「すみっコぐらし」。昨年、生息し始めたころは、そうとは知らずに「癒される~」などと言っておりました。しかし、ここのところ、じわじわとブレイクしているようでして、今月には、「すみっコカフェ」なるものが、渋谷と表参道の大手レコード店に登場したそうであります。
筆者は、すでにいい歳したオッサンですので、さすがにこれは覗いていないのですが、先日、某経済誌のインタビュー記事を読んでみると、意外にも、筆者のようなオッサンの愛好者がいるそうな。ちょっぴり、心強いわけであります(笑)。
さて、”おと日記”でたびたび登場する、代官山はNOMADさん。案内によれば、代官山と渋谷のちょうど中間にあたり、いわば、どちらから見ても”すみっコ”に位置するわけです。そんな場所で、前日10日に久しぶりに登場した想ワレのお二人に、これも、初見前に筆者のツイッターをフォローいただいた方が共演されるということで、あれこれ迷った結果、こちらに参戦することにいたしました。
すみっコに集いし演者さんは、こちらの方々…。
河野りょうさん、山本紗江さん、イロハマイさんの3組が当日記お初。最近としては、かなり初見率が高いほうに入りますね。
3連休の真ん中の、通常のブッキングライブということで、場内はいくぶんさらりとした入りで開演します。もう少しひとがいるほうが、活気がさらに増すのですが、聴くほうとしては、このくらいのほうが快適ではあったります。
そんな中、1番手にはmean'sのお二人。お初ではないのですが、このように、前回からは、だいぶん間隔が開いてしまっておりますm(_ _)m
(2011年9月22日@志津)
http://
というわけで、そういえばという感じで関西系の2人ユニット。男女ユニットということもあるのでしょう、当時の記述のとおり、合間合間に軽妙さを感じるステージであります。一方で、いつしか活動開始から10年。その10年を機につくったという「メッセージ~10年後の僕より~」には、相当歳が上であるはずの筆者にも、ズシリと来るものがありました。
2番手は、この日唯一の男性ボーカルとなる、河野りょうさん。メジャー時代を存じ上げないのですが、かつて「世界ウルルン滞在記」のエンディングテーマを担当されたことがあるそうで。
旅行記というよりは、体当たりの生活日記という感が強かったこの番組。そのせいでしょうか、”いかついお兄さん”(ご本人談)は、実に朗々とした歌声を響かせていかれます。そのとおり、体当たりという雰囲気がします。で、寡黙である一方、唄は結構激しい…。比較的筆者とお歳が近く(そろそろアラフォーとのこと)、普通に会社勤めであるはずの筆者の、ひょっとしたらの姿かも…と感じるものでした。
真ん中3番手に、想ワレのお二人。幾分聴衆も増えてきました。
で、時折関東にも来られるお二人ですが、意外にも、この箱NOMADはお初だそうで。”すみっコ”にあるせいか、地図を見ながら来たにも関わらず、迷ったらしい(笑)。でもって、スタッフさんに出迎えに来てもらったらしい。話題性には事欠かないお二人であります。
増えてきた聴衆に合わせてか、はたまたこのお二人のぶれない方向性だからか、この日の中では随一の賑やかさを見せています。そして、賑やかなだけでなく、ブレないテーマでもある「想い想われ」の雰囲気も存分に出したお時間でもありました。
あ、なんとなく記述が短い気もしますが、やはり周辺の話題(いや、笑い)を含めてのこのお二人ですからね(笑)
トリ前は、山本紗江さん。聞けば京都のひとだそうで、この日のNOMADさんは、さしずめ関西Dayでもあったわけで。ギター弾き語りスタイルの紗江さんは、やはりというか、かなりお綺麗な方であります。
で、ご本人曰く「笑いがとれない(笑)」んだそうで。いや、さっきの想ワレのお二人と比べるほうが…という気がしますが。わりと激しめの曲調は、カッコかわいい系の印象を植え付けていかれます。
関西系であるということは、この日、いわば関西Dayとなった環境では、おわったあとがひとしきりあちらのお話し。mean'sのお二人、想ワレのお二人とともに、筆者アパート付近で孤軍奮闘?する関西系スーパーの話になると、みなさん(笑)になってましたねぇ。
(注:そうじゃない別の系列のスーパーで、想ワレさんの曲が流れているそうな)
さて、トリに登場するのが、イロハマイさん。とりあえずお初なので、”謎のフォロワーさん”とお呼びすることから始めましょう。このひとも、2週前の植島沙樹さんと同じく、当日記筆者を先にフォローしていただいた唄い手さんであります。
キャッチフレーズは「歌う♪もふもふ杜ガール」。そのとおり、宮城県の出だそうです。SEに始まり、「オリジナル人間」→「とまり木」→「パントマイム」→…と、謎?なエレクトリカルな音が響き渡ります。普段は、これをギターのように、肩掛けのシンセサイザーを使うんだそうですが、この日は調子が悪かったとのことで、マニュピレーターと電子ドラムを担当するサポートミュージシャン(着ぐるみ着用!)がいらっしゃいました。
「夢見るもふもふエレポップ」の呼び名の通り、もふもふ感ありあり(←って、いったい何…)。直接的には、perfumeあたりに近い感じですが、個人的には、同様の手法で曲を制作されている、Neat’sさん(ex. RYTHEMのゆいさん)と共演されると面白いのではなかろうかと思うわけです。雰囲気も似てそう^^
というわけで、この日最後のオチは、このイロハマイさんも「すみっコぐらし」のファンであること。いわば”すみっコ仲間”(笑)。出自を申し上げますと、「わ~!!!」だって(笑)。”謎のフォロワーさん”は、この日から”もふもふすみっコ仲間”になったのであります^^。
代官山と渋谷のちょうど真ん中で、この日ばかりは、賑やかなすみっコ、NOMADでありました。
みなさんThanksなのであります