笑いながら真面目なことを…Utaco.さん@渋谷(愛とは2 いつかすべてが終わる前に 2/28) | まるゆいのおと日記(ですよ)

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本業は天気屋の私、まるゆいの'行動記録'的なもの。もっとも、多いのはライブレポ♪、次に旅のはなし(でありたい...)。
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※コメントは承認制にしております。ご了承くださいませ。

…するのは、本当に手間も、労力も、ち密な計算も必要なものです。
が、この方々は、天性でそれをやってのける …ような力を授かっているのでしょう。この組み合わせ、春が近づいたこの時期にふさわしい空気感を醸し出しました


ということで、少々時間が経過しましたが、前回2月15日の参戦から、1週おいた2月の最終日。再び渋谷gee-geのUtaco.さんステージにお邪魔してきました。この日はツーマン。もう一方は、こちら、いいくぼさおりさんであります。 

 



当日記では、だいぶお久しぶり…という感が否めませんがm(_ _)m、ウィットに富むお二方のステージですので、適度に埋まった場内は、開演前から活気あるものとなっています。


まずは、ホスト役Utaco.さんからご挨拶がわりに1曲。この日、この人ならではというべきか、入場曲がなぜか中島みゆきさん。笑いながら「重っ 」。普段からとはいいつつも、”特に”がついてこの日は生命をテーマに据えたそうでして。そういうと、この演出もフィットしますね。昔の曲ながら、あえてあまり出してこなかったという「つぼみ」から、ステージが始まります。


本編は、まずはいいくぼさおりさんから。ピアノ弾き語りスタイルをさらに極めていっている印象が
あります。セットの前半は、最新音源からの曲が中心。「闇のポルカ」「あんたの癖字」…等々、とりかたによってはドキッとするお題をつけた唄たちを、カラフルに彩っていくさまが、印象的です。久しぶりに観るこの光景には、やはり心地よさがあります

一方で、中程には、もうひとつのこのひとの”目印”ともいえる、アップチューンなお時間もありました。ほぼ定番ともいえる「アイガクライネ」最近は、ここに”マイク回し ”のパフォーマンスが加わり、一段とアゲアゲな雰囲気になっています。
読んで字の如く、弾き語りスタイルでセットされているマイクを、少し緩めてぐるぐると回し、これを避けながら演じるのですが、最後にボコッとマイクに当たるのはご愛嬌 。こちらのスタイルも、やはりこのひとならではなのでした。


後半はUtaco.さん。オープニングとは異なる、青のワンピース姿で登場。この衣装も、ボブスタイルの髪型に似合って、可愛らしい雰囲気に包まれています 。まずは、これも、昔の改名前、詩-uta-さん時代の曲「東京タワー」からスタート。もっとも、ハンドマイクスタイルでのそれは、確実にいまのUtaco.さんの唄。2曲目「hug」からは、Utaco.さんとしての曲になるセットであります。

途中、笑いありのMCをはさみながら、この日、メインテーマに設定した「生命」がモチーフの響きが、後半はたっぷりと出てきます。題名が長~い(笑)などと言っていた、新曲の「もしもの話はばからしいだなんて言えない」、そのあと本編ラストに登場した「いつかすべてが終わる前に」…。ごくごく当たり前の話ではあるし、常々意識してるかといわれると、多分に”?”がつくわけですが、こういった場は、それらを十分に再認識させてくれる場ですね 。その繰り返し…というのが筆者の実際だったりします。


アンコール部分は、笑いに満ち溢れたひととき。お互いの曲をカバーしつつ、話がスベるだの、あーだこーだ…と、漫才状態(笑)。重いテーマにも関わらず、締めが”漫才”というのも、このお二人だからでしょう^^。あえて笑い飛ばすチカラも、また必要なものですね


そんなわけで、春に向かう確かな足音が感じられる一夜なのでありました。
ありがとうございましたぁ