ひとつ前の日記、12日のイロハマイさんワンマンに続いて、”まじめにホワイトデー対応シリーズ”(謎)第2弾…
翌日13日は、こんどはこのひと、小平加奈さんであります。
加奈さんのステージへの参戦は、数えれば、4回目か5回目くらいになりますが、このうち、箱では、
・昨年、2015年4月25日@川口(天然祭り2 ようこそ不思議の国へ)
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・2週前、2016年2月27日@下北沢(宇宙からやってきた3人娘と2人の地球人!?)
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…と、どちらも”天然”とか”宇宙人
”とか、ツッコミどころたっぷりのお題の日。しかも、プロフィールにもあるとおり、会社員との二足の草鞋で、平日はいわゆる”OL”。休日は、このように唄い手さん
であり、フードコーディネーター
でもある…という、天は二物を与える…と、本気で思えそうなおひとであります。
ということで、都心のおしゃれエリアのひとつ、南青山はMANDALAに出動してきました。上品なのか、多彩なのか、はたまたホントに”天然ちゃん”なのか^^。選ばれた場所は、ライブハウスというより、ラウンジ仕様というべきところです。
12日夜→13日昼と続くため、幾分遅めに自宅を出発し、開場を少々過ぎてから到着すると、まとまって座席が残っているのは、最後方くらい…
まぁ、幾分ステージまでは距離がありますが、椅子がほかよりふかふかですので、まぁいっか…といった風情で、最後尾に陣取ります。いわゆるコアファンだけでなく、友人と思しき方々や、職場の方もいたそうな…ということで、昼間のバー空間は、開演前から熱気とキラキラ度合いが増しておりました。
さて、そのステージはというと、一言でいえば、カラフル。
「7段目のとびばこ」と、気合いの入った響きのお題ですが、このバー空間、さらにはウィットにに富むサポート陣に囲まれたこともあったのでしょう。ビッグバンドとジャズボーカルのおしゃれなステージという雰囲気にあふれていました。まずは青系の衣装で登場され、プロローグ、そして昨年のワンマンのタイトルでもある「かかとをあげて」を過ぎると、やがて、セットは本当にジャズの名曲のカバーになっていきます。加奈さんが、いちだんと華やかに、それでいてシックに決めていくシーンになりました。
あれ、前回は”宇宙人”(爆)などと言ってませんでしたっけ?
いえ、いじっていく時間は、別に取ってあったみたい(笑)。
お色直し中、サポート陣が好きなよーにいじっていきます^^
題して「朝まで生おだいら」(笑)。まぁ、みなさんネタには事欠かないようでして。確かに、これ聞いてると、天然って感じがしますな^^。
いじりタイム?のあとは、これもまた清楚な白系のお衣裳に。
「モンスター」から始まり、「君の名字が変わったとき」「ここにいること」…と、しばし穏やかな曲が多めのセットになります。おしゃれ空間を、加奈さん色に染めていく、そういう時間。前半に比べると、色調のせいもあるのか、いちだんと華やかになっています。
そして、いままでは、ノリノリな歌というのは、あまりなかったそうですが、この日はそういった曲もいくつか登場。終盤には、タオル回し(Good Morning)の場面も登場し、賑やかにもなります。エピローグには、今回のステージの表題曲でもある「7段目のとびばこ」、アンコールに、昨年の代表曲「ただいま、おかえり」と、暖まった場内を、そのまま包み込んでいきました。
その、包み込んださまは、こんな感じに。
エピローグに入る前、お題に”7段目”と名付けたわけをきくと、この包み込むような感覚が、現実味を帯びます。いわゆる教材用のとび箱は、”8段”あるんだそうですが、それでも、あえて”7段目”。まだ先がある!、そして、オリジナリティー・アイデンティティーをしっかりと持っていたい、そういう決意のようでもあります。いや、実際に二足の草鞋を履く加奈さんは、それを体現しているわけでして。そのことは、よく伝わってくるのでした。
この日、筆者は、夕方には現実に戻り、すぐに職場用のホワイトデーの準備でした(^-^;。
”現実”には違いないけれど、どことなく暖かな雰囲気に包まれた状態での準備。筆者には(義理とはいえ)久しぶりのことでしたが、そういった小さなことから、背中を押されていったのかもしれません。
ありがとうございましたぁ