今年度から、どうも有給休暇というものは、付与されているうちの少なくとも5日は”取得しないといけない”というように法律が変わったみたいです。もっとも、当日記筆者は、いわゆるシフト制の業務を行う部署にいた時期が長かったせいか、”必要なお休みはシフト調整でほぼカバー可能”な環境でしたので、現在のカレンダー通りの部署に異動してきてからのここ数年も、有給休暇はあまり意識したことがなかったのです。
とはいえ、法律が変わった以上、なんとかしないといけないわけで。その結果として、今回、だいぶん久しぶりの“秋休み”を取ってきました。おと日記的な“秋休み”は、その初日、19日の土曜日にこのような“おとのある場所”をチョイスするわけであります。
ということで、かなり久々の「ふわ(o・v・o)ライブ」シリーズ。misakiさんと季子さんのお二方が、当日記ではお初でございます。
場内の入りは、座席がきれいに埋まるくらい。“秋休み”初日の筆者の適度な高揚感(笑)にも、ぴったりフィットといったところでした^^。
適度にワサワサとした場内に最初に現れるのは、misakiさん。ピアノ弾き語りスタイルの方であります。
まずは「虹」という曲。かなりハイトーンヴォイスが通る美人さん。ところが、1曲めのこの曲から早くも涙という合いの手が入ります。これはどうしたことか?と思っていると、ご家族の事情と曲の背景とが被ってしまったようで(なので、来年は少しお休みだそう…)。
最初からこの展開ではなかったはずなのにと、ご本人も苦笑い。この曲に関しては、当日記ではもう相当前から登場されている、安里麻紀さん(←ご無沙汰すみませんです…)のイメージと重ねて聴いておりました。
持ち曲としては、アップチューンの方が多いのですよ…だそうでして、そのあとは、世間も飛び石連休ということで、テンション高めのステージになりました。
2番手に如月愛里さんが登場。このひとのサポートとしてはお馴染みのピアニスト、島さんとの2人編成でのステージです。なんだかんだと半年あまりのご無沙汰ですが、まぁやっぱりこのひとがくると、場が和みますね。“天然”と突っつかれそうなネタを持ってそうだからかもしれないけど(←失礼をお許しください…)。
セットは、回想列車→Moon→君の声→inner peace→Love songの5曲。当日記でも何度か触れてきたように、「回想列車」は故郷の静岡県富士市のことをうたった曲。そして「inner peace」もローカルニュースのテーマ曲として使われたもの。東京という場所を拠点にしていても、出身地等々のバックボーンは、それぞれのひとのイメージを特徴づけるものの大きな要素。地元愛を高らかに歌い上げているからこそ、いろんな色をした(あ、合間の話のネタもその一つだったりします)きれいなステージだったなというのが、この日の印象でありました。
3番手は伊藤さくらさん。こちらも、このひとのサポートピアノでは観る機会が多い、森リーモ慎之介さんとの2人編成のステージです。一応ほぼ1年ぶりなのですが、
(2018年10月20日@二子玉川)
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日曜日夜の二子玉川…という記録だと、おそらく終演後はそそくさと帰っていると思われ(帰りが2時間くらいはかかってしまいますので)…。そうすると、もっとご無沙汰してたように感じられてしまいます。これまた申し訳なし…だったりします。
さて、当日記に最初に登場した頃に比べると、格段にたくましくなったなという感がするさくらさん。思いっきりダークに振る「赤と黒」があったかと思えば、最新のキャッチフレーズである“positive”をテーマにした「ポジティブなnew world」でまず場を盛り上げていたりと、このひとのステージも可愛らしくカラフルです。本編だけでなく、お商売の方も(笑)たくましかったりしますが^^。
トリ前に季子さん。前述のとおり当日記ではお初ですが、もとはメジャーシーンでの活動もあったそうで、キャリアは相当に長い方。フライヤーのお写真では見かけたことがあったような。
ピアノ弾き語りのソロステージとして登場されたご本人は、金髪マッシュのヘアスタイル。ん?ちょっと持ってたイメージとは違ってるのか??
しかし、そこから奏でられるうたは、スケールが大きいというのが第一印象。それがほぼ全編にわたって続きます。もっとも、バラード一辺倒かというとそれもちょっと違う感じ。壮大ですが決して重すぎない、絶妙な所をついてきます。でもって、もともと関西の方だったそうで、喋ると意外にコテコテの関西弁^^。これも意外な?組み合わせ。おもしろい方でもあったようです。
トリは上野まなさん。お盆のちはら台以来ですから、今回はこのひとがもっとも“ご無沙汰度”が小さいみたいです。
とにもかくにも癒し系のステージ。普段からそうじゃない?…と言われればその通りかもしれないけれど、とにかくこの日はステージ上での表情がとりわけ癒し系…。いや、ほんとその通りなのです。
ウクレレをのほほんと弾き語っているからかもしれませんし、のんびりしたテンポ(あくまでポップスなので、速すぎないということ)の曲が連なっているからかもしれませんし、はたまた、筆者の“秋休み”がスタートした日という高揚感がそうさせたのかもしれません。いずれにしてもそうだったのでした。来年にはいってからワンマンがあるそうですが、そこも見届けることにいたしましたです。はい。
そんなわけで、休暇に”スタートダッシュ”なんているのかどうか…と思いつつ、いや、別世界へのしばしの逃避に向けたスタートダッシュなのか(笑)。
まずは幸先がよさそうな場所になって、めでたしめでたし^^。ありがとうございましたぁ。