2014年も大晦日、当別荘8年目の年末総集編です^
ご覧の貴方にはどのような一年でしたでしょうか
第3回となる、年末年間ベスト10を今年もやりたいと思います^
本年は、計23作(※今作含む)をupさせて頂きました
その中から、敢闘賞も含めて12作、僕が勝手にw選んだ作をこれからカウントダウンしていきます。少しでもご記憶の作が入っていましたら幸いです
では早速、第10位から
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☆第10位
vol.161 東海道53次ブラ⑦「宮」熱田神宮&七里の渡し(1/18up)
http://ameblo.jp/maruwo26/archive1-201401.html
近年恒例の『東海道53次シリーズ』、今年も一発目はこのシリーズでした
今年は名古屋市内の「宮」宿、熱田神宮を訪ねました。
この宮宿、東海道の中でも独特の役割を持っていた宿場で、ここから次の桑名までは”海上七里”とも言われる渡し船で結ばれ、その船着場があった宿です
本作では、その渡し船が出ていた波止場跡も訪ねたほか、"名古屋の道路はなぜ広いのか?"や"なぜ熱田駅には快速が停まらないのか?"等という事にも言及、いろんな想像を膨らませながら冬の街ブラを楽しんだ作です
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☆第9位
vol.170 10年に1度!川崎大師「大開帳」(5/14up)
http://ameblo.jp/maruwo26/archive2-201405.html
昨年は、兵庫・姫路の神社で行われた『20年に1度!三ツ山大祭』の作をupしましたが、本年は川崎大師で『10年に1度』の行事があり、訪れてみました
貫主自ら手刷りされたという護符、通称"赤札"を授与してもらうというのがメインで、10年に1度しかもらえない護符をもらいに、期間中沢山の人が列をなして参詣します。
沿線を走る京急大師線もこれにちなんだラッピングを施した電車を走らせるなど、初夏の川崎が盛り上がった1か月間でした
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☆第8位
vol.175 東北穴うめツーリング①角館・田沢湖ほか(8/23up)
http://ameblo.jp/maruwo26/archive1-201408.html
今年、宿泊を伴うツーリングは昨年より1回減の2回でした。
そのうち一回は7月にupした“福井・若狭ツーリング”、そしてもう一回は今作の“東北穴うめツーリング”でした
2011年の大震災以来、『東北復興シリーズ』と題した年度またぎの大型ツーリング企画を行ってきましたが、本年3年目にあたり、ひとまずの区切りとする事にしました
“穴”というのは、これまで走ってきた東北6県の著名地点のうち、未訪問だった"角館/田沢湖周辺"・"八幡平"・"下北半島"の3地域の”穴"をうめるという事で行ってきたのが、本シリーズでした
3作シリーズの第1回だったこの作は、秋田大曲からスタート、”秋田の小京都”とも呼ばれる角館の武家屋敷を訪ね、その後田沢湖にむかって走り、たつこ像との初対面を果たすという流れでした。少々地味ながら、典型的ツーリング作(?)だと思ってます^
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☆第7位
vol.171 ついに閉館・JR西日本・交通科学博物館(5/26up)
http://ameblo.jp/maruwo26/archive1-201405.html
先日、100周年を迎えた東京駅で記念suicaを売り出したところ、購入希望者が殺到して大混乱になったというニュースがありましたが、鉄道好きの人は近年増加傾向か?とも思ってしまいます(?)
