一つ前の画像の2分前に撮影しており,10分の間に新デザイン車2種類を続けて撮影出来た事に感謝しました。残る新デザイン車との遭遇は中々無く,撮影出来るまで時間がかかりました。

4月3日(水)住之江営業所(敷地外)にて 

 

▲南海バス堺営業所配置の日野自動車セレガ。ずっと撮影したいと思っていた,南海バスの夜行高速バスの「サザンクロス」塗装車を,やっとこの日撮影出来て念願叶い凄く嬉しかったです。

4月4日(木)大阪市内にて

 

▲Osaka Metro御堂筋線21系第13号編成が中間更新改造・車内リフレッシュ化改造,定期検査を終え四つ橋線内で出場前の試運転を行う場面を,偶然撮影出来ました。

試運転の情報は事前に得ていなので出向いても空振りになる事が多く,この様に運良く撮影出来ると喜びはとても大きいです。 4月8日(月)四つ橋線玉出駅にて

 

Osaka Metro四つ橋線を走行する御堂筋線21系第13号編成,「試運転」と駅の柱に掲出されていた「Osaka Metro(大阪市高速電気軌道)開業1周年」記念ポスターとの組合せ。駅に到着しポスターが貼られているのを見つけ,試運転列車と絡めて撮影する事にしました。

4月8日(月)四つ橋線花園町駅にて

 

▲泉北高速鉄道3000系3522-3521編成(4連)+3000系3524-3523編成(4連)。

3522-3521編成,3524-3523編成で組成される場合,3522-3521編成が難波側(画像では奥側)に連結されている場合が多く,画像のように和泉中央側に連結されるのは珍しいです。

この組成は初めて撮影した気がします。

車内内装がリニューアル工事により7020系に準じているので,機会を見て車内も撮影したいと考えています。 4月8日(月)南海高野線天下茶屋駅にて

 

泉北高速鉄道7000系7752-7551編成(2連)+7000系7510-7509編成(6連)。

7000系2連編成は,7511-7512編成(4連)から両先頭車7512,7511を改造し車両番号を7752,7551へ改番し誕生しました。

7511-7512編成の中間車2両は,7509-7510編成(4連)に組込み同編成は6連化されました。かつての同じ編成内の車両から,それぞれ新たな編成として運用されています。

7509-7510編成が,大阪府立大型児童館「ビッグバン」のキャラクター等をラッピングした「フロンティア号」となってから,7752-7551編成と連結している所を撮影したのは,この日が初めてです。4月11日(木)高野線浅香山駅にて

 

4月11日(木)に続き泉北高速鉄道7000系7752-7551編成(2連)と7000系7510-7509編成(6連)で組成された列車を撮影。泉北高速鉄道のラッピング車両が他の編成と連結し運転されるのは,珍しいと思われます。4月12日(金)高野線浅香山駅にて

 

泉北高速鉄道7000系7510-7509編成(6連)+7551-7752編成(2連)。

7509-7510編成「フロンティア号」を見かける時は6連単独で運行されており,2連編成と連結し8両で運転されるのを見たのは11日が初めてで,その時は連結部分を撮影出来ませんでしたが,この日,「フロンティア号」のラッピングと増結編成との連結が判る様に撮影出来たので一安心です。4月12日(金)高野線浅香山駅にて

 

▲南海電鉄 特急『ラピート』用50000系50506編成。3月23日(土)から運行を開始した「泉佐野市70周年×キン肉マン40周年友情タッグラピート」を初撮影。

この角度からだと,ラッピングが判りにくいです(汗)。
4月に市制施行70周年を迎えた泉佐野市の公式キャラクター「イヌナキン」と、イヌナキンの誕生に関わった漫画家ゆでたまご先生のデビュー作で5月に連載開始40周年を迎える「キン肉マン」がコラボレーションしたものです。4月12日(金)南海本線天下茶屋駅にて

 

