平成31(2019)年の撮影振返り 1月編その① | ふなたんのブログ

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乗り物全般(主に鉄道・バス・飛行機)を撮影した写真をマイペース(極端に少ないですが)で更新。
稀に自分自身の事や考えをアップすることも。
画像の無断転載・転用は禁じています!!

令和4年も9月下旬となりあと3ヶ月で終わろうとする中,約3年半遅れとなりますが平成31年の撮影振返りを行います(汗)

 

平成31年も様々な車両を撮影する事が出来ました。日常的な記録から撮影したかった車両や最初で最後の撮影,その撮影が最後になってしまった出来事もあります。

 

撮影振返りは,元号が「平成」から「令和」に変わった年でもあるので,「平成31年」1月編その①・その②,2月編,3月編,4月編と「令和元年」5月~6月編,7月~8月編,9月編,10月編,11月編,12月編として行います。

 

撮影日が同じでも印象に残った,思い出が強い順からアップしているので撮影順とは異なります。

 

また以前にアップした画像と重複することもある事を予めお断りします。

 

※画像の無断転載・転用はご遠慮下さい!!

▲JR西日本吹田総合車両所で定期検査を受けるため,梅小路運転区から吹田総合車両所まで梅小路運転区所属の国鉄制色(国鉄色)DE10形ディーゼル機関車けん引により回送される嵯峨野観光鉄道のトロッコ車両(5両)。

 

例年冬期運休期間に検査が行われ,トロッコ車両をけん引する嵯峨野観光鉄道のディーゼル機関車は一足先にJR西日本後藤総合車両所(鳥取県)に回送され,検査を受けています。

 

吹田総合車両所への入場回送は吹田総合車両所宮原支所所属のDD51形ディーゼル機関車によるけん引が比較的多く,DE10形国鉄色によるけん引は珍しいと思われます。

 

東海道本線上を走行する嵯峨野観光鉄道のトロッコ車両を撮影したのはこの日が初めてで,平成31年・令和元年の撮影始めとなりました。 1月4日(金)東海道本線岸辺駅にて

 

▲JR西日本梅小路運転区所属のDE10形1118号機が嵯峨野観光鉄道のトロッコ車両の入場回送を全区間けん引しました。同区には嵯峨野観光鉄道のけん引機DE10形1104号機と同じ塗装のDE10形1156号機が配置されていますが,この日の入場回送は国鉄色のDE10形1118号機が充当されました。

 

1118号機は,平成14(2002)年6月に北陸地域鉄道部富山センターから梅小路運転区へ転属しました。積雪地域での走行に対応するため,旋回窓付きのA寒冷地仕様として製造され運転室正面小窓にひさしを装備しているのが特徴です。

 

1118号機の撮影は,転属回送以来約17年ぶりです。1月4日(金)東海道本線岸辺駅にて

 

▲吹田総合車両所へ回送中の嵯峨野観光鉄道トロッコ車両。手前からSK300-1+SK100-1+SK100-11+SK100-2+SK200-1。

 

SK300-1はトロッコ車両をけん引する専用塗装のDE10形1104号機(嵯峨野観光鉄道保有),1104号機と同じ塗装でJR西日本所属のDE10形1156号機と連結するため,妻面を見られる機会はこのような時だけです。妻面には転落を注意喚起するステッカーが貼付られています。 

 

1月4日(金)東海道本線向日町駅にて

 

▲JR西日本221系12両(6連編成+6連編成)。221系はJR西日本発足後初の新設計車両で新生JR西日本を印象づけた車両です。

 

平成元年3月から東海道・山陽本線の「新快速」,大和路線と環状線を結ぶ快速列車に投入されました。東海道・山陽本線は223系1000・2000番代の増備や,225系0・100番代の投入により他線区への転用が相次ぎ運用は減少しました。

 

6連編成は登場当時の姿を保ち2本連結した12両は存在感があります。数年後には東海道・山陽本線の運用は終了すると思われ,東海道・山陽本線で活躍する同系を引き続き撮影,記録に残します。 1月4日(金)東海道本線向日町駅にて

 