そんな昨今、全国で鉄道関係博物館のオープンが相次ぎ、大宮の鉄博や名古屋のリニア・鉄道館、門司港のJR九州鉄道記念館等、各地で次々とオープンしています。
一方、国鉄時代から存続していた博物館が今年4月、静かにその歴史に幕を閉じました。
大阪・弁天町にあった『交通科学博物館』です
本作では閉館直前の同館へ訪ね、懐かしい車両や展示を久々に見てきました。大宮や名古屋にも無い国鉄時代の史料が多数収められているほか、鉄道史に残る貴重な保存車両も展示。ゴチャゴチャ感が魅力の楽しい博物館でした。
大阪環状線の高架下という手狭な場所だった事や、施設老朽化も相まって、JR西は京都に新たな博物館を建てて移転する事になり、半世紀の歴史にピリオドを打ちました。
館内あちこちに感じられる“昭和の薫り”そして同館ラストの企画展『52年の軌跡』も見応えありました^
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☆第6位
vol.172 福井・若狭ツーリング①福井編(7/11up)
http://ameblo.jp/maruwo26/archive2-201407.html
7月upの福井ツーリングの第1回を6位にランクさせましたが、この作内容豊富で、僕自身気に入っている作です^
福井市の北隣、坂井市にある丸岡城からスタート、福井の海の玄関である三国港の古い街並を歩き、その後東尋坊→そして午後に入り越前海岸を縦断し福井南部の要衝・敦賀まで辿り着くという、盛り沢山な一日でした
三国港ではえちぜん鉄道の駅を訪ね、越前岬の歌碑や、敦賀・気比松原の夕景、そして福井名物のカツ丼屋さん等、身も心もお腹いっぱいになりましたw
この福井ツーリング、前後編の2回ですが、付録編として『加悦SL広場』を付けたので、実質3回シリーズでした
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☆第5位
vol.169 2014初ツーリング「静岡・清水」登呂遺跡・三保他(5/5up)
http://ameblo.jp/maruwo26/archive3-201405.html
静岡市南郊にある登呂遺跡から、海沿いに久能山東照宮~三保松原の順に走りました
登呂遺跡では資料館を見学し、その発掘の経緯について感銘をうけました。同遺跡が発見されたのは先の大戦真っ只中、その上発見地が当時軍用地であったという事もあり、調査はすすまないまま終戦。しかし終戦2年後に早くも調査再開。全国民期待の、戦後に希望を与えた発掘だったそうです
本作後半は久能山→三保の松原へバイクをすすめ、国鉄民営化まで三保半島を走っていた『清水港線』の痕跡を探訪、鉄分も取り入れた意欲作(?)でした。↑の抜粋写真は、清水港線の貨物駅から貨物を船に積み替える荷役機として威力を発揮した『テルファークレーン』です
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☆第4位
vol.180 知られざる“陰陽連絡線”JR三江線に乗る(11/7up)
http://ameblo.jp/maruwo26/entry-11947954786.html
2014現在、全国JR中で“乗降客数が全国で一番少ない路線”、広島と島根の県境を跨ぐローカル線、三江線に乗ってきました。
中国山地の中を、江の川に沿って走る全長100km余の路線ですが、一日わずか5往復、その上、三江線の起終点である三次(※広島側)、江津(※島根側)の両駅へ行くまでがこれまた大変。そのためこれまで僕未踏破だったので、本作で初乗車しました
詳しくは本文をご覧頂きたいですが、江の川を眺めながらスローに走る、ホントに癒される路線でした。又、去年の大雨被害で約1年間不通になっていましたが、”奇跡の再開”をされたばかりだったんです。近年は全国のJRや私鉄で、災害で長期不通になるローカル線が相次ぎ、中にはそのまま廃止になってしまう路線も少なくありません
そんな中、沿線随一の街・川本町の人々の並々ならぬ情熱により復活した三江線。この川本町で途中下車して街を歩きましたが、川本の人々の”単なる街おこしを越えた”三江線への愛情”を感じてきました^
