嵐電(京福電気鉄道) 平成30(2018)年3月25日(日)撮影 | ふなたんのブログ

ふなたんのブログ

乗り物全般(主に鉄道・バス・飛行機)を撮影した写真をマイペース(極端に少ないですが)で更新。
稀に自分自身の事や考えをアップすることも。
画像の無断転載・転用は禁じています!!

※:画像の無断転載・転用はご遠慮ください!!

 

「らんでんフェスタ2018」に参加したおりに嵐電全線が乗り降り自由となる「嵐電1日フリーきっぷ」(通年販売,大人500円・小児250円)を購入して撮影・乗車を久しぶりに行いました。

 

 

▲モボ301形モボ301号+モボ101形101号,「四条大宮」行。 モボ301形モボ301号は嵐電で最古参の車両となり昭和46(1971)年に手持ちの予備品などを使用して2両が新造されました。旅客車としてはポール装備で登場した最後の新車となりました。平成19(2007)年に2両とも休車となりましたが,翌年モボ301号が平成20(2008)年1月の京都市交通局地下鉄東西線延伸にともない,同線との接続駅嵐電天神川駅が同年3月28日開業により乗客が増加することが予想されたので,整備が行われ同年3月1日に復活し,営業運転に復帰しました。

 

嵐山本線西院駅にて

 

▲モボ101形モボ103号+モボ21形モボ27号,「四条大宮」行。モボ101形は昭和4(1929)年製の旧モボ101形の車体を昭和50(1975)年にモボ301形と同形の車体に更新したもので全6両です。平成22(2010)年開業100周年を迎えたのを記念して塗装が京紫色が標準色となり,モボ101形も順次京紫色に塗替えられ旧標準色(ダークベージュとダークグリーンのツートンカラー)で残るのは,画像のモボ103号だけとなりました。

 

嵐山本線嵐電嵯峨駅にて

 

▲モボ501形モボ502号+モボ611形モボ615号,「帷子ノ辻」行。平成28(2016)年に乗降扉の移設(前中扉→前後扉)などの大改造を行ったモボ501形。改造前は嵐電の車両で唯一の前中扉車で使い勝手が良くなく多客時などでしか運用される機会がありませんでしたが,改造後は他形式と同じ扉位置となり制約がなくなり日中の運用にも就く機会が増えました。画像のモボ502号は台車更新・制御器の更新は撮影時点では行われていませんが,モボ501号は施工済みなので追って行わると思われます。

 

▲モボ621形モボ625号+モボ631形モボ632号,「帷子ノ辻」行。 モボ625号は平成29(2017)年3月に嵐山本線西院(さい)駅と阪急電鉄京都本線西院(さいいん)駅が結節したのを記念したPRラッピング車両となっていました。前面には特製ヘッドマークを掲出されています。ラッピングが車両側面番号表記に被るため,乗降扉と乗務員扉の間に車両番号表記が行われています。

 

モボ621形モボ625号の車体側面には嵐電と阪急の駅名標,嵐電と阪急の結節をPRする文字,戸袋部分にはヘッドマークと同じデザインがラッピングされていました。

 

以上3点,北野線常盤駅にて

 

▲モボ621形モボ624号+モボ21形モボ26号,「嵐山」行。モボ624号は春恒例の「桜電車」となっていました。車体側面に桜が,戸袋部分に仁和寺の寺紋がそれぞれラッピングされ,前面に「桜電車」専用のヘッドマークが掲出されていました。

 

▲モボ21形モボ27号+モボ101形モボ103号,「嵐山」行。モボ21形はモボ121形の機器を流用して車体を新製したもので,平成6(1994)年にモボ26号・モボ27号が登場しました。車両番号はレトロ調を強調する意味もあり2桁となりましたが,種車が同じモボ621形の続番となっています。車体は正面3枚窓で種車モボ121形に似たスタイルで,屋根上にダミーの飾り屋根を設けてダブルルーフ調とし冷房装置・インバータ装置を目立たなくさせています。モボ26号はブラウン色に金色の装飾帯,モボ27号はブラウン色に銀色の装飾帯となっています。

 

以上2点,嵐山本線西院駅にて

 

▲モボ2001形モボ2002号+モボ2001形2001号,「帷子ノ辻」行。VVVFインバータ制御装置・カルダン駆動と嵐電初の高性能車両,シングルアーム式パンタグラフ装備車となったモボ2001形はモボ2001号が平成13(2000)年,モボ2002号が翌年に製造されました。モボ2002号は数が少なくなった旧標準色に部分ラッピング広告が行われ,その関係で車両番号表記が移動していました。

 

北野線鳴滝駅にて

 

モボ2001形2001号+モボ2001形モボ2002号が北野線での運用を終えて西院車庫に入庫してきました。この後,庫内に入庫するため入換が行われました。北野線は1両編成での運転が基本ですが,撮影時は多客時期となり2両編成で運転が行われていました。 モボ2001形の2両編成を撮影したのはこの日が初めてとなりました。

 

▲モボ101形モボ102号(+モボ101形モボ号)京紫色,「嵐山」行とモボ101形モボ103号旧標準色(+モボ21形モボ27号),「四条大宮」行がすれ違います。この光景も何時まで見られるのでしょうか。

 

以上2点,嵐山本線西院駅にて

 

ペタしてね