▲近鉄五位堂検修車庫で定期検査を受けた南大阪・吉野線用6432系6429編成(モ6429-ク6529)が電動貨車モト90形98と97に挟まれての出場回送。

 

電動貨車モト90形に挟まれた南大阪線の出場回送を撮影したのは3年ぶりで,偶然運良く撮影出来ました。 1月8日(火)橿原線八木西口駅にて

 

▲初撮影のボルスタレス台車の輸送用台車。南大阪線系統のボルスタレス台車を装備する車両の輸送時に使用されます。1月8日(火)橿原線八木西口駅にて

 

▲近鉄南大阪線汎用特急車8両(通称「ブツ8」)。平日ダイヤ朝の通勤特急としての役割を担います。吉野6時49分発大阪阿部野橋行で橿原神宮前駅で4両連結する3608列車は南大阪線系統汎用特急車両では唯一の8両での運転です。

 

以前から撮影したいと思っており,この日やっと撮影出来て念願が叶いました。欲を言うなら16600系2編成(1・2,5・6両目)のうち1編成が16400系だったら4系列18両在籍する南大阪線系統汎用特急車両の全て連結だったのですが。 1月8日(火)南大阪線北田辺駅にて

 

▲近鉄16000系で最後まで車体塗装が窓周りが紺色,窓上・窓下がオレンジ色の配色と長年近鉄汎用特急の標準色だった16007編成。16600系は今後の汎用特急の標準色となる新塗装で,新旧混色を撮影出来ました。

 

車齢50年を超える同編成も新塗装の対象で,令和元年12月に新塗装化。16000系標準塗装車を撮影したのはこの列車が最後となり,南大阪線系統の特急車両の新旧混色編成を撮影したのはこの日が最初で最後です。

 

橿原神宮前行き特急は平日ダイヤは3本運転していますが,明るい時間帯に撮影出来るのはこの列車のみで,運良く混色編成で撮影出来て嬉しかったです。 1月8日(火)南大阪線北田辺駅にて

 

▲近鉄8400系8414編成。平成30年に田原本線開業100周年を記念しマルーンとシルバー帯の復刻塗装となった同編成を初撮影。令和3年に一般車の標準塗装に戻ったため,田原本線での撮影はこの時が最初で最後です。 1月8日(火)田原本線箸尾駅にて

 

▲近鉄8400系8409編成も田原本線開業100周年を記念し昔の車体色ダークグリーンを復刻塗装となりました。令和4年に一般車の標準塗装に戻ったので,撮影はこの日が最初で最後となりました。 1月8日(火)田原本線箸尾駅にて

 

▲復刻塗装同士の行き違いをこの日最初で最後の撮影。 1月8日(火)田原本線箸尾駅にて

 

▲久々に撮影した近鉄6020系6051編成の「ラビットカー」リバイバル塗装。平成24年に登場して以来度々撮影してきましたが,令和2年に塗装が元に戻され,この日,この列車が最後の撮影となりました。1月8日(火)南大阪線北田辺駅にて

 

▲撮影したかった田原本線の運用に就く8400系。同系3連はワンマン運転対応が行われおもに田原本線で運用されています。 1月8日(火)田原本線箸尾駅にて

 

▲近鉄16000系16008編成。南大阪線系統の汎用特急車両で唯一の4連編成で1本のみ在籍。新塗装となってから初めて撮影。1月8日(火)南大阪線北田辺駅にて

 

▲近鉄16010系。1編成のみの在籍。喫煙室の設置など車内設備や走行機器更新などを行う2回目のリニューアル工事(B更新工事)実施後,新塗装化後では初めての撮影。

 

吉野線で運行されるお召列車への使用が前提にあり,昭和56年5月23日にお召列車として使用されたのを令和4年に初めて知りました。

 

走行機器は16000系と同じですが,前面に幌カバーが南大阪線系統の特急車両で初めて付きました。1月8日(火)南大阪線北田辺駅にて

 

▲南大阪線系統の車両では特急車両も含めて唯一となるモータ(主電動機)などを制御する制御装置が界磁チョッパ制御の車両6600系6603編成(2連)。6600系は2連編成4本8両と少数派ながら久々に撮影出来ました。1月8日(火)南大阪線北田辺駅にて

