メリーのゴルフ奮戦記（終の住処） -2ページ目

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06Jul
- ガソリンは高かった！
  昨日はたった9ホールをプレーしただけ、しかも平坦なコースだったのに、左膝は痛いし、右のふくろはぎや太腿の裏が凝っている。私の体力にはちょうど良くて、日本にも近くにあんなコースがあったらどんなに良いかと思う。短くてもパー4やパー5があるっていうのが良い。昔、USGAのハンディキャップを取るために、このコースのマンズクラブに所属していた。日本でいうところの月例が木曜日だったのでマンズクラブに入った。ロスのほとんどのコースのレディースクラブは月例（or週例）が火曜日。火曜日は孫の小学校が早く終わるので、午後早く迎えに行かなくてはならなかったからです。ロスのコースは男女別々の月例日を持つ。多分人数が多いからだと思う。9ホールコースなので、スコア✖︎2で18ホールのスコアにして、コースハンディキャップを出す。＊今日は孫が夕方から友達のバーベキューパーティーに呼ばれているというので、その前に大急ぎで食料スーパーに行ってきた。ガソリンのメーターゲージが低くなっているのが気になっていたので、家に一番近いガソリンスタンドに寄った。昨日見た別のスタンドでは高いと聞く中ではそうでもなかったのに、今日行ったところは見た目も悪く、客層もさほどよくないのに高い。孫に聞くと、PLUSというランクを入れるのだそう。ホンダとは言え輸入車だからかな。あの程度の車は一番安いのでも良さそうに。「ママが（私の娘）、おばあちゃんの車なんだからPLUSを入れなさい」と言ったそうだ。去年、自分は何を入れていたかというと、そんなことは思い出せない。安い方からRegular, PLUS, Premiumと3段階ある。輸入車でもメルセデスなどはPremiumを入れるのが普通。値段を見ると、1ガロンが$5.16とある。高ーい！家に帰って計算するに、最近の交換レートである＄1＝161円として、1リットルが219円。以前もガソリンがすごく高くなった時があって、大学生はもちろん若い人達が自転車で通勤するようになったものだが、その時の値段が1ガロン＄5以上だったと思う。車社会であることを考えると、これは負担が大きいでしょうね。安いところを探せば、これより20セントか30セント安いところが見つかると思う。柄が悪い地域に行くと更に安いと思うが、ガソリンを使って遠いところに行くのも理に合わない。＊ブリスタル・ファームズ、言ってはナンだが高級食料スーパーです。なぜ高いところに行くかというと、言わずもがな質が良いから。用途によって普通のスーパー、なるべく安い量販店（飲料水のペットボトルのまとめ買いなど）、違う店に行きます。毎朝グリーンサラダにゆで卵を入れるので、ダースの卵。いつも買っていたホライゾン・オーガニックの赤卵を買った。（中段右の赤いパッケージ。この会社は牛乳も販売している。）＄７.69、これは高い。1個64セント、ま、1日に1個しか食べないからいいや。上段の黒いパッケージの卵は10ドルちょっとだった。Pasture Raised とは地面に放して育てた鶏が生んだ卵。ミミズを食べて栄養価が高いのかしらね？ラセットポテト。いつもは1パウンドが99セントだが、今日は79セントと書いてある。1パウンドは453グラム。2個買って＄１.30、右のレッドポテトも3個買って＄１.88。ロスはポテトが法外に高くなった記憶がない。（普通のスーパーならこれよりちょっと安いかも）あんまり写真を撮るのも恥ずかしいので、これ以上はやめた。ピチトマトが＄４.49。日本でトマトは去年からずっと高く、最近ようやくトマトを再び買い出した。日本のパックの4、5倍びっしり詰まっているので、比較したらかなり安いと思う。他にグリーンサラダ用にたくさん葉っぱが詰まったのと、巨大アボカドと出来合いのサラダを買った。3回に分けても食べきれなかったヤツ。冷凍のマヒマヒ。（日本でシイラと呼ばれるそうだ。）今日は昨日よりちょっと暑かった。食料スーパーはどこも店の前の屋外に駐車するので車内がカンカンに暑くなり、生の魚や肉は怖くて買わない。この店はうちから歩いていけます。１.3kmぐらい。歩いたこともあるが、荷物がいくらも持てないから効率が悪い。＊ジョン・ディア・クラシックは首位タイが−14、予選カットラインが−5という面白みがない試合だが、今日は予選カットラインぎりぎりのジョーダン・スピースを写していて、多少見た。風が出て初日よりはタフになったようだ。久常涼は67・67の−8で予選通過。もっと上位に行きたいところでしょう。ではまた。
05Jul
- Happy July 4th! /9ホール回ってきました
  イギリスでは14年ぶりに労働党が大差をつけて勝利。首相のリシ・スナークがコンシードのスピーチ。この敗北は自分が責めを負うと言い、相手の労働党を祝福。続いて、労働党の党首、キーア・スターマーがスピーチ。イギリスはなんと民主主義が発達した国だろうと思う。選挙はインチキだった、自分は負けていないと言い張り、ライオットまで起こしたアメリカの最後の大統領選挙に比べて。なんて情けない国だ！＊さてさて、今日はアメリカの独立記念日。到着以来、翌日は気温が上がるという予報にもかかわらず毎日25度という素晴らしい天気。これもいつ暑くなるかわからない。ということで祭日だったが、車で数分の9ホールコースを回ることにした。私の寝室には自分のゴルフバッグを含めてバッグ5個もある。たまにロスに来た時にゴルフする人や、以前ロスに住んでいた人がまた来た時のためにゴルフバッグを預けていったり。自分のバッグから4番、5番、6番アイアンを抜いた。ウェッジもパターも入っていない。パターを娘のバッグから引っ張り出して入れた。テーラーメイドのJUNOとかいうの。ウェッジは人のバッグを開け、ヘンテコな56度。底がコブのように膨らんでいる。50ウェッジはミズノだが、これは私のじゃない。何と、ロスの家には手袋がなかった。古くなって捨てたのかも。ボールは使用済みのピナクルの黄色いボールが4、5個あった。ディスタントボールに違いない。昼前まで寝ていた上、それから掃除洗濯してコースに着いたのは夕方5時過ぎ。ロスは日没8時8分ですが、8時20分でも暗くならない。祭日料金だと思っていたが、＄10と言われた。5時過ぎていたからか？おばあさんだからマケテくれた？プルカート代が＄4。1番ティーに3サムがいるが、今すぐ出るかと言われバタバタと1番ティーへ。スコアカードを取るのは忘れるし、ボールマーカーも持ってない、財布に小銭が入っていないからコインも使えない。ティーショットを打ったばかりの人に自己紹介して、大急ぎで打った割に会心でフェアウェイ真ん中。このホールは海に向かっていき、いつも向かい風が吹く。残り100Yで左足下がりの嫌なライ、7番アイアン、ミスショットはミスショットだがクラブが重くて振り切れず。　マグレガーのフォージドアイアンで、シャフトはグラファイトだが長さも長いし、ヘッドも小さい。チップショットをヘンテコな56度で打って2パットボギー。2番左ドッグレッグ、パー4。2番ティーで1番ホールを一緒にプレーした男性と私は、スターターに言われたように男性2サムと合流。2人は若い社会人という感じ。一人はニューヨークから仕事で滞在しているそう。もっと若い男の子は、大学3年生で、この夏はインターンをしているそう。この子はアイアンでティーショットもポップアップの左ラフで4球も打っていた。私はティーショットが右ラフ。4Wが振り切れず。ハイブリッドを打つべきだった。左ラフへ。ヘンテコ56度でトップ。　よくこんなクラブを打つなー、バンカーが苦手な人用なのかな。奥エッジからパター使って寄せてダボ。ソールにEZ OUTと彫ってある。何とマグレガーなのです。私のではありません！アグリーでしょ？このパターも重かったー。多分娘のだと思う。3番パー3、121Yとあったが、奥ピン。ロスのコースはフロントピンが赤、ミドルが白、奥ピンが青。ハイブリッド＃3、会心で右奧エッジ。パターで寄せてパー。キャロウェイのXRのハイブリッドは気に入って日本でも買った。左に写っている男の子が大学3年生。ずいぶん背が低く、ジュニアゴルファーかと思うぐらいだった。インド系アメリカ人かな・・？4番パー4。ここから海を背に風がフォローになって飛ぶホールなのにティーショットをミス。左ラフがきつかったー。ここは謙虚にハイブリッド＃5でフェアウェイに出した。3打目50度ウェッジ、結果オーライでオン。左ラフ。ここはkikuyuグラスのラフ。それにクローバーが生えて、ティーグラウンドもクローバーが多かった。これはkikuyuにバミューダも混じっていると思う。タフなラフの草は色々あるだろうが、私の経験では丈が伸びたkikuyuグラスの雨上がりは何で打っても30ヤードしか飛ばない。5番パー3、ティーグラウンド側の木。夏に黄色い花が咲くが、西日が当たってよくわからない。黄色ティーから152Y。ドライバーまあまあ。グリーン左下。56度ウェッジが変なので50度で打ったらショート。6番女性のみパー5。再び海を背の風がフォローなのに、またティーショットをミス。その後は忘れました。ボギーかな？8番パー3。126Y。ピンがフロントで少し下り傾斜なのでハイブリッド＃4で。ミスショット。もう足に来てる。9番パー4。この写真を撮った時が7：12pm。祭日の夕方だから、みんなダラダラと回っているとはいえ前の人達は男性2人に、女性2人、そのうち一人が犬連れ。男性達と女性達は初対面のようだった。喋りまくって、打つ気があるのか、という感じ。両方背中が紐のタンクトップ。オバサンの方は見るからにホワイトなんとかで（あれは何でもやってますよ）、市営コースとは言え、タンクトップは禁止になっているはずだが、クラースレスだ。あの人たちと同組じゃなくて良かった。このホールはティーショットもセカンドも3打目もミス。もう足がついていかない。お天気がよく、風もあって最高でした。スタートした時が25度。終わる頃には22度。孫が気を利かして昨日も今日も車を置いて行ってくれたが、仕事が始まると毎日車に乗っていくのでさあ次はいつゴルフが出来るか・・Uberで行こうかな。ではまた。
