当日記では最近、相当に多い、かな~りお久しぶりな方のご登場。今回は、そういった大変にご無沙汰している演者さんばかりの組み合わせです。
一見、このように普通のスリーマンライブ。日曜日のお昼という、このような都心の遊園地がすぐ近くにある、水道橋はWordsさんが舞台。
そこまでなら、ごくごく当たり前の光景です。が、よくみると…
んYouTuber
ということで、最近は”職業”としても認知され始めているという、YouTuberの集い。
風の噂には聞いていたり、youtube上でも拝見したことがある演者さんもいますが、いずれにしても、お久しぶりのお姿には、かなり珍しいお題がついているみたいです。
この日の3組、いずれも過去に当日記に登場されたことはありますが、それぞれ前回を…と遡ってみると、こんな感じになっておりました…。
中屋美彩紀さん
(2015年5月17日@代官山)
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ツヅリ・ヅクリのお二方
(2015年2月7日@渋谷 「キミ待ち坂」レコ発ワンマン)
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黒澤まどかさん
(2017年3月18日@銀座)
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なんと、最長では4年以上もご無沙汰していたことになります…m(_ _)m
ちなみに、中屋さんと黒澤さんは、どちらも今は活動を終了した百色シネマのお二人が対バンにいた回…。懐かしさも同時に感じられるわけです。
“10連休”という、普段よりも一段と長いゴールデンウィークのあとだからか、場内はゆったり目に配置された椅子が、9割がた埋まる程度。まずまずわさわさとしていますが、それでもゆったりと楽しむことができます。“YouTuberであること”を特徴付けることといえば、いずれも女性シンガー(ツヅリ・ヅクリも、ヴォーカルはもっぱらムムさん(菅井宏美さん)ですし)という中、少数ながらも聴衆に女子の姿があったことでしょうか。いずれにしても、“客層”は普段と若干違うみたいです。
まずは中屋美彩紀さんから。ステージ上ではピアノソロ弾き語りのスタイルです。高校野球ではありませんが、「4年ぶり2回目」くらいですと、実質的には“お初”。以前に比べてどうの…とは言えないところが多々あります(汗)。が、YouTuberらしいと言えるのかどうか、この日の5曲のセットには、結構な割合で“配信映えする曲”、つまりアップチューンな曲が含まれています。テンションが高い…と言ったほうがより雰囲気は近いかもしれませんね。ともかくそんな感じだったりします。
もっとも、ずっとアイコン的に残しておく曲(固定ツイートのような感じですね)は、もう少しシリアス。「空」という曲がそこにはあるのですが、戦時中の特攻隊がモチーフ。平和でないと“職業”たりえない、YouTuberらしい平和へのアプローチ…。
ちなみに、もともと美彩紀さんご自身の曲を世に知らしめるために使い出したyoutube…だそうですが、いまは「2次元男子が“恋人”」らしい(笑)。いたばっぐ(痛バッグ)やらなんやらと、やっぱり一味違った方向に進化されていたようです
2組目にツヅリ・ヅクリのお2人が登場。オリジナル曲だけでなく、カバー曲動画でも知名度のあるお二人ですが、最近は「キャンプ動画も撮ってます」だそうでして。動画でも、さしずめCDジャケットの世界観が見え隠れするという感じ。
さて、このお二人、ピアノ&ヴォーカルのムムさんと、パーカッションのてんさん(金山典世さん)という構成ですが、こちらも”配信映えする曲”がセットに多めということか、速いテンポの曲がわりと多かった感があります。そうすると、唄っているムムさんだけではなく、底知れぬパワーを宿すてんさんのパーカッションにも自然と注目が行くわけです。もう、結成から6、7年くらいにはなるはずですので、本編は合間も含めて阿吽の呼吸で、きれいなステージで魅せています^^
3組目には黒澤まどかさん。たしか前回、というかこれまでは、ご自身自ら、そのときそのときのコンセプトに沿った衣装をまとい、どちらかといえばダークな世界観のうたで知られていたはず…。
しかし、今回は、それが一気に覆されてしまうような衝撃を受けましたねぇ。もっと頻繁に筆者が出没していれば、もう少し早くそう言ったお姿に遭遇できたはずではありますが。
まぁとにかく賑やか。そして風刺に富んでいます。弾き語りスタイルであることには変わりはありませんが、ほぼすべての曲にオケが併用され、ステージ中央にはスクリーンが用意されて、アニメーションと一緒に展開していきます。
あくまでもテーマは大まじめ。しかし、そこにあらわれたまどかさんは、ユーチューバーという新たな顔を得たことで、随分とダイナミックに変貌していったようです。
3組で本編2時間くらい…といくぶん短めですが、お題がお題だけに?最後におしゃべりタイムがなが~く取られています。
動画配信ウラ話…それともオタクな話が多いのか(笑)。
とにかくインターネット上の動画というものは、まさしく何でもありといった空間ですので、ご自身の動画をというだけでなく、はまっていったものやら、尊敬したり真似したりしているものやら、…と、とにかくたくさん。筆者もBGМとして使っていたりする時がありますが、なんとなくオタク話のほうが、つかみはいいみたいです^^。3組ともに、意外な一面…をあわせてみた感じですね。
そういうわけで、”普段と違う”10連休のあとの、”普段と違う”お題のステージは、やっぱり普段とはちょっと違う彩りがあったようです。
こんどは、もう少しご無沙汰しないようにしたいかと^^。ありがとうございましたぁ。