南の島で日常からの離脱(*^-^*) おきなわの風景編その2 | まるゆいのおと日記(ですよ)

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本業は天気屋の私、まるゆいの'行動記録'的なもの。もっとも、多いのはライブレポ♪、次に旅のはなし(でありたい...)。
どうぞごゆるりとお楽しみください。
※コメントは承認制にしております。ご了承くださいませ。

けさ(10月31日朝)、いつもの通りに朝の支度をしながら、TVの画面が天気予報からニュースに変わると、目が点になってしまいました。いや、眠い目をこすりながら「え、ウソでしょ??」

【号外】首里城6殿が全焼 正殿、南・北殿など 4200平方メートル焼損 正殿火元か
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1017610.html



…とにかく、たまらんです。
とおく関東からも、お見舞い申し上げます。


とりあえず気を取り直して、前稿に引き続き、筆者の秋休み@おきなわのお話…。
ちなみに、職場近くでは早くもイルミネーションクリスマスツリーの季節到来…。先週のおきなわはまだ夏っぽい雰囲気がしていましたから、ただいま強烈に時差ボケならぬ”気候差ボケ”に苦しんでおります(^^ゞ


24日木曜日も、引き続きレンタカー車を使っての周遊。こんどは南部のほうをメインに、やはり忘れてはならじこの2か所から。。。


平和祈念公園と、






ひめゆりの塔…。




どちらも、碑が建っていたり、資料館にさまざまな戦争に関する資料が収められ、悲劇的な歴史が刻まれたという認識を新たにするのですが、このように場所自体は大変に風光明媚で海と大地と空のコントラストが鮮やかな、のどかな光景が広がるために…




あまりに大きな差に軽く混乱もするわけであります。


こちらのような場所も、ひょっとすると混乱に拍車をかけそうな…




風光明媚なドライブコースの一つ、海中道路。近くのビーチでは、まだまだウィンドサーフィン等々をしている人も数多くいます。前日23日に続いて、深いオーシャンブルーに癒されるのが一つ現実であるならば、こういった場所が、75年くらい前には激戦地だったかもしれないと思うと、一方でどこか複雑なものも感じたりします…。


いまはこうしてのどかなうちに訪れることができる…という環境に対して、ただただ感謝…キラキラ



世間一般のお給料日に当たる25日は、こんどはこのように定期観光バスバスのお世話になります。




こういった姿であるならば、昔ながらに”バスガイドさんが旗を持って日本国旗「はいどうぞ!」と言って先導”という雰囲気の”はず”なので、かの有名な美ら海水族館うお座等々に単独で突入するにも、あんまり寂しくはないわな(^^ゞという魂胆なのですが、


この日セレクトしたコースの乗客、筆者を入れて4人だけ…。しかも筆者以外は当日の飛び込み客だったそうですから、若干意外な感じはします…。
もっとも、行くところ行くところ、圧倒的に目立つのは外国のひと(とくに中国・台湾の方々)。時折女子旅グループや修学旅行の一団がいますが、当初思っていた”思いっきりデートコースラブラブ”というのは、多少想像が大げさすぎたかも(笑)。


…ということで、”デートコース”ではなかった美ら海水族館と、その代表選手です。












ジンベイザメにマンタ…と、いかにも南の海というメインエリアでは、彼らの動きに合わせて時折歓声が上がっておりました魚しっぽ魚からだ魚あたま


ところで、前述のとおり、わずか4人の乗客のお相手となったバスガイドさん。乗客が少ないからか、あくまでも中立な解説と前置きしつつも、否応なくその規模で圧倒してくる米軍基地のある光景や、いま問題になっている普天間基地の辺野古移設の現場も教えてくれています。

バスも通る国道に沿って、このようにフェンスが延々と続き、その先が米軍基地であることを見せつけられ…
(こちらは、23日のレンタカー車中から、信号待ちの際に撮影)




街は、それなりに栄えてはいるものの、細長くへばりつくようにしか広がることができません…。

そして、25日のバス車中からも見えたものはこちら…




美ら海水族館の手前、本部町の沖合に泊まる船。辺野古を埋め立てるための土砂を運ぶ船だそうです。この日は動きが少ない方で、土日はもっと隻数が増え、動きが活発になるとのこと。バスは、反対派の座り込み現場の目の前も通っていきます。


どうするのが最善なのかは、いろいろ見解はあろうと思いますが、確か、工事を始めてみたところ、辺野古の埋め立て予定海域の地盤が弱すぎて、想定よりも造成するのが困難…という事実が突き付けられたはず。であればこそ、一度立ち止まって見直してみるくらいの最低限の良識はあってほしいものだと感じざるを得ませんでしたショボーン



光と影が隣り合わせという光景がたびたびあったように見えた後半は、やはり目を背けてはいけない現実です…。
それでは、続きは次の稿にてバイバイ