巡り巡ってレアな光景へ 加藤有加利さん・立岡千晶さん(有加利倶楽部2マンツアー@渋谷 7月4日) | まるゆいのおと日記(ですよ)

まるゆいのおと日記(ですよ)

本業は天気屋の私、まるゆいの'行動記録'的なもの。もっとも、多いのはライブレポ♪、次に旅のはなし(でありたい...)。
どうぞごゆるりとお楽しみください。
※コメントは承認制にしております。ご了承くださいませ。

まだ梅雨のさなかというのに、台風3個 …(1個はすでに消滅したようですが)
筆者まるゆいの本業のほうは、普段よりもいくぶん忙しめではあります。まぁ、台風くらいでは、TV番組が変更になったりはまずしませんからねぇ。密度が濃くなるわけです

さて、おとのほうは、7月2週目にかけて、”ツアーの参戦”が、このように3連続…であります。

・4日(土):有加利倶楽部ツーマンツアー千秋楽(渋谷)
・10日(金):藤田麻衣子さん弦楽四重奏ツアー初日(六本木)←いまここ
・11日(土):Utaco.さん&松本佳奈さん弾き語りツアー初日(明治神宮前)

そのうちの1発目、4日の夜は、”有加利倶楽部”このひとびとからであります。 

 



ということで、当日記ではそろそろおなじみとも言える、加藤有加利さん主催の「有加利倶楽部」であります。今回は、「有加利倶楽部」としては初の対バンツアー。お相手は立岡千晶さん。当日記ではお初の方 であります。

この組み合わせ、突如出てきた感もありますし、関東圏では過去に顔合わせはなし。ですが、その昔、それぞれの前身ユニットである「RYTHEM」と「ひいらぎ」が、徳島で対バンをしたことがあったそうで。聴く方もそうですが、演る方も回れば回るといった顔合わせのようです 。ともに、北海道に縁があることも関係しているのかな(千晶さんはもともと札幌の方だそうで)。直接には、パーカッション担当の鯉沼さんつながりで実現した顔合わせです。

そんなお二方の、札幌・大阪・名古屋と回ってきたあとの、千秋楽の東京編であります。ツーマンといえども、”有加利倶楽部”のステージなので、入り口にはお約束のこのようなアイテムが鎮座しています。 

  
 

ゆかパンダガチャガチャと、昨年あたりから登場している、入場順抽選用の福引マシーン。例によって、こちらの洗礼を受けることになります(笑)。
果たして、今回の結果は、こちら… 

 


えてしてくじ運のよくない筆者としては、まぁこんなもんですかねぇ。

そんな洗礼を受けつつ、泡盛 を片手に、後方の座席で開演を待つ筆者でありました。


さて、本編は千晶さんのほうからスタート。コラボグッズに描かれたキャラも、ボーイッシュなものではありますが、一瞬、これはひょっとすると …(失礼いたしましたm(_ _)m)と思ってしまったくらい、ショートカットのヘアスタイルに、かなり低音が響くうた。”有加利さん”のキャラクターが、どちらかといえばふわふわ系ですので、かなり対照的なパフォーマンスです。

サポートには、パーカッションの鯉沼さんだけを従えた2人編成のステージ。
ひとつひとつのうたは、結構ズシリとくる、重みのあるものであります。他地区に比べると、はじめは比較的おとなしいとされる、関東の会場での聴衆の煽り方も、すでに織り込み済み。中盤からは、すっかり千晶さん色になっています。千秋楽ですから多少のツアーの裏ネタも(笑)。ボーイッシュなのですが、若干いじられキャラっぽくもあるようで(^^;;


後攻は、ホスト役の有加利さんが登場。こんどは、ピアノのやっくんことモチヅキヤスノリさんも含めた、総勢4人編成です。
いかにも梅雨らしく、雨が降ったり止んだりだったこの日は、「そらにくも、きみとぼく」→「脳内トラベル」と、まずは湿っぽさを吹き飛ばすべく、アップチューンのセットでスタートします。ステージが賑やかになり、こちらもパワーいっぱいです
3曲めの「未知なる道」も、そろそろおなじみの曲ですが、時期的にはRYTHEMを解散した直後あたりに生まれてきたものだそうで、そう思って聴くと、また感慨深いものがあります。千晶さんの方にも、同様の経緯を経た「モノローグ」という曲がセットに入っていました。回り回って…ということを、実感させてくれるひとときでもあります

さらに、有加利さんバージョンとしての「暴走マシーン 」(yucatさんの楽曲)という、かなりレアなシーンを目撃しつつ、最後は「もぐもぐゆかパンダ」で再び盛り上がって、本編終了。


お二人そろってのアンコールタイムは、KinkiKidsの「硝子の少年」、米米CLUBの「君がいるだけで」の2曲。後者はともかく、前者はもろにジャニーズ系…。なんでも、千晶さんのほうが、女子にため息をつかせるほどのカッコよさということから…という選曲。
その、ジャニーズカバーを無事終えて、次の曲の前振りをしていると、後方でハプニング発生(笑)あの、おすましモードが徹底しているはずのやっくん、どこかで笑いのツボにスイッチが入ったらしく、ひとしきり笑い転げるお姿を目の当たりに 。先週のUtaco.さん企画「愛とは」では、徹底したおすましモードで通しきっただけに(まぁ、そうでなくても、このおすましキャラはこちらの聴衆もご存知ですが)そこからは想像できないくらいの笑い転げ方。いや~、このお二人、やってくれます(笑)。


意外な盛り上がり方で締めとなった、有加利倶楽部ツーマンツアー。もうひとつの顔でもあるyucatさんバージョンと合わせて、またあっといわせる企画が出てくるのでしょうか。一つのシリーズが終わったばかりですが、早くも、次におじゃまできるのはいつかと思案している所です。ありがとうございましたぁ