04Jul
- 久しぶり車の運転
  今日（日本火曜日）は神奈川の私が住んでいる地域は34度、体感気温39度だそうで、娘二人が気の毒です。次女は仕事で私とすれ違いで日本へ。着いてすぐ日本のあちこちに出張。ロスは距離が10km、20km離れただけで気候が違うので私がいるところは到着以来、毎日25度。バレーと言って、山を一つ超えた北は36、7度です。冬や春には時々ゴルフに行くところ。今日はロスの孫が友達が迎えに来るというので（私の）車を置いていったので、近くのショッピングモールに行った。去年の春も滞在したが、何だかずいぶん長く運転していない気がして、右側通行の運転を忘れていたらどうしようと思ったが、最初の5秒、アクセルとブレーキが強すぎてブーンと前に行ったり、きゅっと止まったりでしたが、すぐに慣れた。これは日本に帰って自分の車を運転する時も最初の数秒がそうなる。運転歴はロスの方が長いし、道幅も広く、車線も多く運転しやすいので楽でした。数年前に中古で買ったホンダの日本でいうヴェセル。2016年型を2018年に買ったのではと思う。今日見たらまだ33000マイル弱（約52000km）。前の所有者は1万マイル余の走行距離。アメリカで乗るなら日本車です。　故障しないか、少ない。＊桜並木ならぬ、ジャカランダ並木。中央分離帯に植えてある。この坂を登り切ったところにセンチュリー・シティーのショッピングモールがある。途中見かけたガソリンスタンドに出ていたガソリンの値段にびっくり。高い！日本と同じぐらいの値段じゃないかな。駐車場がものすごく大きいので、モールのどこから出るか忘れないように写真をとっておく。イータリーというイタリアンレストランや食材を売っているところ。3階。右奥、木の向こうに見える丘がハリウッドヒル。住宅がたくさん立っているのが見える。眼下の道はサンタ・モニカ・ブールバード（大通り）。左ツリーラインの向こうはビバリーヒルズの住宅街。多肉植物は水があまり要らないというので、もう10年余前から流行り始めた。85ドルなんでしょうね。300ドル。豪華というかナンと言うか・・。今秋、ユニクロが開店するそうだ。ずっと前にビバリーセンターというモールにユニクロが入った時、最初は行列ができるほど混んだらしい。あっという間に客が少なくなったが、今もあるのだろうか。ユニクロもたくましいですね。ローレックス。ここと他2、3店は内側に男性が立っていて鍵を開けて客を入れる。目的地はここ。セフォーラという化粧品を売っているお店。高級品からそうでないものまで揃っている。帰りにイータリーで、これを買った。Tricolore と書いてあった。1切れ＄１０.90このお皿はかなり大きい。この一切れも大きくボリュームがあった。（全部食べた）それほど高くないと思うが。（私は値段比較をドルでするので、円弱の円に換算したら高いかも知れないが）次女によると、いっとき物の値段が上がり、卵が1ダース（アメリカでは12個入り）が13ドルしたことがあったそうだ。　（日本食品スーパーの赤い地玉子買うからだ！）今はどれも値段が少し下がって落ちついてきたという。到着した日にスーパーで大きなサラダや飲み物を買ったが、それほど高いとは思わなかった。13ドルのサラダと言っても、私が3回に分けてまだ食べ終わらない量だ。ローメインレタスにゆで卵、チキン、ブルーチーズ、ドライベーコン、ピチトマトがプラスチックの箱にぎっしり押し込んである。量を考えたら日本の方が高いと思うけど。明日からジョン・ディア・クラシックだが、早く全英オープンが始まらないかな。ではまた。
03Jul
- ロスに到着
  全米シニアオープンは藤田さんがおしかったー。最終組が10ホール終了したところで、月曜日に延期。これが悪い予感がした。流れが変わってしまう恐れがあると思ったら、その通りになった。月曜日は今までと違う風の向きになって、不確かな要素があったというような本人のコメントを読んだ。雨で遅くなったコース、プレー距離が長くなったろう。フェアウェイとグリーンを打ち、パットが入る藤田さんらしいプレーを4日間通したのに、運は味方しなかった。たら・れば、日曜日に18ホール終了していたら逃げ切ったかも知れないし、残念だった。＊月曜には上階の娘に羽田まで送ってもらって助かったが、雨がぽちぽち落ち蒸し蒸しする日でした。羽田空港国際線の建物の中も、多くの旅客で冷房が効いてるのかなと思うほどむわーっとして気分が悪し。旅客は日本語を聞くことが少ないぐらい外国人が多かった。時間潰しに屋上に行く。自動ドアが開くとムッとした空気。飛行機がスカイツリー背後に飛び、ちょっとプラモデルみたい？羽田空港から富士山が見えるのだけど、どっちの方角か分からず、この空じゃどっちみち見えない。蒸し暑さで消耗するのに外にいてもしょうがないと中に入る。これは昔の日本橋を真似した橋だが、橋の下には横になって寝ている人がいて、まさに橋の下の住人。上の食堂街の赤い毛氈？を敷いた椅子にも横になっている人がいた。海外旅行客も品が落ちたものだ。今回の旅行は勘違いが多く、これも歳のせいかとゾッとした。出発ゲートをなぜか140と勘違い。私が行った時は男性一人が座っていた。まだ時間が早かったし、20分遅れだったから変に思わなかった。（この感覚もボケてる。）マッサージ機が2台あり、300円で10分。存外気持ちが良いのでもう1回300円を入れた。しばらくすると航空会社からメッセージが入り、「ゲート143でボーディングが始まります!」飛び上がってゲート143へ。140番台のゲートはチェックインカウンターや食堂街がある場所から最も遠く、動く歩道を何度も乗り継ぎ、果ては歩いてかなりかかる。間違えたゲートがすぐ隣で良かった。行ってみるとボーディングが始まったと言っても、人が並んでいるだけで飛んでいくほどのことはなかったが。最近、飛行中の乱気流で乗客が亡くなったことがあったせいだろう、「気流が悪いところに入ります。座席から立たないで下さい。」の注意があまりに頻繁、あまりに長く、食事のトレーをとりに来てくれないのでトイレにも立てなかった。私の体験から言うと、どれも大したことがなかった・・多分平均より穏やかだったと思う。機内アナウンスではゲート7に着くと言っていたのに、スーツケースをとって出た出口はゲート6。ロスアンゼルス国際空港は大きいので、ゲートが1つ違うとかなり距離がある。孫がゲート7で待っているのではと気が気でなく、空港のフリーWiFiを使ってLINEで連絡。無事巡り合って家につきました。私の日本の携帯をアメリカで使えるようにはしていない。あまりに高いのと、ロスにはまだ自分の電話が置いてある。娘が私と孫をファミリープランに入れているので。＊到着した昨日は、午後で25度。気持ちが良かった。今日、孫の運転で銀行その他用事を済ませたが、やはり25度でこのぐらいならゴルフできるなと思ったことでした。（そうはいかず、明日からもっと気温は上がる予報。）平日の午後早くは、どこに行っても高齢者が多かった。腰が曲がったおじいさんや車から降りるのにドアを最大に開けるおばあさん、銀行で耳が遠いおじいさんなど。16歳ぐらいから何十年も毎日車を運転し続けるのでゆっくり走るぐらいで、それほど運転能力は落ちない。稀にはあるが日本ほどアクセルとブレーキを間違えたり、駐車場から転落する話は聞かない。ウィルシャー・ブールバード（大通り）、西の海から内陸部に走る。右端の車線は朝夕のラッシュ時は路線バスと自転車以外通行禁止。この時間はガラガラだがラッシュ時にはベタベタに混む。何せ道が広いので運転しやすい。私に言わせればロスのドライバーの方が交通ルールを遵守すると思う。私が日本で住むのは東京のベットタウンの住宅地なのに直進優先、左折優先を無視するドライバーが多くて、いつも頭に血が上る。夕方、と言っても5時ぐらいは夕方の気がしないが、近所のターゲットという生活用品、安価な衣類、食べ物となんでも売っている店に歩いて行きました。家からすぐの、孫が通った高校。歴史的建築物に指定されているので、この建物は修理も改造もできないので生徒には不評。公立高校だが、驚くことにナンシー・シナトラ（歌手、フランク・シナトラの娘）やマリリン・モンローも通っていた。他にジェフ・ブリッジズ（俳優）、ジュディー・ガーランド（「オズの魔法使い」の女優）、ライアン・オニール（俳優）、エリザベス・テイラー。ここらで見る今年のジャカランダの花はあまり綺麗とは言えない。今年は遅いのかな。桜のように花が咲いてそれから緑の葉をつける。運動不足にならないよう、このYMCAを使おうかと思っている。年会費が安く、プール使用以外は何でも使え何のクラスでも入れる。娘が1日違いで日本に発ってしまったので（仕事）、着いたらすぐ家事をしていています。ジェットラグにならずに良いかも。ではまた。
30Jun
- 驚きの日本シニアツァー