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ベスト3の前に、『惜しい!敢闘賞』を2作選んでみます。どちらも“ネタは最高だが掘り下げがいまイチwという作です^
惜しい!敢闘賞①
vol.182 2014ツーリング納め 世界遺産指定に沸く製糸場の街 富岡(12/9up)
http://ameblo.jp/maruwo26/entry-11959736780.html
直近の作ですが、敢闘賞に入りました。
秋のツーリング納めで走ってきた、群馬県富岡市と下仁田町の作です
本年世界遺産に指定された”富岡製糸場”がある富岡市。ひなびた北関東の地方都市が一転、平日でも街中に観光客が溢れる等、今盛り上がっています。本作前半では、その製糸場見学&富岡の街を歩き、後半は同市の西隣にある下仁田町を訪問、製糸場関連施設として同時に世界遺産指定された、『荒船風穴』という蚕の繭を天然冷蔵で保管していた遺構を見てきました
ご当地を走る上信電鉄の駅にも3ヶ所寄っています
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惜しい!敢闘賞②
vol.168 スラマット・マレーシア(6/終)マラッカ~帰国(4/24up)
http://ameblo.jp/maruwo26/entry-11828793234.html
今年の海外はマレーシアでした。3~4月にかけ6回シリーズでupしました
この敢闘賞に入った第6回はシリーズ最終回で、マレーシア一の古都・マラッカを訪ね、その後帰国までの回です
マレーシア、世界でもこれだけ『多民族・多宗教国家』が成功した例は稀有と言って過言でない位、多様な価値観を隣り合わせにしながら共生している国家といえます。
中でも本作の街・マラッカは約700年前から先住のマレー人に加え、華人やインド人、アラブ人、そしてポルトガル・イギリス等のヨーロッパ系と、様々な民族が交易してきた世界の要衝でした
キリスト教会、イスラム教のモスク、中国寺院、そしてヒンズー寺院がわずか数百mの範囲にひしめいて建つ街、世界でも稀に見る"多宗教共生"のマラッカでした
本作では街ブラのほか、独立記念館等の博物館や、マレー人の公開民家など、様々なマラッカの顔を訪ねました
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>では、ベスト3です
第3位
vol.162 さらば鉄路の星・あけぼの &ストーブ列車&はやぶさ 青森弾丸ツアー(2/5up)
http://ameblo.jp/maruwo26/entry-11756713066.html#cbox
この作、僕の中では”心のままに”編集したつもりでしたが、盛り沢山に乗りまくったのでベスト3入りさせました。
本年、鉄ちゃんのみならず多くの国民に惜しまれつつ廃止になった寝台特急・ブルートレイン『あけぼの』乗車記がメインの作です
上野駅から上越線へ、夜を徹して峠を越え、雪の日本海沿岸を走り通し、約13時間かけて青森駅まで運行していた、いわば”正統派ブルートレインで最後の定期列車”でした。
僕自身ブルトレは約10年ぶりの乗車で凄く楽しかったんですが、一方で"なぜJRはこんなに次々と寝台列車をバッサリ廃止するのか"と憤りも込み上げてくる、複雑な気持ちでの旅となりました
いつもは夏季にバイクで訪ねている東北ですが、雪景色の中を列車で訪ねるのもなかなか趣がありました。青森到着後は津軽半島へ向かい、有名な“ストーブ列車”が走る津軽鉄道に乗車、"ストーブ列車が厳寒の津軽へこれだけの観光客を呼ぶ秘訣"にも迫りました^
又、津軽鉄道沿線の太宰治生家・斜陽館も訪ね、帰りは、320km運転を開始した東北新幹線はやぶさに乗って帰京。アッと言う間に東京へ着いてしまった新幹線の速さは、往路13時間夜行寝台に乗った直後だけに、ひときわ感慨ありました
まさに”弾丸ツアー”でしたが、充実した濃厚な旅でした
来年(2015)には『北斗星』『トワイライト』号の廃止も決まり、いよいよブルートレインは終止符を打とうとしています。
効率を高めていくと、それに反比例して”味わい”が低くなるのが鉄道という乗り物なのかなぁ思います。
