意外にクリスマスの方が… 小野亜里沙さん・伊藤さくらさん・海老沢茜さん@二子玉川(12月18日) | まるゆいのおと日記(ですよ)

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真面目でした(笑)。

あ、当日記での“爆笑系てへぺろ”とは違うよ…っていう意味で。


まぁ、年末にイエスキリストを引っ張り出してケーキショートケーキやらサンタクロースにご登場いただき…
一年の最終日には、除夜の鐘と称してお寺が忙しくなり…
年始に天照大御神を引っ張り出して、ひょっとしたら1年に1度、初詣くらいしか拝まないかもしれない(爆)神社に足を運ぶ…
一応、人口的に最も割合が高い宗教は仏教という日本ですが、お墓参りあたりを除くと、宗教自体、普段の生活での影は薄く…。
だからこそ、年末年始にこのようなオールキャストが出そろい、その割には「正しいお参りの仕方」とかが話題に上ったりするわけで笑い泣き



もちろん、クリスマスも除夜の鐘も初詣も宗教的にきちんとした意味があり…
キリスト教圏でのクリスマスは、ホリデーシーズンではあるけれど、その当日は相当に静かというのが習わしだったはず。したがって、これから登場するこちらのお三方によるクリスマスステージは、(笑)な要素があってもどこか上品な雰囲気が漂います。。



(こちらは終演後の撮影タイムのもの)



ということで、どことなくおすましムードの“にこたま”にある東京音実劇場さん。
クリスマスの前週の12月は18日の土曜日。
このような大きなクリスマスツリーのモニュメントが鎮座する二子玉川の駅ナカを見聞しつつ、上品なステージが開かれるであろう場所へと向かいましたスニーカー




そんなわけで、“真面目な”ステージだったので、早速本題へと入りましょう鉛筆


トップバッターは海老沢茜さん。愛称ねっちさん…
サポートピアノがれーみさんという2人編成は、5月の当日記初登場のときと同じです。

(2021年5月4日@代官山)
https://ameblo.jp/maruyui-otonikki/entry-12673514450.html

このときは、お題からして昼の部も少々ぶっ飛んだセットであり、夜の部は「学力テスト鉛筆」で悲鳴を上げる(笑)という、爆笑系を地で行くようなステージてへぺろ。当然、お初の場合に頼りになるのはアーティスト写真、いわゆるアー写。そこではちゃんとお美しいお姿ラブラブが披露されていますので、まぁなんというかギャップを楽しむ感じでしたが、


今回はというと、5月に度肝を抜かれた“唄いながらスクワット”は封印!!
どちらかといえばアイドルチックだったお姿からは印象が変わり、紫系のシックなお衣装。れーみさんのお衣装もそれとなくカラーを合わせてあるみたい。
カチューシャで彩るヘアスタイルもお揃い。ちなみにれーみさんは「大人になってから初のカチューシャ着用」なんだそうで…、若干恥ずかしそうにされてましたねぇ。大変可愛らしかったですラブラブ

そしてなによりセットも情緒的というか、上品。ラストに盛り上がりを見せたものの、本当にしっとりという感じ。所々で笑わせはしますが、あぁ、やっぱり唄い手さんとしてきちんとしたお姿をはっきりと観ることができました。当日記筆者の中で幅が広がった感じなのでありますグッ



真ん中2番手は小野亜里沙さん。サポートギター高田慶二さんとの半ばおなじみの2人編成です。

お衣装自体は、むしろ亜里沙さんの方が鮮やかな赤を使っています。“サンタクロースレッドサンタ”という感じ。帽子こそありませんが、ヘアスタイルもバッサリと短くされたそうで、入りと締めの間の一番自由なポジションを満喫という感じでしょうか。

セットはさしずめジェットコースターっぽい並び。「その日がクリスマス」や、この日は振りつけ付きの「マカロン」のような盛り上がり系と、「Myself」のようなゆったりとご自身に向き合うような曲が交互に並びます。伴奏を高田さんに委ねてハンドマイクスタイルでのパフォーマンスが多めというあたり、クリスマスだから普段と違うことをしよう!!といった心意気があるみたい。

ただし、締めには定番の「ありがとうは奇跡の言葉」。“コロナ禍”と言われ出してからそろそろまる2年経って、やっとの思いで落ち着きを取り戻しつつある状況下では、引き続き“生でやり取りができること”自体に普段以上に重みがあるわけで。オミクロン株とかいう“新種の新型コロナウイルス”(あぁ、舌噛みそう…)の広がりも懸念されてきていることもあり、このうたが意図するところはやはり大事とあらためて思うわけですキラキラ



トリの3番手は、2人編成で伊藤さくらさん。こちらのサポートギタリストは森リーモ慎之介さんであります。

お衣装は赤というより紅に近く、スカートは黒系。
そういえば…と思って改めて確かめると、だいぶん前ではあるものの、アルバム「Red or Black」の雰囲気を想像させてくれます。時を経て、ふわりとした部分とアグレッシブな部分の両方が、自然に混ざり合うステージに進化している感じでしょうか。さらに、活動開始15周年記念として、初期の頃の曲を再度レコーディングした音源も登場したことしは、実際のステージでのセットにも、初期の頃の唄が入っています(この日は「背伸び」と「人魚姫」)。「心のお薬シンガー」という触れ込みのさくらさんですが、最近のステージはいい意味で図太さも兼ね備えるようになってきましたチョキ

そして、この“図太さ”に“クリスマス”が重なると…いや、慎之介さんがお相手だからというべきか(笑)。
この日のステージでは、結構茶化し役っぽくもあった慎之介さん。沖縄で撮影されたという写真集の“衣装の取り扱い”がネタになってみたり。嫌々?サンタの帽子誕生日帽子をかぶっては投げ捨てる(笑)さくらさんとの相性は、やはりマルグッ。実際にはサポートのみならず、CD制作にあたっての種々作業といったエンジニアリングも一手に担う、頼もしい慎之介さん+さくらさんのペアは、観ていて楽しそうでした。



そんなわけで“よい子が味わう楽しさ”が満載という感があったこの日のステージ。そういえばと思ってチケットの半券を改めて見ると、お題は「クリスマスがやってくる」と、実にど真ん中。
ちょっとおしゃれな街にある箱の、昼下がりのステージは、ちょっとだけ飾った普段着のようなリラックスムードという、いかにもふつうのひとのクリスマスらしい雰囲気があるものでした。

ちょっとだけ稿をあげるタイミングがはみ出しましたが、メリークリスマスサンタ