終戦の日に見た瑞々しさ … 奥華子さん10周年弾き語りツアー千葉編(8月15日) | まるゆいのおと日記(ですよ)

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ツアーはまだまだ続きますので、ネタバレ系の話題は控えます。


見終わったあとの感想を端的にいえば、こんな感じでしょうか

ということで、春のリリースイベント以来の奥華子さんであります。このひとも、当日記筆者が見始めてまる9年になりますが、今年でメジャーデビュー10周年。そのアニバーサリーツアーの千葉市編に、終戦記念日に当たる15日に参戦してまいりました。このシリーズ、関東圏での公演自体は結構ありますが、このひとの地元でもある千葉県内となると、この日の千葉市編だけ。ということで、参戦日は文句なくこの日にいたしました。 



一昨年の一時休業を経たのちは、ライブや新譜リリースのペースは、いくらかマイペース。この日も、地元開催という割には、聴衆の動きは三々五々という雰囲気がありましたが、開演を迎える頃には、1000人規模のホールはほぼ一杯になっています。このあたりは、さすがといったところです


さて、年末まで続く長丁場のツアーのまだまだ途中ですので、あれがこうして…などととは書けませんが、この日強く思ったのは、10年経ってもみずみずしく、チャーミングである点。そして、弾き語りがベースであることは変えずに、マイスタイルを貫く強さを、改めて感じることとなりました

みずみずしいという点でいえば、それは見た目は勿論ですが、声質であったり、曲そのものであったり。ごく初期の曲から、つい最近の曲まで、変にベテランじみていくところがありません。まずもって、この部分にあらためて聴き惚れるわけであります

チャーミングといえば、どことなくすべり気味?に進むMCも、このひとでないと実はできないのではないかとさえ思えてきます。ある時点まであった、CMソング集に頼らなくても、近頃は話題も豊富ですから、これも飽きることがありません。いや、どうやったらこうもすべりそうな笑いを取れるのか(笑)。本質ではないにしても、これはこれで、華子さんの話術というべきでしょう


そして、強さといえば、弾き語りスタイルを10年貫く強さ。ステージのラストには、自ら観客席を駆け巡って、あいさつされていく姿。ぶれないパフォーマンスと、10年たって大御所になっても、あまりにも謙虚な雰囲気も、両方持ち合わせているわけです。もともとライブハウスや路上ライブが発祥の華子さんのこと、メジャーとの垣根を壊しにかかった、果敢な10年であったかもしれません


11年目は…と言わず、次の10年、20年、…も、そんな強さと瑞々しさとチャーミングな所を存分に魅せてほしいなと思うのでありました