  見る暇もなく、ただつけていたゴルフネットワークのロケットモーゲージ三日目の再放送。それが終わったら、どうもシニアツァーらしい試合が始まった。再放送だろう。「すまいーだカップシニアゴルフトーナメント」という試合。5月30日から6月1日開催。どのぐらいやっていたのか、片山晋呉が−15でリーダー。顔を見てわかるのは、横尾要や手嶋多一ぐらい。外国人プレーヤーは全く知らない人達ばかり。ともかく、片山は最終ホール（パー5）の3打目、ピン上に付けたがバーディーパットは入らず。1打差を守って、これがシニアツアー初優勝。2年目、ちょうど丸1年近くだそうだ。シニアツァーはレベルも高いし、普通にやっていては勝てないと思って、よく準備をして色々しないとと臨んで勝てて嬉しい・・というような事を優勝インタビューで言っていた。驚いたのは2つある。1つは、優勝賞金が1000万円！先日石川遼が優勝した時の賞金と同じ額。それに再放送があるぐらいだから中継もしたのだろう。驚きNo2。この試合の事を調べるのに、JGTOのサイトを見たがシニアツァーのURLをくっつけた箇所がない。なんと日本シニアツアーは、日本プロゴルフ協会に所属するのでした。これはアメリカの PGA of America の日本版でしょう？なんとケッタイな。片山晋呉は、シニアツァーの方がギャラリーも多いし（そうは見えなかったが）、シニアツァーは楽しいと、こっちの方がいいと言わんばかりの口調だったが、賞金も同じで3日間ならそりゃこっちの方が良いでしょう。（皮肉って言うものではありません）どうしてJGTOはシニアツァーがないのか、なぜPGA Japanがシニアツァーをやっているのか、どなたかご存知ですか？私には非常に奇妙に思われる。ゴルフネットワークもU-NEXTも今晩で解約した。私は1ヶ月以上の旅行は解約していく。再び入る時も余分な料金を取られないのは良心的だと思う。ではまた。
- 最近流行のソーランクラブ？/孫のパーフォーマンス
  学校にソーランクラブがあるとは私の世代では信じ難いが、最近の流行りらしい。息子の子供たちの学校で、上のお兄ちゃんが入っていたためか今は下の子（小学校6年生）が入っている。ちょこちょこ公共の場でパーフォーマンスをする。息子が知らせてくるので、近場でやるときは見にいく。孫の活動は、すべからくおばあちゃんがサポートしている姿勢を見せませんとね。いつもは学校のソーランチームのみだが、今回は東急ナントカの協力で横浜の社会人チームと、千葉県船橋市からのチームのパーフォーマンスがあった。1日に4回やる。今回も間に合わないかと思ったが、なんとかスーパーの駐車場に止めて。最近は平日でも週末でもどこもここも満車！孫の学校のパーフォーマンスはあんまり顔が写るのでビデオはやめて写真のみ。この円状に一段高くなっているところは、普段低い噴水になっている。左奥の緑の人工芝は幼児の遊び広場。扮装もお化粧も一眼でプロとわかる別格の人達が、子供達のパーファーマンスを見ていた。次に登場したのは、横浜百姫隊。左奥の広場で。女性のみのパーフォーマー。小さい子供はチームの人のお子さん。一人飛び抜けて上手い踊り手がいた。（もっといたかもしれないが右端の方しか見えなかった。）右の旗はものすごく大きくて、立っている私の頭上にもかかる。上手に回すものですね。横浜百姫隊パーフォーマンス　6月30日　たまプラーザ東急テラス広場youtu.beよさこいチーム全国大会で1位になった REDA 舞神楽。REDA 舞神楽　パーフォーマンス　6月30日　たまプラーザ東急テラス広場よさこいソーランチーム全国一位。千葉県船橋市から。youtu.be同、後半。場所が狭くて気の毒だった。REDA 舞神楽　後半　6月30日　たまプラーザ東急テラス広場youtu.be最後に全部のパーフォーマーが出てきて、子供達も一緒に踊って終わりでした。12時からの回を見たが、30度ぐらい？湿度が高くて暑かったー。去年の夏、孫のチームは表参道でパーフォーマンス。連れて行く親も大変です。今日、上階の孫達は社会人になったお兄ちゃんも一緒にディズニーランドに行っている。私はディズニーランドは３０代で卒業した。　ではこの辺で。
29Jun
- 筒井康隆『笑うな』
  次第に渡米の準備が整ってきた・・毎年行っているのに何の準備が？というものだが、今回はちょっと長く滞在するのと段々頭の回転が遅くなっているので、毎日あ、あれがいる、あ、これも持っていかなくちゃと思い出すから、少しずつスーツケースが埋まっていく。今度は飛行機の中で読む本を買おうと駅ビルの有隣堂に行った。家にあるのはもう何遍も読んだか、内容が飛行機内で読むのにちょうど良いものではないので。本屋に入るたびに知らない街で迷子になったような、自分だけ場違いなところにいるような、パニックアタックを起こしそうな気分になる。９９.9％の作家が聞いたことない名前。知っている作家の本が目に入るのは極めて稀。今日は買いたい作家の本があったのだけど、どこの文庫もアイウエオ順の作家のところになかった。有隣堂の検索機で探すと、無い。作家の下の名前を間違えたので。自分のiPhoneで著作名『言うたらなんやけど』で探したら、田辺聖子さんだった！私は佐藤愛子さんが好きで、彼女の著作やエッセイをかなり読んだが、エッセイや対談にしばしば出てくるのが田辺聖子さん。それで彼女の本を読み始めた。大阪弁の独特の柔らかさ、おかしさがあるが、カモカのおっちゃんシリーズはけっさくだった。田辺聖子著作を調べると有隣堂ではほとんどが売り切れ。ネットで探すと電子版ならある本がかなりあった。しょうがないから目を皿のようにして、探した。司馬遼太郎や海音寺潮五郎はあったが、飛行機の中で読みたくない。安倍龍太郎という人の本も面白そうだったが、読み応えがある本格的歴史小説、と帯に書いてあったからやめた。そこで目に入ったのが筒井康隆。『笑うな』という文庫本でショートショートが34入っている。裏表紙の氏の写真を見てびっくり！こんなおじいさんだっけ？生年は書いてあるが没年の記載は無い。まだご健在なのでした。89歳ですから、今時は特別長生きでもない。筒井康隆さんはとってもハンサムだったのです。星新一もハンサムでした。＊今日、ロスの次女から電話があって、空港には孫が迎えにきてくれるという。就職したばかりの彼女の会社は、7月4日の独立記念日の週というので１週間休みだそう！娘婿はコロナウィルス感染。熱も何もなく鼻がグシュグシュ言っている程度だそう。私が着く頃には5日間が終わっているはずだが、アメリカも感染が増えているのだ。では今から全米シニアオープンの2ラウンド目、再放送を見ます。
- 161円・・/今週のツァー
  密かに、円が下がり過ぎて再び為替介入して上がった時に換金しようと目論んでいたが、もう間に合いそうもないから足りなくなったらロスで換金することにした。私の知る限り空港で換金するのが一番割高だと思う。日本と同じように、アメリカにも換金専門の店があるから、素人にはそこが一番得だと思う。去年3月の換金レートは１３３.20円だった。つまり、＄1は130円20銭でした。その前に換金した時は110円台だった。私は年に一度はロスに行くので、円ドルレートはいつも見張っている。（笑）ロスでは大してお金は使わない。次女のうちに自分のベッドルームがあるし、普通に生活してたまにゴルフしたりショッピングに行ったり、日本で生活しているのと変わりない。みんなアメリカは物価が上がった、上がったと脅すので、まああんまり心細い思いはしたくない。話は飛ぶが次女がロスから大量に持ってきてくれたコーヒー豆がなくなり、近所の店で買ったのを挽いて飲んでいるが、美味しくなくて閉口する。美味しくないわけじゃないのだろうけど、脳がアメリカのPeet's Coffeeの味に慣れてしまったのでしょうね。豆で買ってくると非常に安い。＊昨日夕方6時から全米シニアオープンを見たが、藤田さんは最後の2ホール、パットしか写らず、ハイライトもなかった。2ラウンド終わって依然として首位をキープしている。二日目は午後スタートだったので、今日の中継はかなり写ったと期待したい。朝1時から4時のライブ中継は見る気もなく、今日も夕方の再放送を見よう。予選カットの後、3ラウンド目も3サムで1番と10番と両方のティーを使う。悪天候が予想されるのか？−8のスティーブ・ストリッカー、−10のリチャード・グリーン（オーストラリア）、−11藤田。1日目は朝組は微風、午後組は風が吹いていたが、悲劇を生むほどでもなく、USオープンが予選終了時に二桁アンダーが2人もいるのはガッカリだった。リンクスコース（リンクス風コース）は厳しいコンディションにならないとスコアが出てしまうということか。ビージェイ・シンは乗用カートを使うことを認められたと解説者が言っていた。PGAチャンピョンズの試合でも、申請して認めれれば乗用カートを使用可能ということらしい。（最近まで知らなかった。誰でも乗れるということではないのね。）今のシニアツァープレーヤーを見ると多くは中年太りもせずグッドシェイプだ。リーダーボード＊もっとがっかりするのが、ロケット・モーゲージクラシックで、−4がカットラインの試合は見てもつまらない。ドナルド・ロスデザインコースだが、今のプレーヤーにはパー72にしては短いのか、こういう感慨もメジャーを見たあとの後遺症かもしれない。この試合は優勝スコアが−25や−26が出ている。PGAツァーのポリシーボードミーティングの内容から漏れてくる話では、シグネチャーイベントであれ、他の試合であれフィールドは120人にする。（120人以上にはしない）ツァーカード保持者は125人から漸次減らしていく。125人から123人にという具合に年々減らす。これらはボードミーティングに参加したプレーヤー達がメディアに聞かれて漏らした内容。いずれ2026年からスタートする。またツァーのスケジュールも色々変えるらしい。LIVゴルフとPGAツァーがジョイントの試合をやる、あるいは幾つかの試合にLIVゴルファーを出場させるという話は全くないようで、今のポリシーボードはLIVゴルファーがツァーに戻ることを強く拒否している様子。それが証拠に（これは私の推測だが）、マーチン・カイマーやリー・ウェストウッドが、世界のトッププレーヤー達をPGAツァーでプレーさせないのは疑問だと最近発言している。LIVゴルフに行ったプレーヤー達のかなりに共通しているのは、彼らの言い分は自分本位でワガママだということ。100ミリオンも200ミリオンも貰って、PGAツァーを出ていったのに、何もなかったかのように元のツァーでプレーさせるべきとはどういう根拠か。どう糊塗しても、トッププレーヤー達が抜けてPGAツァーは視聴率も落ちているし、これ以上引き抜きされないよう、ツァーは手を変え品を変えそのプレーヤー達に金銭的恩恵を与えている。誰が始めたのか、というの見逃せない論点だと思う。ではこの辺で。
