笑いの中に思いをめぐらせて … ふわ(o・v・o)ライブ2015年3月7日号 at 原宿 | まるゆいのおと日記(ですよ)

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本業は天気屋の私、まるゆいの'行動記録'的なもの。もっとも、多いのはライブレポ♪、次に旅のはなし(でありたい...)。
どうぞごゆるりとお楽しみください。
※コメントは承認制にしております。ご了承くださいませ。

東日本大震災から4年…であります。
こうして、徒然なるままのおと日記 を記してみたり、仕事 してたりと、普通の生活を送ることができる、ということの大切さを、改めてかみしめるときであります。

筆者の実際はどうだったかというと、
・9日(月)→都内で健診 。不味いバリウムをのむ… 
・11日(水)、12日(木)→夜勤 
といったところで、取り立てて特別なことをしてきたわけではありませんが、こう居られることに思いをめぐらせるのが必要なのでしょうね。


さて、これらの直前にあたる、7日の土曜日は、夕方、原宿はこちらのステージに出動してまいりました 。 

 



この中では、鈴音さんがお初 。3番手の安本美緒さんは、1年半あまり間隔が開いております…m(_ _)m

土曜日ということで、繁華街から一歩路地に入った、比較的閑静なこの場所も、開演時間には周囲に負けず劣らずの賑やかさになっておりました。まぁ、かなり怪しいお題?に集う演者さんのパワーのほうがスゴイということでもありますが(笑)。


そんなパワーに包まれての、トップバッターは鈴音さん。ギターソロでのステージであります。
東日本大震災を機に唄を始められたそうで、特別にそういった題名がついた曲がなくても、うたのあちらこちらに、普通に過ごせることへの思いのようなものが感じられます 。これを、ひたすらしんみりさせるのではなく、かなりアップチューンで攻めてくるのが、そう感じさせる部分なのかもしれません。
被災地にも時折足を運ばれているそうで、実地を見ているからこその唄であることも、だいじなポイントです。あとで、物販スペースの現地写真集 を見せていただきましたが、やはり、津波の被害の大きい所の現状がなかな好転しないのが、もどかしい…


この日は2番手に登場した、大森真理子さん。ここからさらに怪しさ…いや、違った(笑)、テンションが上がる方向に。ピアノサポート安保さんとの2人編成で、まずはアップチューンの「スロウライダー」から入っていきます。景気づけがひとしきり終わると、新曲「もう届かない I love you」。いくぶんゆったりとした曲だったでしょうか。一つのステージのセットの中にも、こうした普段どおりの生きざまを見るようでもあります
このひとのラストは、定番曲の一つ「空へと歌う詩」。平和を願うその唄は、震災、そして東京近郊では、東京大空襲もちょうどこの頃(3月10日)ですから、まさに生を考えるにふさわしい空気感なのでした


真ん中3番手に、安本美緒さん。ピアノとチェロのサポートを付けた3人編成であります。
前回、一昨年の夏に一度、フリーライブを見ていますが、そのときの日記を見てみると、
「…途中から撮影会っぽくなって、1回しで退散…」
などと書いてありました。ありゃりゃ、失礼でした…m(_ _)m 

ということで、改めてフライヤー等々をみると、唄を始める前は、ダンサーの修業をされていたそうで、この日のお衣裳である、白のブラウス+赤のロングスカートが醸す雰囲気もあいまって、確かにきれいなお方であります 。確かにフリーライブだと”撮影会 ”っぽくなりますな(笑)。
さて、この日はどうだったかというと、そのダンサー時代の思い出話(レッスンで原宿に通っていたそうな)をなどを含めつつ、昨年の新譜からのものを中心に、4曲のセット。多少軽めの味付けになるのかと思っていましたが、いや、どっりしりとしています。人知れぬ苦労もあったことでしょう。やはり人となりが感じられるのでした


トリ前は、松岡里果さん。出てくるとなぜか”天然”などと言われるシーンが多いみたいですが、この日は違った…。
4月にバースデーワンマンを予定されている里果さん。何か感極まるものがあったのでしょう。崩れるというのではありませんが、実はずっと涙を浮かべながら歌っていたそうで 。こうなると、聴いているほうもうるうるするわけです。いまはアップチューンの代表曲である「向日葵」は、もともとは震災直後に誕生した、被災地のための曲といえるものですから(キャンペーンソングでした)、この日だからということかもしれませんね 。セットには、ワンマンのお題である「KEY」のインストが急きょ入れられるなど、アグレッシブ。4月に向けての仕上がりは順調のようです


この日のトリは、岡田茜さん。当日記では年末のバースデーワンマン以来の登場であります。
まぁ、お題がお題なだけに、このひとが最後に来る…ということは、一段と賑やかになるわけでして。セットを変えてまでアップな方向に持って行かれます 。ついでに、サポート陣(ピアノ:西村奈央さん、ギター:三井真一さん)や聴衆に遊ばれ気味だったりもしますが(笑)。
そんな中で、唯一のバラード曲だった「さよなら、またね」だけは、しっとりと仕上げていかれます。だが、これまた一筋縄ではいかず(笑)。終わる直前にハウリング して、奈央さんのツッコミネタへと加工されていきました。ある種、いかにも…ではありそうですが
本編ラストで、この日の演者さん全員を引っ張り出して、「乾杯しよう!」、アンコールでは「笑いあっていようよ」と、大変な賑やかさで締められていきました。日々呑むと、健康には悪そうですが、日々の気の持ちよう、こうでありたいと思ったりするのでした。


終わってからは、5組の演者さんにご挨拶をしてきましたが、思うところあって、あるものが似合いそうな?岡田茜さんには、こちらを持っていいただきました。 

 



なにしろ「乾杯しよう!」な茜さんなので、モノは日本酒4合瓶 …ですが、筆者の住処の最寄り駅を冠した、近くのお酒屋さんのオリジナルラベルです。さすがによそでは見ないはず^^。これで、茜さんも千葉市民(笑)!


はい、失礼しました^^
ということで、終始賑やかな…と書くと、ポップな方向に感じ取られたりしますが、この時期のそれは、そうしたものが普通にできるということへの感謝を、もう一度かみしめるものでもあります。演者さんも、聴衆も、そうしたものを感じ取っていたことでしょう。


ありがとうございましたぁ