「らんでんフェスタ2018」平成30(2018)年 3月25日(日)初参加・撮影 | ふなたんのブログ

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2018(平成30)年3月25日(日),京福電気鉄道(「嵐電」)の西院車庫で開催された「らんでんフェスタ2018」に行ってきました。「らんでんフェスタ」は普段入る事が出来ない西院車庫に入る事が出来て,今回初めて参加しました。

 

【展示・体験 車両】

▲平成21(2009)年10月に江ノ島電鉄と姉妹協定を記念して江ノ島電鉄カラー「江ノ電号」のモボ631形モボ631号は行先表示を江ノ島電鉄の「鎌倉」を表示して展示されていました。

 

▲江ノ電塗装のモボ631形モボ631号の車体側面はされています。平成26(2014)年に姉妹協定5周年目を迎えたのを記念して,嵐電と江ノ電のイメージキャラクターと江ノ電の観光名所が新たにラッピングされています。

 

▲平成29(2017)年6月に京福と台湾西南部の都市,高雄市の鉄道事業者「高雄捷運股份有限公司(たかおしょううんかぶしきゆうげんこうし)(通称・高雄メトロ)と観光連携協定を締結したのをアピールするためにモボ611形モボ616号の車体側面に嵐電と高雄メトロのイメージキャラクターをモチーフにしたラッピングを行い,調印式が行われた平成29(2017)年6月8日(木)から運転を開始しました。前面には嵐電と高雄メトロのイメージキャラクターが描かれたヘッドマークが掲出されています。

 

嵐電と高雄メトロのイメージキャラクターが車体側面にラッピングされたモボ611形モボ616号が展示されたところには,高雄メトロのイメージキャラクター「タカメ少女」のパネルが展示されていました。

 

▲保線作業でレールや砕石の運搬で(夜間に主に走行しますが,稀に昼間も走行)使用される事業用電動貨車のモト1000形モト1001号車。 モト1000形は京都市電600形の台車・制御機器を流用して車体を新造して昭和49(1974)年に製造されました。

 

▲「らんでんフェスタ2018」を告知するホームページで,「普段見ることのできない電車の展示」とあり,それの正解を示す立て看板とモト1000形モト1001号車。モト1001号車を近くで撮影・観察する事が出来ました。

 

平成23(2011)年にパトロールカー塗装となったモボ101形モボ105号,「嵐電パトトレイン」は「電車をみんなで動かそう! 電車と綱引き大会」(小学生以下対象)に使われました。

 

▲平成モ平成28(2016)年に車体補修・乗降扉移設(前中扉式から前後扉式へ),塗装変更(京紫色に車体中央部に金色の帯を配されている)の大改造が行われたボ501形モボ501号は行き先表示器に「らんでんフェスタ」と表示のうえ「洗車体験と車庫内走行」に使用されました。

 

▲「らんでんフェスタ2018」の開催を記念して1枚だけ作製されたオリジナルヘッドマーク。作製したヘッドマークはフェスタ開催前日まで実際に掲出され嵐山本線・北野線を走行しました(走行している姿は撮影出来ず)。フェスタ当日は,販売前までモボ501号に掲出されていました(こちらも撮影出来ず)。画像はモボ501号から取り外しオークション販売場所に移動するオリジナルヘッドマークを何とか撮影出来た場面です。画像はトリミング済。

 

【並び】

▲フェスタ当日は嵐山本線運用に1両だけ在籍するモボ301形モボ301号が運用に入っており,塗装が同じ(旧塗装のダークベージュとダークグリーンのツートンカラー)の事業用電動貨車モト1000形モト1001号との並びも見られ,会場に訪れていた鉄道ファンが撮影していました。

 

モボ611形モボ616号,高雄メトロイメージキャラクターラッピング車と江ノ島電鉄カラー「江ノ電号」のモボ631形モボ631号の並び。モボ616号は「四条大宮-嵐山」,モボ631号は「鎌倉」表示とあり得ない光景が見られました。

 

「電車をみんなで動かそう! 電車と綱引き大会」(小学生以下対象)に使われたモボ101形モボ105号「嵐電パトトレイン」の横には京都府警察のパトロールカーが展示され新鮮な光景を見ることが出来ました。モボ105号「嵐電パトトレイン」の塗装が忠実に再現されているのが判る貴重な姿でした。

 

【フェスタ終了後】

▲フェスタ終了後,展示場所から庫内に入換のため走行する事業用電動貨車モト1000形モト1001号。車庫内の短距離でしたが初めてモト1001号を走行する姿を撮影する事が出来て嬉しかったです。今度は本線を走行する姿を撮影したいです。

 

モボ105号「嵐電パトトレイン」は検査入場のため営業運転から長期離脱していたそうですが,入換ながら走行するところを撮影出来ました。

 

「洗車体験と車庫内走行」に使用されたモボ501形モボ501号は平成29(2017)年度に台車更新(新日鐵住金製のFS93に)・制御器更新(単位スイッチ式抵抗制御に)が施工され,イベントが改造後初めて乗客を乗せる事となりました。

 

▲京都バスも路線バスを1台展示(洗車体験乗せ横で高雄メトロ号の後ろ)していました。車庫を出発する際には車庫の道が狭いため嵐電の方がレールの間に木で出来た車止め?を置きその上をバスのタイヤを通過させて出庫させていました。

 

▲京都バス嵐山営業所の路線バスが展示を終えて帰路につきます。運転手さんの粋な計らいなのか行き先表示器は「らんでんフェスタ」と表示しながら嵐電西院車庫を後にしました(恐らく車庫を完全に出た時点で「回送」表示に変えたと思われます)。

 

フェスタ会場は画像のほかにも鉄道グッズ・廃品販売やスタンプラリー,ステージイベントなどが行われ,大勢の家族連れや鉄道ファンで賑わっていました。

 

画像はらんでんフェスタ会場・嵐電嵐山本線西院(さい)駅嵐山行ホーム(フェスタ終了後)にて