27Jun
- 今週は全米シニアオープン/タイガーの話
  メジャーリーグが特別好きなわけでもないが、朝のワールドニュースのチャンネルはドジャーズの試合のライブ中継になる。いきおいほとんど毎日見ている。BGMがわりにつけているので大谷以外のプレーヤーの名前はいつまで経っても覚えません。昨日、定期的に通う医者に行って、ロスに行くので可能なら長めに薬を出して下さいと頼んだら、「ぜひドジャースの試合を見て来て下さい」と言われた。チケットが取れないんじゃないですかねーと言ったのだけど、娘に言わせればお金があればどうとでもなるそうだが、そのお金がというのは法外な額でしょう。＊今週は全米シニアオープン。去年は見た覚えがないが、バーンハート・ランガーが６５歳にして優勝。今年はアキレス腱の手術をしたが、3ヶ月で試合に復帰してきたそうだ。開催のニューポートカントリークラブ。ロードアイランド州。なんと、私はロードアイランドがこんなところに位置するとは知らなかった。場所を見ただけで、古いアメリカであることがわかる。ウィキピディアによると、ニューポートはお金持ちのリゾート地としてブームになっていたそうだ。そのうちの一人が、友達を募って土地を買い取りゴルフコースを造った。創設が１８９３年。最初のデザインはウィリアム・デービス。１９２３年にA.W. ティリンガスが改造。７０７５ヤード、パー７０、コースレート75.4、スロープ１３５。（画像はグーグルマップから拝借）近年では1995年に全米アマチュア（タイガー・ウッズがバディー・マルーチに勝った年、2回目の優勝）、2006年全米女子オープン（アニカ・ソレンスタム優勝）を開催。＊アーニー・エルスが、このコースはリンクススタイルのコースで、アイアンで２０ヤード、４０ヤード手前に打って転がり上らせるコースだ。普段の、高いショットでグリーンで止まらせるコースじゃなくてね、だから全英オープンに強いタイプのプレーヤーに有利だと思うよ、と語っていた。練習ラウンドでは風が吹いたそうで、ヒース・スローカムのキャディーが、１８２ヤードのピンに右7歩に狙わないといけないとツイッターに書いていた。最年長出場者、ゲーリー・コーク（元PGAツアープレーヤー、6勝）。彼はテレビ解説者、オンコースレポーターとして活躍している。71歳でクオリファイを通過して出場するのは素晴らしい。2006年全米女子オープンの時、中継スタッフに加わっていてこのコースをプレーしたと言っている。 The oldest qualifier to play in the Senior U.S. Open! 71-year-old Gary Koch is set to make his first PGA TOUR Champions start since 2018 @USGA. pic.twitter.com/T2PdjkEPSw— PGA TOUR Champions (@ChampionsTour) June 25, 2024バーンハード・ランガーの練習ラウンド。白波が立っている海が見える。 Bernhard Langer can still move it. The 66-year-old starts his title defense tomorrow at the U.S. Senior Open.@USGA pic.twitter.com/GXRlWPXheh— PGA TOUR Champions (@ChampionsTour) June 27, 2024私が調べたところでは中継は、ゴルフネットワークで日本時間金曜日と土曜日が午前1時から4時。ライブ中継。週末はライブ中継がない。同局でロケット・モーゲージクラッシックの中継をやるから。録画放送は第3ラウンドが日曜日午前8時から11時。同、最終ラウンドは月曜日の正午から午後3時。DAZNやBS松竹東急は最終日の録画放送を数日後にやるようです。全米シニアオープンのリーダーボードところで、タイガーは来年2025年12月30日に50歳になるが、PGAチャンピョンズ（シニアツァー）に出場する意向で話し合いが始まっているという情報です。タイガーはリタイアする気は毛頭ないもよう。それから、これはPGAツァーのシグネチャーイベントで、棄権者が出ても72人になるようアルタネートを置くことを決めた時に発表されたことだが、タイガーは長年のツァーへの功労者としてシグネチャーイベントも出場資格が与えられた。これは来年から。では今はこの辺で。
25Jun
- ゴルフの可能性は縮まるばかり/ロスのナイターコース
  先週の金曜日、朝から強い前で「梅雨入り宣言」・・こんな雨で梅雨と言われてもと思ったが午後3時ごろには雨が上がりゴルフの練習へ。駐車場には同じことを考えるおじいさん達が続々と車からゴルフバッグやクラブ数本を持って降りてくる。気温は23度かそこら。雨上がりでも蒸し暑さは感じなかったが、腰が痛くならないうちに40球あまりで引きあげた。これが日本でのゴルフ練習終了。秋に再開するまで。＊ロスはというと、下は私が滞在する地域の気温。平年は日中最高気温が27度だそう。朝は10度台なので朝早いスタートで9時過ぎに終われば私でも耐えられる程度です。スコアにするのは難しい。朝露やグランドクルーが撒水して、ボールは飛ばないしグリーンはまるで転がらない。ロスは湿度が低いので、日本のようにフェアウェイから湯気が上がってくるような蒸し暑さはありません。しかし、日差しが強いので9時半、10時でもゴルフシャツを通して背中が焦げつきそうな感じ。＊（画像はコースサイトから拝借）ロスアンゼルス国際空港のすぐそばにはナイターがある18ホールコースがあり、夏はちょこちょこ回りました。確か夜10時まで終わらないといけなかった。でも9時45分くらいから「10時になったらゲートを閉めます」としつこくスピーカーで言う。今、スコアカードを見るとパー3が9ホール、パー4が8ホール、パー5が1ホールのパー64。白から4075ヤード、青から4339Y。200ヤード台のパー4が4箇所あるし、ホールは平坦な方なので、他のパー72のコースよりは容易です。ロスのゴルフコースは、90ヤードや100ヤードのパー3がない。短いパー3は女性がスコアを稼ぐところだと思うが。ラフはバミューダ、ライグラスに見えるところと、kikuyuも見かける。グリーンはベントじゃなくてポアアナだったかなー。小さいグリーンにはかなり傾斜があって、ピン位置によっては4パットもある。一般的には、ここはビギナーがパー3コースを回れるようになって次の段階で来る所。ここを回れるようになったらレギュレーションの18ホールコースデビューというわけです。新しいクラブを買ったときに、試しプレーにここに来ることもありました。男性上級者の競技ゴルファーでアイアンの練習に来る人もいた。距離的には今の私にはちょうど良いんじゃないかと思う。意外とロースコアを出すのは難しい。ライトのポールはフェアウェイの両側に立っているだけで、パー4のフェアウェイは狭いので、ティーショットは難しい。平日はガラガラだったのに、パンデミック以来無茶苦茶混むようになって、予約はびっしり埋まってなかなか取れなくなった。しかし今チェックすると翌日のでもいっぱいある。一番早いのが5：16am、もっとも遅いのが8：44pm。これは＄16。うまくいけば9ホール回れるというところか。ハーフなら私でも担ぎの歩きで回れます（クラブは数本に減らす）。18ホール回るときは乗用カートです。ここが私が真夏に唯一ラウンドできるところかなー。ま、希望は捨てずに。ではまた。
24Jun
- スコッティー・シェフラー強し！/トラベラーズチャンピョンシップ終了
  今日は暑かったですねー。ここらは34度に上ったようです。湿度が高くて、一番気温が高い時でさえ60％。先週末、上階の娘夫婦は末っ子を連れて親類の法事で関西に行っていたが、京都をうろうろして湿度が高く、また観光客が多くて人酔いしたと言っていた。清水寺はなるほど人人人、日本人の方が少なかったそうだ。世界中が極端な天候で、先日はスイスのアルパインで街の通りを濁流（濁流というより清流だった）が流れ、今のニュースでは中国で洪水と地滑りが起こっている。＊やっぱりシェフラーが優勝。サンデーバック9に3、4ホール入った頃はシェフラーとトム・キムを始めー19が5人もいたが、シェフラーが13番から3連続でバーディーにして−22、トム・キムが1打後ろ。他はもう残りホールがない。同じく最終組のアクシャイ・バーシャは、昨日までのショットがなくパットも入らず、他の二人に格負けしている感があった。1打差で来た18番440Y、シェフラーは3ラウンドまでと同じく3Wでティーショット。トム・キムはドライバーでフェアウェイ。シェフラーは残り148Yからピン右下のエッジへ。ちょっと納得いかないような顔で空を見ていたから風が変わったのか・・。トム・キムは残り131ヤード、ピン右下3メートル。パットはシェフラーが最初のようであった。シェフラーがパット前のルーティーンに入っている時、グリーン右側上方から数人がグリーンに走っていき、何か粉をグリーン状に投げ出した。シェフラーに一番近かったのは、後方から来た青シャツの男で右バンカーで警察に倒された。