今日は、港区立 高松中学校内にこの4月開設された、同中学校から少し離れた、区立高輪台小学校の特別支援学級を、さっそく港区議会公明党全員で視察
今年は、1年生1人だけの学級運営ですが、手厚く授業やケアができていることがよくわかりましたので、スタートとしては、むしろ良かったように思いました
児童の方に配慮して、授業風景はアップいたしませんが、1人の児童に3人の先生がついていて、本人の意思表示をきちんと確認しながら学習を丁寧に進めている姿が印象的でした。
高輪地区総合支所管内で、初の特別支援学級の開設となり、港南小など、他の区立学校の特別支援学級からお祝いのメッセージが
高輪台小学校を含め、同支所内では生徒の増加が著しく、教室の余裕がなかったため、当初港区として支所内の開設はできない、とのかたくなな姿勢でした
しかし、平成30年2月に港区議会に提出された、高輪地区内の小学校・中学校への特別支援学級設置を求める請願の審査の際に、公明党杉本議員から、障がいがあってもなくても、地元の学校、学区域の学校に通いたいという思いを受け止めてほしい、と強く訴え
そのやり取りの中で、当時の教育長(現副区長)から、普通教室が足りないから特別支援学級の子どもは地区外に行ってくれという話でもないと思うので、やはり住んでいるところの近くの学校というのが基本です、という答弁を引き出し、今回の開設に
中学校の学級と小学校を行き来する交流が重要ですが、すでに2回実現できている、とのことで、同年代のお友達との触れ合いも確保できていることは、よかったと思いました。
その行き来は、現在は先生が車いすを押す形で、安全に配慮して実施しているそうです。
高松中学校自身の特別支援学級は、まだ実現できていませんが、高輪台小の特別支援学級の児童が増えていけば、その実現はそう遠い話ではないと思っています
また、今月26日開所の「優っくり村高輪台(小規模多機能+グループホーム)」へも
東京高輪病院の隣に開設され、2階に小規模多機能型居宅介護施設、2階と3階にグループホームが
写真では写っていない議員もいらっしゃいますが、公明党会派議員全員で内覧しました
小規模多機能施設では、明るく、コミュニケーションにも配慮した作りが大変に好印象でした
トイレも、明けやすい扉や、前に倒れてしまわないようなバーの設置など、細かい配慮が
体動や心拍などを感知するマットセンサーなど、安全面にもさまざま工夫が
私も臨床で働いていた頃は、認知症の方の夜間の転落防止や生存確認が、本当に大変でしたので、これは助かりますね~
グループホームでは、シンプルですが、仏壇をはじめ、自分好みに持ち込みが自由な居室
料理などの協同作業も検討している、ダイニング&リビングは、大変にすごしやすそうでした
こちらも、港区議会公明党として、これまで何年にもわたり、港区長に対して予算要望していた事項ですので、実現できて本当に良かったです
写真は、昨年10月22日に、武井港区長に予算要望した時のもの
区内で増加している、ご高齢の方や障がい児の福祉の拡充に、引き続きチーム公明で、全力で取り組んでまいります