 

▲近鉄6620系6626編成(4連)+6200系6217編成(4連)。南大阪線系統の列車では最長となる8両の一般車を久々に撮影しました。1月8日(火)南大阪線北田辺駅にて

 

▲近鉄6020系6031編成(3連)+6600系6601編成(2連)+6020系6073編成(3連)。

同じ8両編成でもこちらは3連編成の間に2連編成を挟み8両と組成した列車。

一部の路線はホームの長さが4両・5両までで,それらに対応しなおかつラッシュ時の輸送力の確保のため柔軟に組成が行われています。近鉄でこの組成をした列車を撮影したのは初めてです。

1月8日(火)南大阪線北田辺駅にて

 

▲近鉄6020系6067編成(3連)+6020系6065編成(3連)+6820系6821編成(2連)。南大阪線系統一般車の最古参6020系と最新6820系の連結を初めて撮影。

1月8日(火)南大阪線北田辺駅にて

 

以前からずっと気になっていた奈良交通の乗降扉3扉(前中後扉)バス。登録番号:奈良22き 519 年式:1996年式 形式:日野KC-HU2MPCA 。1996年式の日野ブルーリボン(11m超車体)で側窓の桟がアルミ無塗装となっています。

 

数が減っているアルミ無塗装窓の車両を運良く撮影出来ました。519号車はこの年(令和元年)12月に引退したことを知り,撮影が出来てなおかつ貴重な記録を残せたことに感謝しました。

 

1月8日(火)近鉄学園前駅前にて

 

奈良交通の乗降扉3扉(前中後扉)バスでラッピングが行われた車両も初めて撮影出来ました。

10年間同じ企業のラッピング(デザインは都度変更)が行われているとすれば珍しい事と思われる車両を運良く撮影出来た事に感謝です。 

 

登録番号:奈良22き 562 年式:1996年式 形式:日野KC-HU2MPCA。1996年式の日野ブルーリボン(11m超車体)。

 

乗降扉3扉(前中後扉)バスの今後の動向が気になります。1月8日(火)近鉄学園前駅前にて

 

いすゞ自動車のキューブLTで北大和営業所配置。登録番号:奈良22き 612 年式:1997年式 形式:いすゞKC-LT233J。

 

いすゞ自動車キューブを初めて撮影しました。1月8日(火)近鉄学園前駅前にて

 

日野自動車のレインボーHR。7mサイズのノンステップバス。ノンステップ小型バス初の国産モデルです。登録番号:奈良200か 255 年式:2002年式 形式:日野KK-HR1JEEE。

1月8日(火)近鉄学園前駅前にて

 

1999年式の日野ブルーリボン。中扉が4枚折戸のワンステップバス。登録番号:奈良200か 65 年式:1999年式 形式:日野KC-HU2MPCK。

 

学園前地区初のワンステップバスの1台を運良く撮影出来ました。

 

1月8日(火)近鉄学園前駅前にて

 

▲登録番号:奈良200か 10-10 年式:2016年式 形式:いすゞエルガ QPG-LV290Q1。10m長ノンステップ大型車。車内の運賃表示器がLCDモニターで,ヘッドライトカバーが日野車と同じタイプを偶然にも撮影出来ました。1月8日(火)近鉄学園前駅前にて

 

▲近鉄橿原神宮前駅駅前にて展示していた2人乗りの超小型電気自動車(超小型モビリティ)「MICHIMO」のレンタカー。超小型電気自動車を初めて見たので記念に撮影。

1月8日(火)橿原神宮前駅駅前にて

 

▲川崎重工業兵庫工場で製造されたJR貨物EF210形300番代313号機の公式試運転。運転室には川崎重工やJR貨物の関係者の姿が見られます。

 

EF210形は平成10年に初めて量産機が岡山機関区に配置されたことから,「ECO-POWER 桃太郎」の愛称があります。令和2年2月落成のEF210形300番代316号機から桃太郎とそのお供となる「犬,猿,雉(キジ)」を描いたイラストのシンボルカラーが貼付られ登場しています。画像の313号機ものちにシンボルカラーが貼付けられ,画像の姿を見られたのは僅かな期間でした。私が撮影したのはこの日が最初で最後で貴重な記録を残す事が出来ました。

