薬剤師、胸を張ろう! | マルゼン薬局 社長ブログ

マルゼン薬局 社長ブログ

保険薬局の薬剤師として、その会社の社長として、又、50歳として仕事を人生を将来を語ります。

2018年の医療介護の調剤報酬改定の具体的な動きが出てきた。

それに伴い「健康サポート薬局」が本格化すると思われる。
そして、明らかに「門前薬局ビジネス」が否定されてきていることを知ってほしい。
2016年に塩崎厚労大臣の言った通り、『患者のための薬局ビジョン』の徹底実施を思いかえそう。
「病院の前の景色を一変させる」ことにまた、一歩近づくことになりそうだ。
分業率は直近で7割に達しているものの、
門前型分業が中心となり、本来目指すべきだったかかりつけ薬剤師・薬局からは遠いものとなったことは
薬剤師なら肝に命じておくべきだろう。
処方箋ビジネスに走ったとされている。


国の考えは『患者のための薬局ビジョン』で公表した3項目に集約されている。

服薬情報の一元的・継続的把握」
「24時間対応・在宅対応」
「医療機関との連携」



今までのような
病院門前薬局型の大手調剤薬局。
総合門前型調剤薬局などは

完全否定されたことを早く認識してほしい。
憧憬など妄想に過ぎない!学生ではないのだから。
門前と院内の調剤料格差は明らかに6倍以上あるわけで、
双方から削り取られるのも明らかで

少なからず、我々にも影響はある!
しかし、早く、処方箋ビジネスから脱却し、
新たな可能性のある薬剤師らしい、
地域包括ケアに役立つ薬剤師を目指したい。
処方箋調剤頼みから新たな収益源を模索し行動を拡大せなばならない。

すでに数年前から
「地域医療、包括ケアに対応できる薬剤師と管理栄養士」に勝機があると
行動していたことは、皆さんも周知の事実です。



厚労省保険局・鈴木康裕局長の言葉を書く。

今後、財政に合わせた多くの制度改正があり、偏りが是正され厳しい局面になるだろう。
しかし、
いずれにせよ薬局薬剤師の未来は決して暗くないと思っている。

一つ目は「患者は必ず定期的に薬局に来る」こと
二つ目は「その際には必ず医薬品を提供して、コミュニケーションが図られる」こと
三つ目は「薬局には必ず高度な知識を有した薬剤師がいる」こと

この3点を実行していけば、必ず明るい未来が待っていると思う。

当たり前の言葉だがこれに
地域医療、包括ケアには薬の専門家として
医師を含む他職種を支援、気づきを与えられる重要な役割があることは
忘れずにいたい。

健康サポート薬局として、
『患者のための薬局ビジョン』の徹底しかない。

その上で、プレアボイド事例の達成に
医療機関への紹介、セルフメディケーションの実施を
文書にして医療機関への提示、管理を積極的にすること。

高度薬学管理のできる薬剤師に自分でなること。

JAPLsのランクを上げることではないか!?