南海電鉄50000系50506編成の両先頭車には泉佐野市の観光スポットと特産品を背景にイヌナキンとキン肉マンが、中間車にはキン肉マンに登場したキャラクターが原作のシリーズ順に各車両ごとに描かれています。運行期間は約1年間の予定です。

4月12日(金)南海本線天下茶屋駅にて

 

▲阪急電鉄観光列車『京とれいん』用6300系6354編成(6連)。平成31年1月より列車種別が「快速特急」から「快速特急A」に変更されてから初めて撮影。定期検査を終えてから日が浅いため,車体や台車・床下機器類が綺麗な姿で,新種別「快速特急A」を標記した6354編成を撮影出来て良かったです!! 4月13日(土)京都線十三駅にて

 

阪急電鉄『京とれいん』用6300系6354編成(6連)と京都線3300系3318編成(7連)の顔合わせ。かつては日常的に見られた並びも,平成22年に6300系の京都線特急運用からの引退により一部の編成を残し廃車,3300系も1300系導入により廃車が進み,京都本線上で両車が並ぶ機会も限られた曜日になるなど大幅に減ってきています。4月13日(土)京都線十三駅にて

 

阪急電鉄京都線十三駅河原町方面ホームにホードア設置により,ホームドアと6300系乗降扉の位置が異なる6300系使用の『京とれいん』は平成31年1月から十三駅が通過扱いとなりました。『京とれいん』は新しい種別「快速特急A」として運転。種別幕には「十三 通過」と小さな文字が入っています。

新種別とロゴマーク,ヘッドマーク,十三駅5号線(京都線河原町方面ホーム)の可動式ホーム柵とを絡めて撮影。4月13日(土)京都線十三駅にて


 

阪急電鉄京都線8300系8315編成(8連)。8300系の最終増備車で8300系唯一のシングルアーム式パンタグラフを搭載し,阪急の車両では珍しいボルスタレス台車を履いた車両も連結。

京都線538両(救援車2両,休車中の車両を含む)在籍する中の8両なので,運良く遭遇すると自然と嬉しくなる車両の一つです。

4月13日(土)京都本線茨木市駅にて

 

阪急電鉄京都線8300系8315編成(8連)と9300系9301編成(8連)との並び。

9300系の正面は8300系後期車(8315編成を含む)を発展させた形です。前面形状は再び垂直となり,三面体の後退角度は8300系より大きく240㎜で,幌枠部分も飛び出し鼻筋が通り,台枠上面にはステンレス製の大型の足掛が設けられています。京都線では8315編成に引き続いてシングルアーム式パンタグラフを搭載しています。

こうして並んで見てみると,デザインは阪急スタイルの流れを踏襲している事が改めて判ります。

4月13日(土)京都本線茨木市駅にて

 

阪急電鉄京都線8300系8332編成(2連)+8300系8313編成(6連)。

新たに開発されたモノリンク式ボルスタレス台車を試験装備していると,このブログ作成時に知り,次に見たら台車も撮影しようと思いました。4月13日(土)京都本線茨木市駅にて

 

阪急電鉄京都線9300系9302編成。平成13年3月ダイヤ改正で京都本線昼間時の特急列車の運転間隔が10分間隔となり,6300系だけでは不足する事になりロングシート車の運転が常態化しました。

これを解消するため,停車駅が増え性格の変わった特急用として京都線では初となる3扉セミクロスシート9300系が平成15年に登場しました。平成17年までに9302編成までの3編成製造されます。

9300系は当初はロングシート特急の置換だけの計画だと今更ながら知りました。9302編成まで側窓が阪急では初の全ての窓が固定窓となり強制換気装置が設けられています。

4月13日(土)京都本線茨木市駅にて

 