Protesters at Travelers Championship tackled by police after running onto 18th greenThe protesters sprayed white and red powder, leaving stains on the grass before Scottie Scheffler, Tom Kim and Akshay Bhatia finished their rounds.---➡️Subsc...youtu.beこれは視聴者が中継のテレビ画面を撮ったものだが、こちらの方が経緯がわかりやすい。Protesters stop play on 18 at travelers championshipyoutu.beここ1、2年美術館の絵画や彫刻、屋外の古代建築物にケチャップやスプレーをかける事件が増えているが、とうとうゴルフのトーナメントにまでやってきた。最近PGAツァーで各グループに地元のシェリフや警察官がつき、18番のグリーン近くにこれだけの警察官がいたのは幸いだった。グリーンキーパー達がグリーンを清掃し、この騒動が最終組3人のパットに響いたようには見えなかった。シェフラーのパットは8メートル。入りそうなラインで転がったが入らずパー。バクシャもバーディーパットを外した。トム・キムはこれを入れたらプレーオフの3メートルのバーディーパットを入れ、−22。プレーオフの前に18番のカップを切り直した。もう少しフロント近くにした。＊プレーオフの18番はトム・キムはドライバーでフェアウェイ。シェフラーは3Wでフェアウェイ。シェフラーはセカンドが152Y。PWでピンハイ左３.3メートル。遠いところから先にピンに近く打つのが最強の作戦ではあろうが、さてキムはインサイドに打てるか・・？トム・キムは残り110Y。ラブウェッジを手にしたと聞いて、解説者達は目一杯振らないと足りないかも知れない、さっきから風が止んでしまった、とラブウェッジの選択を怪しむ口調。案の定、と言っては酷いが右バンカーへ、ボールは目玉。グリーンサイドでのインタビューで、もっと良いショットを打ちたかったと言っていたからミスショットだったんでしょうね。トム・キムの10メートルのパーパットは入らず、シェフラーのファーストパットは左に外れたがタップインして勝負あったり。最終日ハイライト。Scottie Scheffler wins in a playoff | Round 4 highlights | Travelers | 2024In the final round of the 2024 Travelers Championship, Scottie Scheffler carded a 5-under 65 to finish at 22-under for the tournament before defeating Tom Ki...youtu.beついでに侵入者達のその後。逮捕されたアクティブスト6人の名前が言われ33歳から55歳。気候変動のアクティビストということだった。5000ドルの保釈金で保釈され、１週間後に出廷する。Six arrested following Travelers Championship protestSix people were arrested following a protest during the final round of the Travelers Championship.youtu.be＊シェフラーは今季6勝目。7月になる前に6勝もしたのはシェフラーが6人目だそうだ。ジミー・デマレット（1940年）、バイロン・ネルソン（1945年）、ベン・ホーガン（1946年）、サム・スニード（1950年）、アーノルド・パーマー（1960年と62年）。また過去40年で、ワンシーズンで少なくとも6勝したプレーヤーはこれで4人目。タイガー・ウッズとジージェイ・シンは2000年と2004年に各9勝した。（二人で18勝！）タイガー・ウッズ8勝（1999年と2006年）タイガー・ウッズ7勝（2007年）タイガー・ウッズ6勝（2005年と2009年）ニック・プライス6勝（1994年）タイガーの強さはクレージーですね。ということで今日はこの辺で。リーダーボード
- エイミー・ヤン念願のメジャー優勝/KPMG女子PGAチャンピョンシップ
  ついに、ついにエイミー・ヤンがメジャー優勝達成。どのぐらいメジャーで上位に入っているかが下の表。若い頃は特に全米女子オープンで勝てる位置にいて、優勝を逃したという印象がある。何年も前に彼女のキャディーが、ヤンは自分がどれぐらい良いプレーヤーであるか分かっていない、あとは少しの自信が後押しすればたくさん優勝できるプレーヤーだと言ったのを覚えている。多分彼女が20代半ばの頃だったと思う。ヤンは13番のバーディーで−10にまで行った。一番近いプレーヤーに5打差をつけていた。1つぐらいボギーを出しても最終ホールはパー5だから悠々と勝てるかと思ったが、16番でボギーに17番では右の池に落としてダブルボギー。スタートの−7に戻った。これがあるからこの人はメジャー優勝のチャンスを逃してきた？と思ったが、コースが難しくそれ以上、下からのプレーヤー達は差を縮めていなかった。山下は最終日1オーバーにしたが大健闘だったと思う。２位タイでスタートして２位タイで終了。自分のゴルフを崩さない、メンタルが強いプレーヤーの印象。パットの思い切りが良い。他のプレーヤー達にティーショットで20ヤードは置いていかれたと思う。彼女に向いていたコースとは言え、いつも長いクラブで打つわけだから。渋野日向子も、もっと出来たという思いはあるかも知れないが、全米女子オープンに続き上位に入ったのは好結果。4ラウンド目の飛距離が278Y。エイミー・ヤンが279Y、レキシー・トンプソンが270Y。スイング改造し始めて、いっときはすごく飛距離が落ちていた記憶がある。人は彼女のスイング改造をけなすが、彼女は手か指か（親指の付け根じゃなかったかな）を傷め、痛みでクラブが振れずスイングを変えることにしたと聞いた。アメリカの中継でもアナウンサーが言っていた。改造前のスイングが良かったとか、そういうアンタは誰？という感じです。過去にはスイングを変えてそれからゴルフが下がり坂になり、戻れなくなったプロもいたが、ロープの外にいるものが評価することでもあるまい。我々はテレビ中継で見る以上のことは何も知らないのだ。レキシー・トンプソンの最終日は凄まじかった。前半は43！残りの10ホールでバーディー6個。最終ホールで長めのバーディーパットが入り、にっこりして終了した。ところで優勝賞金額を見てください。＄１.56ミリオン。２位のリリア・ブーで70万ドル。来るなら彼女かなと私は密かに思っていたが、後半に2つボギーを叩いて及ばなかった。ホールアウトするときはムッとした顔をしていた。悔しかったんでしょう。強いプレーヤーです。開催コースは良いコースでした。1998年男子のPGAチャンピョンシップも開催。ビージェイ・シンが優勝。リーダーボード最終日ハイライト。Condensed Final Round Highlights | 2024 KPMG Women's PGA ChampionshipWelcome to the official YouTube channel of the LPGA Tour. Here you can find everything you need to stay up to date with all of the action featuring some of t...youtu.beトラベラーズチャンピョンシップのことは後刻書こうと思います。
23Jun
- ひどいJGTO/KPMG女子PGAチャンピョンシップ
  【加筆】下の方に、山下みゆうのハイライトを入れました。石川遼が2年ぶりに優勝したというYahooニュース記事を読んで、ハイライトを探したが3ラウンドの分しか見つからなかった。そのうち出るのかしらね？リーダーボードをチェックし優勝賞金額を見て、日本もとうとう優勝賞金が1億円になったか、と数えてみた。イチ、ジュー・ヒャク・セン・マン・十マン・百マン・千マン・・ん？1000万円？まさかね、と数え直す。イチ、ジュウ、ヒャク、セン、マン・・・・やっぱり1千万円だった。この試合の冠スポンサーを批判するものではないが、日本男子ツァーに金を出そうという会社はいないの？JGTOというオーガニゼーションが悪いとか、プレーヤー達にも責任があるとか、それを超えた民度の問題じゃないですか？医学・科学は言うに及ばず、スポーツや文化芸術にお金を使わない国は劣化の一途を辿ると思う。ゴルフ後進国じゃあるまいし、日本人がどれほどゴルフクレージーかは世界の知るところ。企業に社会還元する気はないのか？ゴルフ人口は増え、ゴルフは若い層に移行していると思われ、種々のゴルフ番組をやっている。今日もBSジャパネクストではトラベラーズチャンピョンシップ３日目のライブ中継が終わったらすぐに再放送をする予定だったが（番組表ではそうなっていた）、GoGo女子ゴルフとかいうのになっていつまでも始まらない。その後は日本LPGAのモンダミンカップになった。そのほか、私の好みでは見る気が起こらないゴルフ番組が山ほどある。BSの何処かで週末だけでも中継しようというチャンネルはないのだろうか。男子ツァーは人気がないから、金が儲からないからという理由でどんどん露出度が減ると、さらに誰も見なくなりさらに衰退する。だから松山はオリンピックには若手が出るべきと言っていたのでは？さっきハイライトが出ました。石川遼2年ぶりのツアー19勝目！最終日ハイライト！