みなさん自分で自分自身を
どのように扱っていますか？
自分を大事に
自分に厳しく
自分に正直に
などなど自分に対する
言葉はいろいろあります。
四柱推命では人を
自然の物に当てはめて考えます。
人間も自然の一部で
自然と同じ働きを担っている。
木と同じ役割の人…
火と同じ役割の人…
それぞれバラバラです。
自分自身の本質に
あった扱い方を書いてみました♪
自分の本質にあった
自分自身の扱い方とは…？！
命式の〇のところを見ます。
☞簡易命式はコチラ
鑑定書をお持ちの方は
ココを見てね。
命式の〇の中に
当てはまる漢字の項目を
下から探して読んでみてくださいね
甲（キノエ）…大木・ご神木の人
太い根を張りどっしりとしていて
大きく高くどこまでも真っすぐと伸びる
桜の木、いちょうの木のように
自分の本音本心の
気持ちに厳しく
真っすぐ向き合うこと。
他人の言動にブレていては
あなたの木の根はスカスカになり
ちょっとの風が吹いたら倒れてしまいます。
厳しく真面目なあなただからこそ
自分の本音を鋭く見極めて
自分の気持ちに正直でいることが
大事なのです。
乙（キノト）…お花の人
お花はどこでもどんな状況下でも
美しく咲けるわけではありません。
温度や湿度や
日光やお水の量など、
美しく可憐に華やかに
咲くためには条件が必要なのです
自分の周りの環境はどうでしょうか。
美しく咲ける環境でしょうか。
お花屋さんは繊細なお花を
きれいに保つために
雑に扱ったり暑苦しい部屋に
お花を放置したりはしません。
乙の人が自分のことを雑に
息苦しい環境に置いていては
しおれて枯れてしまいます。
息苦しい場所で雑な扱いの中
生き伸びていくための努力ではなく、
繊細なお花を扱うのと同じように
自分を心地良い環境に身を置けるように
自分を優しく丁寧に扱う努力をしてください。
丙（ヒノエ）…太陽の人
明るく眩しい太陽と同じ光を
あなたはあなたの中に秘めています。
目立ちたくない…
と自分から雲に隠れてしまったり
反対に、
いつも明るくいなきゃ…
と元気でもないのに無理に
明るく振舞おうとしていませんか。
太陽がサンサンで
明るい日もあれば
太陽が雲に隠れて
見えない日もあります。
無理して
明るい自分を演じる必要も
隠れてコソコソする必要も
ありません。
つまりは自分で自分を
どうこうさせようとせずに
ただただ気分の波（お天気）に
逆らわないことが大事です。
丁（ヒノト）…月の人
優しい落ち着きと
導きをくれる月。
でもうっかりしていると
言いたいこともやりたいことも
出来ず他人に合わせてしまいます。
それって自分が消えた
真っ暗な新月状態。
それではあなたの本来の光や
美しさ、人を安らぎ安心させる
パワーは放たれません。
いつもスーパームーンで
いることを心がけて。
つまりは自分の輪郭を
くっきり出しておくこと。
自分が
言いたいことを言い
やりたいことをやる
常に自分の輪郭を意識して
自分の本音と対峙してください。
戊（ツチノエ）…山の人
富士山やエベレストのような
動かない悠々堂々とした山。
でもいまあなたの山は
どんな山でしょうか。
他人を気にして小さな
小山になっていませんか？
悩みや心配などいろいろ抱え込み
過ぎて不法投棄ばかりのごみ山に
なっていませんか？
美しく堂々とした大きな山には
人・物・お金という全ての
ご縁が自然と集まってきます。
あなたが堂々と雄大な山で
在れるように自分のお山の
環境整備を。
心の整理をして
堂々と自分のペースを保ち
中身も外見も清らか（素直）で
いることで豊かな山になります。
己（ツチノト）…畑の人
畑のようにじっくりしっかりものを
育てられる豊穣な地盤があなたには
あります。
だけど自分じゃなくて他人ばかりに
気を注いでいては土はカラカラ
豊富な養分が他人に
吸い取られているような
ものです。
常に自分の畑が豊かな土壌と
なるように集中は自分に向けて
養分は自分に与えて下さい。
それさえがんばれば
豊かな土壌で育つものは
勝手に質の良い豊作として
全てが実ってゆきます。
庚（カノエ）…鉄の人
歩くよりも新幹線
飛行機が断然早いように
自然物が育つよりも
ビルやタワーの方が
圧倒的に早く高く完成するように
あなたの速さ（スピード感）は
人並みではありません。
誰かや何かの遅い歩幅に
合わせないでください。
鉄は熱いうちに打て！
鉄は熱しやすく冷めやすい！
自分を鉄のように扱って下さい。
火が付いた後の行動までの
スピードが勝負です。
食べたいと思ったら食べて下さい。
行きたいと思ったら行ってください。
やりたいと思ったら動いて下さい。
鉄職人のように自分を扱うことで
現実化や達成までの道は
かなり早いのです♡
辛（カノト）…宝石の人
美しく華やかで気品があり
気高いあなたは誰もの目を
奪うほどの輝きがあります。
ジュエリーショップでは
小さな一粒の石でも店員さんが
手袋をはめて扱っています。
美しくその輝きを保つために
メンテナンスをしてくれます。
そのように自分を扱うのです。
自分を扱う時は、
宝石のように優しく丁寧に
手袋をつけて大事に触れるのと同じです。
時にはメンテナンス（気分転換）をして
放つ輝きをよりクリアリングすることも
忘れないでください
壬（ミズノエ）…海の人
穏やかで広大で偉大な海。
美しい海の水だからこそ
生物や植物が集まってきます。
いまのあなたの海の純度は
透き通るほどきれいでしょうか。
手放せない過去
許せない気持ち
そんな未消化の感情や
邪魔する知識やプライドなど
不純物でいっぱいの
濁った海水ではありませんか。
自分に取り入れるものは
しっかり取捨選択して本心で
良いと思ったものだけを。
あなたの海の水を純度高く保つ
心がけをしてみて下さい。
癸（ミズノト）…雨・雪の人
静けさがあって落ち着きがあって
癒しとなるあなた。
クリスマスに雪が降ると
「ホワイトクリスマスだー！」と
街が浮足立つように
癒しや安らぎの存在で在りながら
実は静かな盛り上げ上手なのです。
自分の恵み豊かな雨の水を
他人に注いでばかりいては
自分はカラカラ枯渇して
いつまでも満足ができません。
自分の雨の水は
自分を潤すために使って。
まずは自分に集中し満たして
これでもかというほど自分を
潤すために注いで下さい
これらは十干（じゅっかん）と
言って全部で十種類の自然を
その人に当てはめています。
みんなそれぞれ
性質や役割も違います。
自分を大事にするための
自分の扱い方や自分への
意識の向け方も
自分の十干を意識してみると
やりやすいかもしれません
十人十色ってこういうことなのです。
みんなそれぞれ役割も性質も働きも
違います。
太陽がお花になれないように…
海が鉄にはなれないように…
「自分らしい」っていう状態は
みんな違うわけです。
「自分を生きる」という
過程もスピードも
みんな違うわけです。
誰かになろうとしたり
他の性質のことをやろうと
躍起にならずにまずは自分に
意識を向けてみて。
自分と同じ役割の自然に
思いをはせてみて下さい