阪急電鉄神戸線9000系9000編成。9000系のトップナンバーを久々に撮影。9000系は神戸・宝塚線用の新造車両として平成18年久々に製造されました。車体デザインや基本性能は9300系に準じていますが,車体寸法は神戸・宝塚線車両で採用されている標準車体寸法となり,側窓の寸法が異なっています。座席は全てが阪急初となる片持ち式ロングシートで,3人用,2人用の仕切を設ける事により座席定員を明確にしています。以後のリニューアル車,新造車両でも採用されています。車椅子スペースは1両に1ヶ所設けられていますが,9300系と異なり収納式座席は設けられていません。神戸・宝塚線の新時代を担う通勤車として大量増備されると個人的には思っていましたが,11編成建造され投入は終了しました。 4月13日(土)神戸本線神崎川駅にて

 

阪急電鉄神戸線8000系8008編成(8連)。冷房装置が除湿機能も持つものに取替られ,屋根上のクーラーキセもステンレス製に変更される改良が行われています。平成7年1月17日発生の阪神淡路大震災で被災した車両の取替用集電装置を捻出するため,翌年3月に当編成の集電装置が下枠交差形からシングルアーム式へ換装されました。額縁タイプでは異色のスタイルです。

令和2年にリニューアル工事が施工され,前面形状の変化や,床下機器の換装が行われたので,この姿での撮影はこの日が最後となりました。4月13日(土)神戸本線神崎川駅にて

 

阪急電鉄神戸線8000系8003編成(8連)。利用客への多様なサービス提供の一環として,神戸方2両(画像では一番奥とその次の車両)をクロスシートとし扉間に4脚の転換クロスシートを配置しています。クロスシート車は8002~8007編成の6編成が建造されていますが,リニューアル工事施工により撤去されロングシート化され始めているので,無くならないうちに撮影しようと思っています。4月13日(土)神戸本線神崎川駅にて

 

阪急電鉄神戸線8000系8031編成(2連)+7000系7001編成(6連)。8031編成は平成4年12月のダイヤ改正で登場した宝塚線の10連急行用として8030編成とともに同年10月に建造された増結用の2連編成です。

平成13年度に神戸線へ移籍しています。7000系6連編成と連結し運用されていますが,増結用2連編成が検査等で不足する際は,ラッシュ時の増結運用に使用される事もあります。

平成18年から神戸本線115km/h運転開始により額縁形状から発生する列車風の影響を軽減する目的から,平成20年3月に8031で垂直部分の額縁を高さ20mmまで切り欠く工事を実施しました。同時に車両番号は,前面貫通扉から車掌台側窓下に移設されました。

その後の検証結果から額縁高さを40mmとし内側は垂直に近い形にした方がより効果的な事が確認され,平成25年12月に再改造されています。編成の反対側となる8151は,営業線で常時先頭に立たないため施工されておらず,編成の前後で異なる形状となっています。

4月13日(土)神戸本線神崎川駅にて

 

阪急電鉄神戸線7000系7007編成(8連)。平成21年にリニューアル工事を施工,前面デザインは大幅に変更され,運転台,車掌台前面ガラスの大型化し,表示幕装置と一体感を持たせたデザインとなりました。表示幕装置はフルカラーLED表示器へ換装されました。客室は,時代に合わせ9000系とほぼ同等となっています。

当編成を初めて見たとき度肝を抜かしました‼今後7000系リニューアル工事施工車両の前面はこうなるのかと思っていましたが,次にリニューアルが行われた7008編成で大幅なデザイン変更は終了となりました。2編成のみの施工に留まり,波及するのか期待していた一面もありつつ波及せずにホッとした気持ちもあります。今でも見るとオッて思います。

4月13日(土)神戸本線神崎川駅にて

 

阪急電鉄神戸線7000系7020編成(8連)。平成25年12月にリニューアル工事を終えた当編成は,前面形状は上の画像7007編成と異なり,窓の大型化や標識灯類の形状変更は行われず,車両番号が貫通扉から車掌台窓下へ移設,手摺り・足掛の新設に留まっています。この形状は,当編成と7010編成(8連)の2編成のみとなっています。4月13日(土)神戸本線神崎川駅にて

 

