今日は、港区議会区民文教常任委員会にて、港区立学校の学級編成等の報告を受けましたが、区立小学校は今年度は17学級320人増に
児童数最大は港南小学校で1342人になり、これまで都内の公立小で長らく児童数1位だった足立区立新田(しんでん)学園が1240人でしたので、港南小がおそらく都内1位に
2位が芝浦小学校で1279人で、1年生は9クラスにもなり、令和4年度からは同じ学区内に区立芝浜小学校が新設され、分割される予定となっています
しかし、今年度いっぱいは芝浦小の現場の教員の方々には、現在仮設校舎が建って手狭なグラウンドの利用などで、これまで以上にご苦労をおかけすることに
こうした事態は、区教育委員会の、児童数の将来推計が大きく外れたことへの対応が遅かったことが、主な原因と考えられます
区内の大型マンションが建設されると、それだけで児童数の推計は大きく変化します。
マンションの建設計画が分かっていても、子どもがどれだけ転入してくるか、正確に推計することは困難ですし、学校の建設はすぐにできるわけではありません。
そこで、本委員会では、推計の細かい見直しと児童増への迅速な対応を、強く要望
また、公明党が推進し、令和7年度までに実現されることになった「35人学級(少人数学級)」についても、来年度以降の着実かつ早期の実現を改めて要望しました
本年2月の港区議会第1回定例会の公明党の代表質問でも、35人学級の推進を訴え
35人学級の実現の為には、教員の確保も大きな課題ですが、これは区ではなく、都が教員を派遣している関係で、都の教育委が解決すべき問題となります
また、3年以上前から港区議会公明党として強く要望していた、高輪台小学校に特別支援学級が今年度新設され、港区の5支所管内全てに開設が実現しました
高輪台小には教室数に余裕がないため、近接する区立高松中学校内に、高輪台小の特別支援学級が開設に
今月20日には、港区議会公明党として、早速視察させていただきました
一方、区立中学校においては、全ての支所管内への特別支援学級整備はまだです
そこで、高輪地区などへの特別支援学級の開設を訴え、担当者からは来年度以降に検討と前向きなご答弁が
今後高輪台小での特別支援学級利用者が着実に増えていけば、その受け皿として、高松中学校自身の特別支援学級が開設される日も、そう遠くないと思っています。
引き続き、増える児童数に迅速に対応し、学校の児童数が適正なものとなることで、教員の負担が減り、学習の質が担保されるよう、全力で取り組んでまいります