梅雨の晴れ間の荘厳な空間 藤田麻衣子さん 弦楽四重奏ツアー東京編(7/10@六本木) | まるゆいのおと日記(ですよ)

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まだ、ツアーは途中ですので、ネタバレ系の話題は極力避けます…

7月に入って、しばらく梅雨らし~い空 でしたが、金曜日あたりから、雨雲はお休みモードのようであります。

そういえば、このひとも、どこぞのインストアライブで”晴れ女 ”ぶりをアピールされてたような気がしますが、そのせいでしょうかね~(笑) 

 


 
 


ということで、その10日金曜日、当日記半年ぶりの藤田麻衣子さんのステージへ出動であります
六本木の表通りに面した、おしゃれなエリア(といっても、首都高の高架脇ですので、外は少々騒々しいですが)。そこで執り行われるライブのお題は、今回はかなり荘厳なもの

一応、外は上の写真のとおり、華やかなウエルカムボードが点灯していますが、いざ、会場内に入ると、劇場そのものの作りをしたそれは、張りつめた空気感を開演前から漂わせています。そういえば、最近のツアーでは、グッズとしてよく登場していたペンライトも、今回はナシ。開演前の注意も、声の主はご本人…といった遊び心は入らず、ジェントルマンによるものですハット


さて、中身はというと、いよいよ、このひとが前々からイメージされている「オーケストラをバックにうたう」ことへの本格的な第一歩といった感触が、よく伝わってくるものでした 。ほんとうに初期からの、お互いに信頼している演者さんを軸に、そこにひとり、またひとりと、支える演者さん。そして当然ご本人。四重奏…という名のコラボレーションというのが、似合いそうです

脇道的に面白かったのは、この荘厳なお題なだけに、MCに入っても、麻衣子さんご本人が”OK”を出すまで、しばらく場内が「し~~~ん」としていること 。もちろん、筆者も含めて、みなさん楽しんでいるわけですが、お題とステージ上のご本人を含めた演者さんが醸し出す空気感が、そうさせているようでした。


今回のシリーズは、東名阪と福岡の4公演の短期決戦ですが、いずれは、このスタイルも、大々的に展開されていくことでしょう。そのときは、もっと大きな編成かな。いつか、”クラシック”として登場されても十分通用する日がくるかもしれませんね