筆者の勤め先では、いわゆる“査定評価”が3ヶ月毎と、結構頻繁にあります。
まぁ、そのときのパフォーマンスがすぐに反映される、というのがメリットではあるのですが、筆者の主たる業務と言える“データに関するアドミニストレータ的機能”は、そうドラスティックに変化するものではなく、でもって、どうかすると“きちんとやれてて当たり前”な面があるお仕事。本音を言えば、そう頻繁に評価ばっかりされてもねぇ…というところは確かにあります。。。
ということで、12月第1週は、ちょうど“査定評価”の時期にあたるため、出動はお休み。“評価明け”の2週目に、今後の出動計画の策定も兼ねて、川崎まで出動してきました。
もともと、川崎駅をはさんで東口の銀座街と、西口のミューザ前の2か所で週末ごとに展開されてきたフリーライブですが、このうちミューザ側は最近終了。銀座街だけが奮闘する状況になっていましたが、再び活気のレベルを上げるべく、同じ東口ながらより駅に近いルフロン前の会場が最近から新たにスタートしています。
ただし、同じ演者さんが2か所を回って演奏されますので、特定の演者さんについていくひとあり、どちらかに張り付いてより多くの演者さんをみていくひとあり…とさまざま。筆者は後者のパターンで銀座街側に張り付くことにしました。
この日12月12日の演者さんはこちらの7組。うち、お初の方々が4組。コロナ禍だから…なのかどうかはともかく、趣向を変えた演者さんも混じる組み合わせです。
そんなわけで、まずはお久しぶりな方々へのご挨拶編から…
ひいらぎ繭お姉さま(銀座街側1番手)。10月の岡田茜さんラスト2daysからの、およそ2か月のご無沙汰です。
よく考えれば、12月ということはもうクリスマス~お正月が間近なわけで…。コロナ禍のせいなのか、はたまた筆者自身が歳を重ねてジジイに一歩一歩近づいているからなのか、どうもそんな気がしない。。。のでありますが、このようなセットでやっと思い出す感じ(笑)。
1:クリスマスのうた
2:粉雪
3:365日の紙飛行機(AKB48のカバー)
4:あの日を忘れない
年末ならではの空気感と、コロナ禍でクローズアップされた命の大切さが絡んだ中身。。
もっとも、この日はごくごく真面目なセットでしたが、年始には爆笑系の仕掛けをセットしたステージを執り行われんと、着々と準備中。やっぱり、頼りにしているはずのこのピアニストさんを、参戦後には切り離してしまうあたり、センスがあるというか、どこまでもいじりたい病?というべきか
↑1月30日の公演
(with小平加奈さん・糸井光さん)
糸井さんは半券の右側…
よって、入場すると
手元からはいなくなって…
この日はソロアクトでしたけれど、糸井さんとの組み合わせ、もう盤石のコンビですね
清野あやねさん(銀座街側4番手)。8月の銀座街浴衣まつりから、およそ4か月のご無沙汰。
先ごろ、久しぶりにご家族同士の再会を果たしたそうですが、その場所は東京と故郷たる山形との中間地点の北関東だったそうで。両者がとあるところに出向いて、1時間ほどの逢瀬だったそう。。
筆者も、この年末年始は関東にそのままいる予定ですが、まぁやはりというべきか、インフルエンザ並みの注意でOK(≒重症化しない限り飲み薬を服用したら終わり)になるまでは、何かと気を遣う状態が続くんでしょうな…。
そんなあやねさんのセットはこんな感じ。
1:理由
2:虹のかなたに
3:自分のことより
4:想いの丈
コロナ禍では、当日記のような演者さんと聴衆・観客といった関係はおろか、家族親族であっても「今は我慢しましょう」が連呼されてきただけに、唄の中にこれまで感じてきたと思われるもどかしさを詰め込んだ感じでしょうか。