オレたちによる、オレたちの大会ジャパンゴルフツアー選手会主催『JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品』大会委員長石川遼が魅せに魅せた最終の模様をお届けです！最終結果はこちらからhttps://www.jgto.org/tournament/2898/leaderboard放送URL...youtu.be＊KPMG女子PGAチャンピョンシップは、YouTubeで全体のハイライトや一人のプレーヤーだけのハイライトも出ている。WOWOWの中継からの日本人プレーヤーのみのハイライトが出ていたが、中継のやり方があんまりで見るのが耐えられなかった。大リーグの野球中継は悪くないと思うが、日本のゴルフ中継はどうもナンだと思う。アナウンサーはなんでもドラマチックに言うか、我流の解釈を入れすぎか、プレーヤーを庇って小学生の学芸会の中継のような人もいる。3ラウンド目はジン・ヤン・コーも渋野日向子もレキシー・トンプソンも73で−3に落ちた。以前も書いたが韓国のエイミー・ヤンは良いプレーヤーでメジャーはしばしば上位に来るが優勝したことがない。ショットメーカーの割にメジャーどころか普通の試合も優勝回数は少ない。（LPGA5勝）昔からファンなのだけど、今度こそ最終日に踏ん張れるか・・。ハイライトによると金曜日は腰痛でプレー中に薬を飲み、手当も受けたそうだ。山下みゆうが−5、２位タイまで上ってきた。飛距離がない彼女に、こういうコースは向いているかも。パットがよく入っています。トンプソンはフェアウェイをしばしば外していたが、彼女もパットはよく入っている。渋野日向子は初っ端からボギー3つで、もったいなかった。フェアウェイを逃したのかな？良いアイアンショットを打っていた。上にいるプレーヤーが落ちてくるかも知れないし、4打差は大差ではないでしょう。3ラウンドのハイライト。21分。Condensed Rd. 3 | 2024 KPMG Women's PGA ChampionshipWelcome to the official YouTube channel of the LPGA Tour. Here you can find everything you need to stay up to date with all of the action featuring some of t...youtu.be山下みゆうの3ラウンド目ハイライト。Miyu Yamashita Highlights | 2024 KPMG Women's PGA Championship Rd. 3Welcome to the official YouTube channel of the LPGA Tour. Here you can find everything you need to stay up to date with all of the action featuring some of t...youtu.be＊22歳と1日。トム・キム。トラベラーズシャンピョンシップ3ラウンド目は寝坊してまだ再放送や見逃し配信は見ていない。トム・キムはまだ首位キープしている。こういうロースコアが出るコースは、最終日に下から9アンダー10アンダー出されると厳しい。キャメロン・ヤングが3日目59を出した。ここはジム・フューリックが58出したと思うが。（ウィキピーディアによると2016年8月7日だった）6800＋ヤードだから、そりゃあロースコアも出る。スコッティー・シャフラーはちゃんと1打差につけている。松山はこの試合はシグネチャーイベントでなければ出ないのじゃないか。ま、熱中症にならず終わればよし。今週が終われば2週休んで涼しい？スコットランド。リーダーボードiPadがだんだんバッテリーの減りが早くなり、新しいのを買おうと思うが、旅行前にいろいろなことをするのは気が焦るので帰ってから買おうと思う。今、安いのは58000円。ではまた。
22Jun
- ゴルフの不確実性
  私はアメリカLPGAを見る手段がないが、ここのところリーダーボードを注目している。まずは、これが今週のKPMG女子PGAチャンピョンシップ、２日目終わっての上位プレーヤー達。予選カットラインは＋5。全米女子オープンで泣きながら今季で引退と発表したレキシー・トンプソン。やはりその週は予選落ちした。今季の成績。5試合を予選落ち。しかし先週のメイジャーLPGAクラシックではプレーオフで敗れての２位タイ。記者会見でもニコニコして久しぶりの笑顔だった。今週は上のように首位と2打差の3位タイ。1日目のレキシー・トンプソン。＊渋野日向子。ミズホ・アメリカズオープンまではトンプソンと似たような成績だ。下は全米女子オープンで２位になってからの成績。そして今週はトンプソンと同じく、首位と2打差の位置にいる。＊ネリー・コーダはどこにいったのだろうとずーっとリーダーボードを下がって見つけた。初日が終わって−3。２日目は午後スタートだった。午後の方がコンディションが厳しかったのか（おそらくそうだろう）、81を叩き、1打足らずで予選落ち。今季は5連勝を含め6回優勝しているが、全米女子オープンで予選落ち、翌週のメイジャーLPGAクラシックでも予選落ち。そして今週も。3週連続だ。1ラウンドのハイライト。20分。ネリー・コーダがここから翌日81とは信じ難い。Condensed Rd. 1 | 2024 KPMG Women's PGA ChampionshipWelcome to the official YouTube channel of the LPGA Tour. Here you can find everything you need to stay up to date with all of the action featuring some of t...youtu.be2ラウンドのハイライト。19分。幾つのホールはものすごく狭い。笹生優花やレキシー・トンプソンはプレーしにくいんじゃないか。Condensed Rd. 2 | 2024 KPMG Women's PGA ChampionshipWelcome to the official YouTube channel of the LPGA Tour. Here you can find everything you need to stay up to date with all of the action featuring some of t...youtu.be＊今日は暑いのでそそくさと買い物に行き、さっきからU-NEXTでトラベラーズチャンピョンシップの2日目を見ています。スコッティー・シェフラーは−10には上げてくるだろうと推測したが、−11。午後組の方が風が吹いています。途中雷雨で中断。何時ごろだったのか夕方だと思うが。松山やシェフラーは7時近くにホールアウトしていた。ではまた。
21Jun
- トラベラーズチャンピョンシップ1日目
  ・・と言っても大して書くことも思いつかない。メジャーのあとは、なんかぼーっとしてゴルフ中継を目では見ているのだけど頭に入ってこない。アメリカ人はこういうのをメジャーの二日酔いと呼んだりする。そりゃああんなコースでプレーヤー達が苦闘しているのを見るのはこっちも疲れる。＊−8でリーダーのトム・キム。赤い顔でやはり暑そうな顔をしている。木曜日遅い時間に皆を抜いてトム・キムが−8（62）を出したが、スコッティー・シェフラーは順当に−5。インタビューで、先週よりスイングが良くなっている、パットは先週は正しいラインで打てなかった、今週はいつもの（普段ツアーでプレーしているの意）グリーンでやりやすかったし、ボールがカップに入るのを見るのはナイスだったと言っていた。松山は体調が悪くインタビューはできませんと言って、速攻で帰ったそうだが、3週連続出場と今日は暑かったからでしょ。33、4度に上ったと思う。木曜日とはいえ、ギャラリーも多くなかった。パトリック・カントレーは鮮やかなブルーのシャツを着ていたが、背中に肩甲骨の形で汗が滲み出ていた。テキサス州ダラスに住んでいるシェフラーは、「ダラスはこの時期、朝でも80度（摂氏２６.6度）から下がることはない。ここはその点、朝は涼しい。でも昼間は確かに暑かったよ。」と言っていた。開催地のコネチカット州クロムウェルは普通はこれほど暑くならないようです。金曜日も33度の予報。平年より7度高い。6月21日はトム・キムとシェフラーの誕生日。それぞれ22歳と28歳になる。二人ともダラスに住んでいるので少し早めの誕生日を祝って、地元のレストランで一緒にピザを食べたそうだ。シェフラーは贅沢をしないというか、普段と違うことをしないというか、マスターズで優勝した後もダラスに着いた時間が遅かったので、地元の？友達らとピザを食べただけと話していた。今週も奥さんと赤ちゃんを連れてきている。両親や妹もクロムウェル入りしており、これからランチを食べると言っていた。せっかく両親が来ているのだから、今週も勝つかもしれん。2ラウンド目はもう始まっています。リーダーボード
19Jun
- マッキロイは今週棄権/ツァー情報/6月19日
