もともと、高校卒業までは”関西人”だった当日記筆者。住んでいたエリアは日本海側でしたので、多分に関西人としての純度は低いのですが、代わりにひと冬に数回はしっかりとした雪景色が見られます(少なくとも、テレビでひと冬に一度は出てくる「雪化粧した金閣寺」の画よりは積雪が多いです…)。
そのような、雪の降るエリアにあった筆者が通っていた高校に、突如として現れた「雪が見たい」と飛び込んできた沖縄っ娘(かつ、めっちゃ可愛い…
)が、同級生にいたりします。もう四半世紀以上は前のこと、いまのようにインターネット
でいろんな情報が瞬時に取り出せる時代ではありません。どうやってこの片田舎の学校を探したのか?というかすかな疑問はいまもってありますが(まぁ、このままそっとしといた方がよさそうですかねぇ
)、とにかくそのようなところが、筆者の沖縄とのかかわりの始まりであります。
まぁそこから、Kiroroのお二人のファンであってみたり(当日記でもしばしば登場しますし…)、アンテナショップにしばらく通っていた時期もあったのですが、やはり実際に行くとなると、それなりに長いお休みを取得して、天候に影響されないで行き来する必要がありますから(なにしろ業種が“ナントカ予報士”ですからねぇ(笑))、これまではずーっと封印し続けていたのです。
しかし、今の部署はどちらかといえばIT屋さん。でもって、昨今の”働き方改革”とやらで有給休暇の最低取得日数という、これまでとは逆の縛りが入ったことし。今度こそはチャンスとばかりに、ようやくにして”初”沖縄
と相成ったわけであります。
そんなわけで、久々に”たび日記”のくくりの本稿。前述のとおり、有給休暇取得日数確保…という事情もあって、月曜夜着~土曜昼発の5泊6日としましたので、ネタには事欠きません^^。とりあえず思いっきりリフレッシュできたことは確か
。しばらく写真が多い稿が続きますが、どうかご容赦のほどを。
まずは、なんといってもきれいな景色に観光スポットから。ベタなネタですけど、なんたって”初”沖縄ですからね。
出発した21日月曜日は、ちょうど台風20号が本州めがけて北上中というタイミング。しかし、搭乗した飛行機と行き違うような感じで台風のほうが過ぎてくれましたので、到着前にはこのような幻想的な夕日の光景に出会えました
。
なんだかいい予感しかしなかったような(笑)。
さて、滞在中は、ぽつぽつ程度のにわか雨には何度かあったものの、基本的にずっと晴れ。本州はすでに秋の気温ですが、現地はまだ夏っぽい気候ですから、青空と日の光と、それに照らされた景色とのコントラストがとっても鮮やか
。白い建物が多いせいでしょうか、とにかく普段見る光景とは全く次元が違う明るさが、印象を一段と強めています。写真をパソコンに取り込んでみると、”夜の部”もあわせて300枚強にものぼりましたので、数字から見ても、印象の強さは明らか…です。
月曜日は夜着で、ホテル直行(晩酌
もホテル内)でしたので、実質的には22日の祝日からのスタート。天皇の即位儀式を意識しつつ、訪れたのは首里城。
よく紹介されるアングルは、こちらの守礼の門ですが
丘の上に築かれた山城であり…
中国風と日本風の文化の両方を取り込む造りも、ここに位置する沖縄ならではという感がします。
東京から遠く離れているせいなのか、あるいはどうかすると国内客よりも海外からの観光客のほうが多いからなのか、”ことし限りの祝日”といっても普段通りの風が吹いているように感じられます。
さて、市内の移動ですから、当然のようにお世話になるのはモノレール。愛称「ゆいレール」。
これまでは首里城どまりだったのが、「てだこ浦西」という駅まで4駅延伸したというので、完乗を果たすべくその「てだこ浦西ゆき」に乗ってみると。。。
駐車場しかない「てだこ浦西駅」に到着。
少し離れたところにはマンション等々も見えますし、駐車場自体は「パーク&ライド」と割り切っていますが、駅前の車寄せすらまだ工事中。現状では、京成千原線の「ちはら台」駅よりもさらに何もありませんでした(苦笑)。次に来るときには、もう少し何かができているんでしょうか。
10分ほどですぐに引き返し、那覇市の中心部に戻ります。
地元のスーパーに立ち寄って、やきものの街「壺屋」地区を、このように猫ちゃんとともにのんびり…
最初の那覇タウンだけでも、結構なボリュームがあります。
あけて23日の水曜日。ここから2日間はレンタカーのお世話になります。
まずはこちらから。ともに読谷村の残波岬と…
座喜味城址…
あ、当日記筆者としては言うまでもなく、Kiroroのお二人の母校の読谷高校の前にも行ってまいりました。実はそっちの方が本題だったり^^。
さらに北上して…
途中の大宜味村の道の駅から見た東シナ海
でもって、本島最北端の辺戸岬にたどり着きます。
お天気にも恵まれて、このように与論島まで見渡すことができました。
ついでに、最近はやりという古宇利島もこのとおり
(本島側の橋のたもとにある公園からの風景です)
まぁ、とにかくきれいな景色、オーシャンブルーに癒される一日でありました。
それでは、続きは次回の稿にて。