阪急電鉄京都線7300系7324編成(8連)。7000・7300系のVVVFインバータ制御化改造車両の前面は,当編成を含め7020編成で行われたメニューに加え,前面貫通扉窓の下方へ拡大となっています。リニューアル施工後はよく遭遇するようになった感じがします。

4月13日(土)京都本線茨木市駅にて

 

阪急電鉄京都線73000系7890。京都線でのVVVFインバータ制御装置と交流主電動機の長期実用試験車だった7310をリニューアル工事の際に改造し誕生しました。リニューアル化の際もVVVFインバータ制御装置を換装のうえ引き続き使用されるとばかり思っていました。まさか先頭車から運転台機器等を撤去し中間車化,集電装置や制御装置等を撤去し制御電動車から付随車化するとは予想も出来ず。今更後悔しても遅いですが,7310時代の床下機器を撮影しとけばと思っています。4月13日(土)京都本線茨木市駅にて

 

阪急電鉄京都線5300系5311編成(7連)。7連編成で梅田寄3連+河原町寄4連での組成は,当編成と5300編成の2本が在籍していますが,大形の種別・行先表示幕を備えているのは,当編成だけです。4月13日(土)京都本線茨木市駅にて

 

阪急電鉄京都線5300系5315編成(7連)。当編成は,梅田寄り2連+6連の8両編成で長らく運用されてきましたが,京都線の最新車両1300系投入に伴い同線最古参3300系の廃車が進み,7連編成の必要数を確保するため平成30年12月に7連に減車しました。その際に5306編成と中間車を一部交換のうえ7連貫通編成となりました。8連編成でのイメージが強いので未だに違和感を覚えます。4月13日(土)京都本線茨木市駅にて

 

▲OsakaMetro堺筋線66系第09号編成(8連)。堺筋線60系置換えと天下茶屋延伸に伴い,平成2年度から平成8年度までに第01号編成~第12号編成が導入され,60系冷房改造車置換用として平成14年度から翌年度にかけ第13号編成~第17号編成が導入されました。

同社は地下鉄車両の寿命を40年と設定し,車両寿命の中間期において中間更新と呼ぶブレーキ装置や制御装置などの主要機器を更新する工事を実施しています。

66系も第01号編成~第12号編成が製造から約20年を経過し,平成24年度から中間更新改造が進められています。施工車両は,排障器(スカート)の設置などで前面デザインが変わり印象が大きく変わりました。第13号編成以降は前面デザインが若干異なっています。

中間更新は毎年1~2編成に施工され,オリジナル前面編成は数を減らしつつあります。原型デザイン車が減ってきているので,意識して撮影するように心がけていました。

当編成は,令和3年3月に同工事が竣工したので,この日が当編成の原形デザインでは最後の撮影となりました。4月13日(土)京都本線茨木市駅にて


OsakaMetro堺筋線66系第01号編成(8連)。平成27年11月に中間更新が竣工した66系のトップナンバー第01号編成。中間更新に合わせ車内リフレッシュ化改造が施工されています。

外観は先頭車車両前面デザインが変更され,車両番号標記がVVVFロゴの位置に移動(ロゴは撤去),前面下部に排障器(スカート)取付,種別標識灯のLED化,行先表示器のマルチカラーLED式,号車表示の新設,車体の洗浄などが行われています。

車内は走行する路線の特徴を活かしたデザイン(デザイン変更)となり,堺筋線沿線の天王寺動物園にちなみ,乗降扉や連結部分の扉や乗務員室扉の化粧板を「動物柄」となっています。乗降扉と乗務寝室の扉には猿や白鳥など各種の動物のシルエットがガラスに描かれています(シークレットとして別の場所にも動物のシルエットが描かれています)。

平成30年度改造車両から沿線のデザイン系学校の学生の視点を取り入れ,堺筋線沿線の今宮戎,堀川戎にちなんだデザインに一新したので,「動物柄」の車内デザイン変更車両は,当列車第01号編成を含め3列車(第01,04,06号編成)に留まっています。

4月13日(土)京都本線茨木市駅にて