 

シンボルカラーはEF210形0番代,100番代は塗装変更の際に,300番代は310号機~315号機が追加で貼付けられていますが,301号機~309号機は貼付けられていません。

 

同機は川崎重工兵庫工場で製造された機関車5000車両目で,記念装飾を期待しましたが,期待外れでガッカリしながら撮影しました。1月11日(金)山陽本線明石駅にて

 

▲阪堺を撮影に行った際モ161形モ162号を使用の貸切列車を運良く撮影出来ました‼

 

モ161形は平成30年に就役90周年を迎えた日本で現役最古の電車で,それを記念したヘッドマークが掲出されており喜びも二倍です!1月14日(月・祝)阪堺線住吉電停にて

 

▲青雲塗装登場時の姿で走る阪堺モ161形モ164号。阪堺はモ161形就役90周年を記念し,現在も人気のある青雲塗装を登場当時(昭和50年)のキャッチコピーを模した文言に,社章・車番色・側面のワンマンカー表示を再現,平成30年12月23日(日)より運行しました。

 

写真でしか見たことのなかった光景を撮影出来嬉しかったです。

 

1月14日(月・祝)阪堺線住吉電停にて

 

▲川崎重工業兵庫工場で完成した東京都交通局(都営地下鉄)大江戸線12-600形第70編成の甲種鉄道車両輸送。初めて大江戸線の甲種輸送を撮影しました。

 

平成31年・令和元年の甲種輸送撮影はこの列車から始まりました。 1月18日(金)東海道本線甲南山手駅にて

 

JR貨物岡山機関区所属で吹田機関区常駐のDE10形1743号機(スノープラウ装備)が川崎重工で製造された東京都交通局(都営地下鉄)大江戸線12-600形の甲種輸送をけん引します。

 

JR貨物はDE10形ディーゼル機関車の後継機としてDD200形電気式ディーゼル機関車を増備しており,関西圏でDE10形けん引の甲種輸送も間もなく見納めとなりす。

 

1月18日(金)東海道本線甲南山手駅にて

 

JR貨物の電気機関車EF65形2000番代2138号機が都営地下鉄大江戸線12-600形の甲種輸送をけん引。

 

JR貨物は国鉄時代に製造されたEF65形機関車の更新工事を行い,「更新色」と呼ばれる塗装が施されました。

平成28年に在籍する全機が更新工事施工車となり,登場当時の国鉄色に戻され始め,更新色は急速に数を減らしています。

 

画像は数を減らす更新色塗装の2138号機。久々に更新色がけん引する甲種輸送を撮影。

 

1月18日(金)東海道本線島本駅にて

 

▲定期運用を終えたJR貨物EF200形18号機が代走けん引する貨物列車。

 

強力なモータを備え長編成・高速貨物列車けん引用として平成4年に量産が開始されたEF200形。変電設備の容量など地上側設備の影響で本来の力を発揮できず21両の製造に留まりました。主要部品確保が困難なことから,検査期限(大掛かりな検査となる全般検査を受けなくてはならない日が検査期限。)が切れた車両から順次運用を離脱,平成30年3月ダイヤ改正で定期運用が終了しました。検査期限が残っていた車両は他形式の運用に代走として就いていました。

 

画像を撮影した約2か月後の3月28日全車運用離脱となり,私が本線を走るEF200形を撮影したのはこの日が最後となりました。くしくも最終運行は画像の18号機で感慨深いものがあります。

 

1月18日(金)東海道本線甲南山手駅にて

 

▲阪堺を撮影中,ぎ装工場へ回送される完成前の消防自動車に遭遇しました。完成後,大阪府内の消防局または大阪府内の消防団へ配属と思われます。

 

1月19日(土)阪堺線住吉鳥居前電停付近にて

 

ぎ装工場へ回送される完成前の消防自動車の上記画像の反対側も撮影出来ました。滅多に遭遇しないので驚きと興奮が入り混じった気持ちでした。1月19日(土)阪堺線住吉電停付近にて

 

その②へ続きます。

 

最後までご覧いただき有難うございます。