  まずは、出場プレーヤー達にすこぶる不評であった今年のメモリアル・トーナメントの日程変更。メモリアル（シグネチャーイベント）→全米オープン→（今週の）トラベラーズ・チャンピョンシップ（シグネチャーイベント）とトッププレーヤー達は全米オープンを挟んで3週連続出場になった。メジャーの前の週の試合に出場する派と、出場しない派がいる。メモリアルトーナメントに優勝し、全米オープンではカットラインで予選通過したスコッティー・シェフラーは、全米オープンの前の週に出場したのは1回だけ、それも（今考えると）出場すべきじゃなかった、次からはメモリアルに出場しないかもしれないとまで言っていた。自分のトーナメントであるジャック・ニクラウスに今年のスケジュールが面白かろうはずがない。メジャーにつぐ大きな試合とゴルフ界では見られたおり、コースセッティングもメジャー並みにタフにする。全米オープンの前週ではその重みが薄れる、と感じたろう。これが来年からは元のスケジュールに戻される。たった1年で元に戻すのは良い案ではなかった証拠。去年のスケジュールは、6月1ー4日メモリアル、6月8ー11日RBCカナディアンオープン、6月15ー18日全米オープン、6月22ー25日トラベラーズであった。この順序に戻るという事だろう。2025年の全スケジュールはまだ発表されていないもよう。＊シグネチャーイベントのフィールドに関して。シグネチャーイベントはフィールドが72人であるが、今週のトラベラーズ・チャンピョンシップはローリー・マッキロイが棄権したので71人になった。今年まではアルタネイトを置かないので71人になったが、来年からアルタネイトを置くことになった。これでフィールドは常に72人になる。マッキロイはアメリカの月曜日午後にこのステートメントを自分のツイッターアカウントに出した。要約。「昨日はプロゴルファーとしても17年で最もタフな日だった。始めに、ブライソンにお祝いしたい。彼はふさわしいチャンピョンだ。（中略）先週を見直すに、試合を通して、2、3のことが悔やまれる。主に最終日16番と18番でパットを逃したことだ。しかし、いつもそう努めているように、ネガティブなことよりポジティブなことが多かったと見る。先週の始めに言ったように、今は次のメジャー優勝に今までで一番近いと感じている。僕のキャリアを一言でいうなら、立ち直りだ。（resilient や　resilience に適した日本語が思いつかない）17年間、そうしてきたように今度も立ち直ってくる。2、3週休んで、全てをやり直してスコティッシュオープンのディフェンディングチャンピョンとして、そしてロイヤル・トルーンでの全英オープンに戻ってくる。See you in Scotland! 」あんまり書きたくないが、マッキロイはあの負け方でゴルフ解説者やゴルフレポーターにまで批判され、ゴルフファンには「会場に残ってデシャンボーに握手してお祝いを述べなかったこと」と「インタビューを受けず、さっさとコースを出たこと」を叩かれた。これは最近のアメリカ社会の悪い面が出ている。正しいか正しくないか、白か黒か、許せるか許せないか・・どちらかの側で中間がない。自分が信じるところをしない者を徹底的に叩く。それからポリティカルコレクトネスの風潮が顕著に出ている。ポリティカルコレクトネスは、そうやるのが社会に受け入れられるから、非難されないから、（極端には）褒められるからが動機になっている言動。ここでファンが非難するところの、敗者が勝者に握手して祝うというのは、以前は少数派だったと思う。プレーヤーと個人的に親しいプレーヤーはそれをやる。同胞プレーヤー達もやる。（カナダ人やヒルパニック系プレーヤー達）これはまた別な話。これもやらない人はやらない。今回の根拠は、PGAチャンピョンシップでデシャンボーは残ってザンダー・ショーフェルに近づいて握手をしたというもの。ちょっと前まで、こんなことをするプレーヤーはいなかったと思う。タイガーの世代がそんなことをするのを見たことがない。彼らはぎりぎりと歯軋りをして、自分を罵ってロッカールームに引きあげたに違いない。タイガーはサンデーレッドのシャツの背中に怒りのマークが浮き出ていた。（私はこっちのタイプの方がよほど好きだ。）敗者のインタビューも最近は皆応じるが、昔マスターズでマイク・ウィアーにプレーオフに敗れたレン・マティアスは泣きじゃくって言葉が続かず、記者会見の収拾がつかない感じで、応答できるメンタルの状態ではない時にするのは考えものだと思った。ツイッターでのバッシングがあまりに激しいので、LPGA元プレーヤーで長年解説していたジュディー・ランキンと、シェーン・ローリーはマッキロイを擁護するコメントをツイッターに出したぐらいだ。＊今はこんなところで。トラベラーズチャンピョンシップのティータイムはすでに出ており、松山はキーガン・ブラッドレーと10：20am、日本時間木曜日夜11：20pm。アメリカは熱波が襲っており、コネチカット州クロムウェルも連日30数度になるもよう。
18Jun
- セカンドチャンス/アンヘル・カブレラ
  イギリス人のゴルフレポーターがアンヘルと呼んでいたので、アンヘルと書くことにする。Angel Cabreraは、ご存じ2007年の全米オープン、タフなコンディションのオークモントでタイガー・ウッズ、ジム・フューリックをおさえて優勝したプレーヤー。優勝スコアは＋5だった。風があり硬いグリーンは誰のボールも、タイガーのボールさえもピン近くに止まらなかったが、カブレラのボールだけピンの周りに止まったのを覚えている。この優勝も我々を驚かせたが、2009年のマスターズ優勝はさらに驚いた。彼がマスターズのコースに向いたプレーヤーとは誰も思っていなかったからだ。彼もメジャーだけに浮上してくるプレーヤーで、他には2014年にグリーブライアー・クラシックに優勝したのみ。いっときたまにテレビ中継に写るカブレラはかなり太り、ゴルフも往時を偲ばせるものがなくなっていた。肩も傷めたと聞いた。これが2010年代後半ぐらいだったかと思う。それから聞こえてきたのは、母国アルゼンチンで実刑判決が出て刑期を務めていると言うニュースだった。どんな犯罪でとここで書く必要もないと思う。ブラジルでの逮捕とアルゼンチンで刑期を終えるまで2年半余あったと思われます。ウィキピディアによると出所したのが2023年8月、その年の12月にはPGAツァー共催の試合に出場可能になった。程なくラテンアメリカのツァーで優勝。今年のマスターズの前に、マスターズ委員会はわざわざ我々はカブレラを歓迎すると言うステートメントを出しました。アメリカ入国のビザの許可が降りるのが間に合わなかったようです。＊そして、先々週のPGAチャンピョンズに初出場（有罪判決を受ける以前に出場したか不明、現在54歳）、２２位タイだった。優勝はアーニー・エルス。カブレラが出場というので、初日ティーショットの前に名前が紹介されたビデオがゴルフチャンネルのサイトに出ていたが、他のプレーヤーよりもまばらな拍手で、コンサバティブな人達は過去の犯罪者をウェルカムしないのかなと感じた。先週、ヨーロッパのシニアツァー「レジェンドツァー」で、ポール・ローリーズ・マッチプレーで優勝。62人のフィールド、決勝マッチで南アフリカのジェームス・キングストンを破った。（レジェンドツァーのトップページから拝借）このページを開けると画面右下に試合の短いビデオが出てきます。レジェンドツァー。セカンドチャンスを与えられ、そのチャンスを生かすのは素晴らしいと思う。才能は死なず、また本人もたくさん努力したと言っている。ではまた。これから中間テストで給食がない上階の孫がランチを食べに来ます。昨日はスーパーのサンドウィッチで済ませたが、強い雨で買い物にも行けず、仕方なく？ご飯を炊いた。
17Jun
- Ruthlessness /全米オープン最終日
  アメリカのゴルフチャンネルはメジャーの試合のたびに、中継とは別にLive From ○○○○という番組をやる。今週はLive From US Openというわけだ。試合が始まる前と終わった後と、このようにアナウンサーと解説者が話す。左からキャスターのリッチ・ラーナー、女性は元LPGAプレーヤー、中央が元ヨーロッパツァープレーヤーのポール・マッギンリー、その右が元PGAツァープレーヤーでゴルフチャンネルの解説者ブランデル・シャンブリー（今週は抜擢されて全米オープンのテレビ中継でも解説をやった）、一番右はゴルフジャーナリスト。試合が終わり、この番組が始まったとき、彼らはたった今、親友の訃報を聞いたような表情だった。彼らにとっても、それほどマッキロイの負け方は衝撃的だったのだろう。各自がマッキロイが勝てなかった理由を分析して話していくが、ブランデル・シャンブリーとポール・マッギンリーは議論になり、二人とも顔を赤くして相手の説を否定し、自説を押し通そうとしていた。ゴルフ界もゴルフファンも、優勝はブライソン・デシャンボーとマッキロイの戦いになるだろうと予想していたろう。3打先行でスタートしたデシャンボーは今日フェアウェイを外し続けている。4番でボギーにして、マッキロイは10番をバーディーにして一瞬追いつく。そしてデシャンボーが12番でボギーにした後、マッキロイが13番短いパー4でバーディーを取り、ついに逆転した。マッキロイ−8。14番でティーショットが左ネイティブエリアに行ったが、パーセーブ。ー8を守れば優勝できると思ったが、全米オープンのサンデーバック9でそんなわけない。15番205ヤード、今日はバーディーにしたのが一人しかいないという。ローリーが先にティーショット。パー3で先に打つのは損が、ここでも当てはまったと言えまいか？7番アイアンで大きすぎグリーン奧のラフ。高い草のそば。カントレーは7番アイアンでグリーンに止まった。「マッキロイはアドレナリンが出ていたのか・・。カントレーが7番なら彼は8番アイアンで打つべきだった」と解説者が言う。万が一にも手前に戻ってこないようにチップして、ここのボギーは仕方がない。デシャンボーも15番で短いパットを外してボギー、−6にしたから、ここで同スコアになった。16番540ヤードのパー4。マッキロイはフェアウェイから残り189ヤード。9番アイアンで、ピンの左下。バーディーパットはカップ右へ。先にカントレーがパーパットを外し、マッキロイは2フィート6インチ（70cm）の短いパーパット。変なストロークするな、と思ったらボールはカップ左へ。マッキロイはPGAツァーの今シーズン、3フィート以内（90cm）のパットが496回あり、496回全て入れていると言う。