ご利益あるかな? … 藤田麻衣子さん@神田明神(フジタマのワンウェイ!! 東京編 10月31日) | まるゆいのおと日記(ですよ)

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本業は天気屋の私、まるゆいの'行動記録'的なもの。もっとも、多いのはライブレポ♪、次に旅のはなし(でありたい...)。
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続くときは続くもので、10月3度目のフリーライブの参戦記であります。
まぁ、書いてるのは11月に入ってだいぶ経ってからなのですが(^^;


ということで、メジャーシーンに入っても、快進撃を続けている、藤田麻衣子さんのステージ。この日、10月31日は、メジャーシーンでのファーストアルバム 「one way」のリリースイベントであります。
リリースイベント自体は、少なくとも東京版は、当日記筆者にはおなじみの光景ですが、今回は、場所が場所だけに、ある種のプレミアム感があります。


そのような、「そうはないだろう…」というシチュエーションに選ばれたのは、都心は神田明神。ふつうに神社ではありますが、特に、縁結び にご利益があるそうで、アルバムの表題曲でもある「one way」は、片想いをモチーフにしたものですから、なおのこと…という演出であります。 

 


午後5時を少し回って到着すると、本殿に向かって右側の特設ステージで、リハーサル中の麻衣子さんが見えてきます。この時点で、すでに100人は超えようかという人だかり。どうにか場所を確保して、ついでに聴衆も手拍子の練習(笑)。もっとも、普段のモールなどとは少々勝手が違うのか、リハーサルは一段と念入りだったような感じです。

午後6時のスタート時刻が近づくにつれて、聴衆は幾重にもステージを取り囲むようになってきました。お天気は今一つで、いまにも泣き出しそうなシチュエーションでしたが、そこは、前回7月の亀戸でも「晴れ女」自慢をされていた麻衣子さんのこと、何とか降らずに持ってくれました 。まずは、最も基本部分のご利益のようです


そして、ほぼ定刻通りにスタート。まずは「恋煩い」。縁結びにゆかりのある神社ですので、曲もまずはその「縁結び」を必要とするものから…のようです。いずれにしても、そうはないだろう…というシチュエーションですから、これは素直に雰囲気を楽しもうという感じ

2曲目は「STEP」と幾分アップテンポ。この曲だけ、コーラスと手拍子がつきました。いつの間にか数百人単位に膨れ上がったこのステージの聴衆。それにもさらりとついていくのが、このひとびとの特技(笑)。練習なしでも結構合うものであります

さて、ちょうど真ん中付近で、ここならではの光景が展開されていきます。
まず、みんなでそろって縁結び祈願(笑)。左向け、左からはじまり、そろって2礼2拍1礼。さすがに、これは神社でないとできないものですな
そして、麻衣子さんの”戦利品”の数々。一応、ヒット祈願はしてもらったそうですが、持ってるグッズがすべてお守り(笑)。スタッフさん用とかもあるのですが、ご本人用…と思われる縁結びお祭りを何個も購入されているのが笑えます。ほんまに何個も要るんかいな^^。


この光景を見てから、片想いがモチーフの、今回のアルバムの表題曲「one way」がきます。字面通りの一方通行の恋…。社会人?年目の筆者には、もうだいぶ遠い話になりつつありますが、そういった光景を鮮やかに思い出させる一曲です 。そうして、締めは「手紙」。こちらはいわば”成就したあと”のシチュエーションに似合う曲ですね。もらい泣きするような歳でも、もはやありませんが、縁結びスポットというこの環境では、少々うるっとくる締めになりました。


うるっときたのは、お空のほうも似たような感じだったこの日。本番中は何とか持ちましたが、ポツリポツリと、時折小雨が降る中、サイン会 は、こちらのような場所で行われました。 

 


おそらくは普段よりも延長して営業している社務所の前。上の看板のほぼ真下にご本人がいらっしゃるわけでして、さしずめ「麻衣子さん自身がお札 」状態だったりします。行列が掃けるまで約2時間。珍しさもありますが、この環境もよく似合う、このひとならではの光景です。


来週からは、このアルバムを携えたツアーがスタートする麻衣子さん。筆者も、初日、弾き語りスタイルの横浜と、千秋楽、バンドスタイルの東京中野にお邪魔する予定であります。片想いから成就後?と進んでいくのか、はたまた賑やかに楽しむ恋心…のようになるのか。楽しみにしておきたいと思います