どれだけ”普通の人”を装っていても、いつの間にか”天然”にされちゃうみたいです(笑)。そう、たとえ「ダンスは嫌だ~」などとのたまわっておられても、それは聴衆という名の目撃者が許してくれませんから^^。
ということで、半年ぶりの繭さん企画「天然祭り」であります。今回でなんと8回目。そういえば、この主宰者…、いや、魔女…、いやいや、繭様を筆者まるゆいが初めてみたのは、「天然祭り」の第1回目だったのであります。
実際、この魔女さん、かっこよかったのですよ。ご自分の出番のときは、実にシックなお姿の繭お姉さまであります。もっとも、かの「天然祭り」ですからね、今回も、ネタはあっちこっちに転がってはいます、はい。
そして、今回”餌食”にされた方々は、こちらの皆様…
(物販時に配布されたポストカードです)
mocaさん、玖咲舞さん、七海有希さんと、いずれも「天然祭り」は初出場な皆様方。玖咲舞さんは、当日記としても初登場の方であります。
8回目ともなると、そろそろネタが…という話も聞かないではありませんが、
ネタなら作ればよいのです(笑)。
ちょっとでもその気配があれば、そう仕立てればよいのです(爆)。
なにも、ターゲットを演者さんだけに限る必要は
ないのです(←え…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル)。
なにしろ、こんなものまで登場しましたから
その名もずばり、「天然カクテル」
これを飲めば、”あなたも天然”ということらしい(笑)
まぁ、筆者は、これ呑んだ後も、道に迷わず帰宅できましたけれど
それでは、場内が天然に染まっていく経過を見ていくことにいたしましょう。
トップバッターはmocaさん。先月も一応お見かけはしていますが、本格的にご挨拶付きで観るのは久しぶりなような気がします。みためのとおり、ふわっとした雰囲気が印象的な方であります。「雨降り記念日」→「恋の風船」と、いかにも女子…といった雰囲気の曲でスタートしていきます。ピアノを前に、まずは自然な空気感です。
さて、「天然祭り」では、それぞれの演者さんごとに、1曲ずつ、出場者全員でのコラボステージがありますが、mocaさんがこのステージ用に選んだ曲は、ずばり「mocaモカのうた」。ざっくり、自己紹介ソングだそうで、メロディーはともかく、歌詞がその日ごとに少しずつ変わるそうです。したがって、これを”天然祭り用”に仕立てていくのですが…
さぁ、始まった(笑)。「天然なのは”あたしぢゃない誰か”」合戦が。
歌詞にも入ってますし(mocaさんからほかのお三方へ)、うたがその部分に差し掛かると、指差し合戦(いや、やっぱりmocaさんが一番天●…^^)になったり(笑)。「天然祭り」ならではの光景が、今回も展開されています。
2番手に玖咲舞さん。衣装とヘアスタイルからは、幾分ボーイッシュに見える方。実際、唄い出すとそのパワーに圧倒されるわけでして。中音~低音にかけて伸びのある歌声は、当日記のルーツ的存在のUtaco.さんのそれと、共通点があるようです。実際、ふわふわの恋のうた…などではなく、陰の要素にも目を向けたうたが印象的でした。ちなみに、「ダンスが鬼門…」とのたまわれたのは、この舞さんです^^。
さて、このひとの出番でのコラボステージは、太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」のカバー。ボーイッシュであるせいか、男性役を演じる舞さんと、ほかのお三方との掛け合いは、息もあっています。ただし、前説のときのほかのお三方は、きわめてマイペース(笑)。”このイベント、自由人の集まり”と称していた演者さんがいましたが、それも演技なのかどうかはともかく?ほんとにそんな感じがします。
続いて七海有希さん。当日記ではたぶん2度目なかた。前回はというと、昨冬の糸井光さんバースデー企画…
(2016年12月18日@高田馬場)
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そう、このイベントでも仮装して登場されていた、糸井光さんがピアノサポートに入ることも多いとか。
しかし、この日のピアノサポートは、山本佳祐さん。一見普通に見えますが…
その1曲目は、常套句「あたし、天然ぢゃないもん^^」をモチーフにしたうたMCで言い訳?していかれる方が多い中、ついに唄って”無実”を訴えるひとが現れました(笑)。
続いて、会場のある埼玉県は川口市の公式キャラクターである「きゅぽらん」にちなみ、”きゅぽらんのうた”。ちなみに、公式音源の「中のひと」が、この有希さん。つまり、単にご当地だから…ではなく、これも有希さんの持ち歌です。
で、ゆるキャラ君の歌ですので、当然のようにゆる~いダンスが全員に課せられるわけでして(笑)。そのきゅぽらんのお面(幼稚園のお遊戯会で被るようなものですな)を被って必死に振りを付ける皆様。その中に、こっそり…いや、堂々と?繭お姉さまにいじられんがために入っておられる、糸井光さん。この日も手には「う●こ棒」を持ってさらに笑いを誘います。これは確かに、玖咲舞さんが「ダンスが鬼門…」と言って、なんとな~くぎこちない苦笑いをされていたのもわかる気がする
…おもいっきり、天然さんです。有希さんも。
あ、そこからあとの有希さんは、かっこいいオリジナルソングを重ねて、閉まったステージを魅せておられたのですよ。
そして、例によって締めに魔女…いや、主宰者繭さんの登場。
しかし、繭さんのピアノサポートも、先程の有希さんと同様、山本佳祐さん。あれっ、盟友?糸井さんはどこへ…
普段と違う組み合わせだからなのか、はたまたオチに向かって、まずは真面目モードなのか(笑)、山本さんとの2人編成での演奏曲は「君はまだ僕のことを知らない」から始まり、「探してたもの」「サマードリーム」と続きます。いずれもゆったり系。「サマードリーム」も、普段のノリとは異なって、静かに夏を振り返るかのような雰囲気で演奏されていきます。
繭さんが今回コラボ曲(4人全員で演奏します)に選んだのは、やはり振り付けのある「恋のルーレット」。はい、答えはここに潜んでおりました。ダンサーは全部で5人。つまり、出場者+糸井さん…ということですね。さすがに2人分続けて「う●こ棒」は持参してなかったみたいです(笑)。
ここを過ぎると、もうオーラス…。本編最後にオリジナルの「明日の夢」。アンコールにはAKB48の「365日の紙飛行機」のカバーということで、天然さん?の集まりらしく、華やかに締めていかれました。やっぱり、明るい企画の〆には、このような盛り上がる曲が似合うみたいです。
盛り上がった状態のままでの〆の皆様のお姿…です(ここだけ撮影可でした)。
掛け値なしで笑える…ところだけを強調すると、意図するところとは幾分違うんだろうな~ということは承知の上で書くと、某都知事さんのように”思考回路が同じような人だけを「選別する」”のではなく、”そこに何かあると思って集まってきた人を「自然に染める」”のが、この「天然祭り」ではなかろうかと思うわけです。
こんどはいったい誰が染まっていくのでしょうか^^
ありがとうございましたぁ