497回目で外した。17番220ヤードで、6番アイアンで左バンカーに入れた。今回はカントレーがグリーン奥まで転がり落ちた後だった。マッキロイの6番アイアンは大きすぎるのではと思った。パーセーブ。デシャンボーは、この17番でピン下18フィート（５.4メートル）に打った。良いショットだった。バーディーパットはショートしたが、すでに勢いはデシャンボーの方にある気がした。18番441ヤード、少なくともパーにしなければならない。カントレーは右のネイティブエリアへ、マッキロイは左のネイティブエリア。残り123Yだったが、グリーンにショート。チップショットを打とうとする時、振り返ってデシャンボーが左ネイティブエリアに打ち込むのを見た。チップショットは、解説のシャンブリーが「ちょっと強すぎた。あのパットは難しい」と言う。3フィート9インチ、１.1メートル。下りの左から右へ曲がるパットだった。これを外して、ギャラリーが、USA、USAと囃す。ここがアメリカの若いゴルフファンの品がないところ。２日目ぐらいからデシャンボーが良いプレーをすると、USA、USAという声が聞こえて実に嫌な気分だった。プレーオフに行けるかどうかは人頼みになった。この全米オープンに優勝するため、あらゆる準備をしてきたデシャンボーが逃すわけはなかった。バンカーから素晴らしいショットをピン下に打って、これも1メートルちょっと。容易な上りパットでデシャンボーが勝ち切った。スコア室でテレビ画面を見るマッキロイは、見る者も辛い。さっさと車にキャディーバッグを積んでコースを去った。2014年のPGAチャンピョンシップ以来、メジャー優勝がないマッキロイは記者会見のたびに聞かれ、グランドスラムがかかるマスターズの度に聞かれる。2022年のマスターズで2位（優勝スコッティー・シャフラー）、2022年の全英オープンで３位、最終日首位タイでスタート（優勝はカメロン・スミス）、去年の全米オープンで２位（ウィンダム・クラーク）今回は最も酷い負けた方だったと誰もが言う。マッキロイは2011年に全米オープンに優勝して2014年までに4つのメジャーに勝った。（21歳から25歳の間）当時、自分はrussless（非情）だった、あの頃はそんな自分が嫌だったが、今、人間としてではなくプレーヤーとしてあのruthlessnessが欲しいと最近人に語ったそうだ。そのruthlessnessを最も持っていたのがタイガーでしょうね。彼はピークの頃、1打差よりも2打差、2打差よりも3打差、4打差よりも5打差をつけて勝ちたいというメンタリティーだった。＊（画像はGolf.comより拝借）見聞きするところでは、LIVゴルフに行っても弛まぬ努力をしているのはデシャンボーだった。大体において、メジャーは勝つに値する人が勝つものだと思う。松山が追いつけるとは毛頭思わなかったが、ショットもパットも良かったのは1日だけ、悪いところをラウンド後の練習で修整を試みながら、６位は彼ならではと思う。全英オープンに期待したい。パインハーストNo2はなかなか良かった。グリーンもアンプレーヤブルになる前に踏みとどまった。優勝スコア−6、アンダーパーが8人で、全米オープンにちょうど良い仕上がりだったのではと思う。リーダーボード
16Jun
- 道路脇の紫陽花
  7月からロスに行くが、次女のうちにどんな服を置いていたか覚えていないので、娘がクロゼットのビデオを撮って送ってくれた。ビデオで撮るほどの枚数も持っていないが、なんと冬服や合服しか無かった！慌ててさっき駅のモールに行って、洗濯機で洗って惜しげがないものを買ってきた。今は最低気温15度、日中24、5度。7月には30度になるでしょう。これは先週の木曜日に買い物に行ったついでに線路沿いに降りて撮ったもの。あんまり古くなるとナンだからアップしておきます。これも可愛い色でしょ。右や奥のはガクが焼けたような感じ。終わって枯れてるところ？これなんか、赤いスプレーでもかけてるのかと思うほどだった。こういうのをボランティアの人達が植えて手入れしているわけです。素晴らしいと思いません？バス通りの花壇も季節の花を次々に植えている。ここから下はお向かいのマンション側の花壇？イングリッシュガーデン様に小さな花だけで可愛かった。この電車の色は東武？東急田園都市線に東武も乗り入れるようになり、スカイツリーがある方や埼玉の方も直通で行けるようになった。（スカイツリーはまだ行ったことがない）紫陽花の植え込みは「速度おとせ」の左側。ご覧のようにここらはどこも坂で、ちょっと歩いても息が切れる。徒歩で買い物に行ったり、散歩するときはいつも日没前後に家を出る。昼間は私にはもう暑すぎます。全米オープンの最終ラウンドは、松山とルドビッグ・オーベアが1：59pm（日本時間朝2：59）マッキロイとカントレーが3：10pm（同4：10）デシャンボーとパボンが2：21pm（同4：21）パインハーストNo2は、2029年、2035年、2041年、2047年にも全米オープンを開催することが決まっている。2051年まで開催コースは決まっている。ではまた。
- 面白いブライソン・デシャンボー/全米オープン３日目
  デシャンボーがPGAツァーに出てきた頃、立石に水でゴルフクラブのメカニズムやグリーン傾斜のグラフの説明をして、同僚のプレーヤー達やゴルフメディアを呆れさせたものだった。ついさっき見つけたYouTubeのショートで、彼が自分のボールのマークの仕方を説明していた。それはボールにラインを引くとき（ツァープレーヤーの多くがパットのターゲットラインにそのラインを合わせて置く）、ディンブルとディンブルの間に合わせて、ラインを引く器具を使って赤いラインを引くと言う。理由は最初の一転がりがディンブルの角で始まらないようにするためだそうだ。5フィート（1.5メートル）以内のパットには違いがあるはずで、長いパットには関係ない・・と言うのが彼の説明だった。（鏡の上の下りパットならひょっとして違いはあるかもと私は思うが、こんなことはそれを信じて絶対に真っ直ぐ転がるはずと思うことがメリットではと思う）今週でも、練習ラウンドでオンコースレポーターをしているジョンソン・ワーグナーに彼がデザインしたアイアンの説明をしていた。（このアイアンセットはPGAチャンピョンシップの直前にUSGAにコンファームされた）それによると、彼のアイアンフェースはカーブしていて、出だしが右でも真っ直ぐに飛ぶようになっているそうだ。その理由は、彼ほどスイングスピードが速いと従来のアイアンでは真っ直ぐ飛ばないのだそうだ。（解説者達を含め、我々はほぉーっと聞くばかり）デシャンボーは、（ちょっと大袈裟かもしれないが）3、4年前はツァーの嫌われ者だった。多くのゴルフファンからも嫌われていた。ルール裁定を仰ぐシーンで、自分の主張を譲らず時間をかける。元々がスロープレーヤーで、プレーが早いブルックス・ケプカは公然と批判していた。（3日目も15番ホールでスロープレーの警告が出され、40秒ルールが課された・・自分のショットの番になったら40秒以内にショットを打つ）記者会見では、自分の解釈が通らなかったのは「不運だった」と、自分の考えが間違っていたとは考えない、我儘な子供のようなところがあった。ティーショットが曲がった時、「フォーッ！」と叫ばないことも叩かれた。2022年にLIVゴルフに行ったときは、せいせいしたと言うファンもいたぐらいだ。＊また、彼の失敗やリスクを恐れず色々なことに挑戦するのは、滑稽でもあった。プロテイン飲料を飲んで、体重と筋肉増やし、スピードトレーニングをしてロングドライブコンテストに出場。2年連続出場したと思う。これは手首も痛め、腰にも負担になるというのでやめた。あの挑戦も今週のティーショットで距離が長く真っ直ぐ飛ぶことに貢献していると、解説のブランデル・シャンブリーが言う。You Tubeチャンネルでビデオをアップし出して3年ぐらい経つらしいが、無料のレッスンビデオ、ロングドライビングチャンピョンとベストボールでスコア「50」を破れるかというビデオ、レディースクラブで回るビデオ、クラブ1本でラウンド（これはなかなか面白かった）などなど、これらで新しい若いファンが増えたという。また以前、彼を嫌っていたゴルフファンも好きになった人が多いそうだ。今年のPGAチャンピョンシップでもすでに見られたがギャラリーはデシャンボーへの声援が大きい。今週も、ギャラリーは大きな声援を送りティーグラウンドでは彼らと会話し、アメリカのアナウンサーも言っていたが昔のミケルソンがそうだった。こんなに長々とデシャンボーのことを書いたのは、LIVゴルフに行く前のデシャンボーと今の彼はかなり違うと思うことと、今年のメジャーに向けて努力してきたこと、ひとかたならぬものがあると感じるからです。自分がデザインされたゴルフクラブがギリギリでPGAチャンピョンシップに間に合うようコンファームされたと、あの週の記者会見で嬉しそうに言っていた。1打差で2位でした。今週、「少なくとも勝つチャンスのための道具は揃った。」とワグナーに言っていた。＊1つのホールでダブルボギーやトリプルが出る今週のコースでは3打差など、すぐにひっくり返るだろうから、どれだけ有利かわからないが。トニー・フィナウもルドビッグ・オーベアも13番ホールをトリプルにして、優勝争いから落ちた。オーベアも松山も−2だが、飛び抜けたロースコアが出るとは考えにくい。松山は前半の3つのボギーも惜しかったが、何より18番のボギーが1打の重みになったと思う。プレッシャー下で出るのが弱点で、最後の3ホールのアイアンショットでマッキロイはボギー2つにした。3打差でも優勝のチャンスがあって最終日に入るのはハッピーだとインタビューではポジティブなコメントをしていた。良い戦いを見たいもの。ではまた。リーダーボード