松岡里果さん(銀座街側5番手)。コロナ禍の中でも何度か当日記に登場されてはいますが、そのすべてがここ川崎銀座街で…というのが、やはり昨年~今年にかけての象徴的な特徴。
盤石の組み合わせである、高田慶二さんのギターとあわせた2人編成のステージは、いつもよりもどことなく振りや唄声が大きく響き渡る感じだったでしょうか。来年で活動20周年という節目を迎える里果さんは、いまもって瑞々しさをたたえる感があります。
過去の当日記をさかのぼると、箱に限れば3年近くご無沙汰していることが判明…。これはいかん!というわけではないのですが、特徴的な組み合わせになりそうな年末、年始のステージのチケットを入手。ご無沙汰を詫びる…というか、久々の箱でのパフォーマンスを楽しむには、共演者という名の周りの環境もとっても大事ですからね。楽しみが増えた感じがします。
続いてはお初な方々
まずは澪さん(銀座街側6番手)。ギター弾き語りでのステージです。
半分くらいは物販に並びながらの拝聴でしたので、少々記憶はあやふや…なのですが、その状態でもよく通るハイトーンヴォイスが光るお方。ルックスのかわいらしさとのギャップも、気持ち良さが感じられます。
のちほどフライヤーを拝見すると、川崎ミュージックバトルの第10代覇者だそうでして。折り紙つきの実力者が作る場は、やはり締めるべきところは締める、折り目正しいところがきちんとあるのでした。
銀座街側トリの7組目に、小笠原幸子さん。ジャズピアノスタイルのインストステージです。
冬至も近いこの時期ですので、商店街で照明は煌々としているとはいえ、まぁトワイライトタイムのまっただ中。最後は大人の雰囲気といった感じでしょうか。
そして、“大人の雰囲気”でしたね…と、演奏後にお話をしていると、以前はSE(システムエンジニア)さんで、筆者がお相手をしているとあるデータの一般のひと向けサイトを作っていたりした…そうでして。。。
いわゆる“リケジョ”な演者さんはしばしばいらっしゃいますが、まさかの“隣接領域のお仕事仲間”。ひょっとしたら演者さんと聴衆となる以前に、お堅いお仕事の中で遭遇していたかもしれませんね。
お話ししていない方々にも少しふれておきましょう。
ヨネミツミサト&THE MERRY CHORUS(銀座街側2組目)
ゴスペル系の3人編成のユニット。ということで大人の雰囲気満載な皆様ですが、フリーライブの場とあっては、少々遊び要素も入れた感じ。洋楽があったかと思えば、いきなり吉幾三の真似が登場したり(笑)。この場所では珍しいジャンルですので、その意味では新鮮さがありました。
はんぶんこ(銀座街側3番手)。
フルートとヴァイオリンの女子二人のインストユニットです。お二人個々の活動もあるようで、クラシックな雰囲気は多少あるけれど、それを相当にアレンジして活動的に演じられていくさまは、当日記の初期を何度か彩った、style-3!のような雰囲気がありました。かつ相当に美人さん。パフォーマンスに目くばせまで入れるという、まぁ目も耳も引き込まれるような感覚。
ただし…演奏後の物販の様子を見ていると、売れているのはほぼチェキ券(お二人そろって希望のポーズをしてくれるようです…)100%という感じ。で、一通り“撮影会”が終わると、お二人と撮影会の参加者と思しき皆様とで“ミーティングタイム”。そんなわけで、筆者のような一見さんが入り込むにはちょっと垣根が高すぎる感があったのが、少々残念なところ。もうちょっと“正門”の幅も広いとよいのですが。。
久々に4時間立ちっぱなしの環境を味わう日になりましたが、まぁ運動も兼ねた…ということでめでたしめでたし、でしょうかねぇ(笑)。とりあえず、さらにお久しぶりになりそうな方々のフォローも、チケットという名の紙を入手して手配できました。今後も適度に遊ぶことにいたしましょう。
ありがとうございましたぁ。