“移動の便利さ”か“旅の味わい”かの二者択一ではなく、豊富に蓄積された鉄道資産を活用して両方共に出来る限り追及していく姿勢を特にJR各社は忘れないでほしいなぁ思います
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第2位
vol.164 スラマット・マレーシア②ペナン島その1(3/16up)
http://ameblo.jp/maruwo26/entry-11790535733.html#cbox
マレーシリーズ、敢闘賞にも入れましたが、もう1作入賞させました
マレーシアには、街まるごと世界遺産に指定されている都市が2つあります。先程の敢闘賞のマラッカと、そして本作のマレー北部に浮かぶ離島・ペナン島、ジョージタウンです
ホント歩いてて面白い街でした。イギリス植民地時代の面影を色濃く残す(※というか、そのまま保っている地区も)18~19世紀の街並が延々と広がり、まるで映画セットのような街並もあって感動でした
先程マラッカのところでも書きましたが、多民族/多宗教が共存しているマレーシア、まさに文化のモザイクのような国でした。
マレーシアは人口の1/4を華人(※中国系)が占め、マレーの街にはどこも大きなチャイナタウンがあります。特にこのジョージタウン、作中で出ましたが"同姓橋"という、中国から一族で渡ってきた人々が専用の桟橋を造り、その周囲に"海上住居"を建てて住んでいる海上集落もあります。
本作ではその桟橋のほか、チャイナタウン~インド人街~イギリス軍要塞跡等、ジョージタウンに残る貴重な営みを見学しました
先の大戦中は旧日本軍が一時占領していたマレーシアですが、現在は親日国で治安も良く、大変快適な旅が出来ました
2014年、第1位です
本年のトップ賞は~↓
第1位
vol.177 東北穴うめツーリング(3/終)東北さいごの穴、下北へ【東北復興シリーズ・ひとまず完結編】
(9/12up)
http://ameblo.jp/maruwo26/entry-11919494352.html
昨年につづき、トップ賞はツーリング作が獲りました
2011年の大震災直後から続けてきた年度跨ぎ企画『東北復興ツーリング』、3年間で計13作(※5作シリーズ1セット、3作シリーズ1セット、2作シリーズ1セット、単体3作)をupしてきました
昨年までの日本海縦断や三陸縦断、はたまた青森の”キリストの村”等、印象深いシリーズを沢山走ってきましたが、ひとまず本年で一区切りにさせて頂こうと、東北最後に残っていたバイク未踏地、下北半島を一周してきました
今年の作中でピカ一の風光明媚さ、そして一層の復興を祈願して第1位にさせて頂きました
本作では下北最大のビューポイント『仏が浦』を経て、下北半島最北端の大間崎まで走りました。
奥深く雄大な自然が残る本州最北端の半島、出発前に思ってたより凄く広い半島という印象でした。日本もまだまだ新発見の地が沢山あるなぁと改めて思いました^
復興シリーズは今年で一区切りとしますが、来年以降も東北は出来る限り訪れていきます^
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以上、2014年の年末総集編・ベスト10でございました^
今年の総評として、鉄道モノに秀作が多かったような気がします。本年upした鉄道モノ、4作中3作がランクインしています。
特に僕自身思い出に残るのは三江線の作、そして『あけぼの&津軽鉄道』の作、この2つです
又、福井ツーリング中の『えちぜん鉄道』も僕的にはなかなか興味深い路線でした。来年もいろんなネタを探して旅に出たいと思います^
ツーリング作は本年7作、トップは昨年につづき今年もツーリング作が獲得しましたが、全体として編集に少し掘り下げが足りなかったような気もします。料理に例えれば"材料はすごくいいんだけど、調理法に工夫がいま一つ"というのが今年のツーリング作だと思います
なお、「た」シリーズ(※2作)、バスブラ(※1作)は本年いずれも残念ながらランクインなりませんでした。「た」には、来年はもっといい企画を持ってくるよう叱っておきますw
来年このままのペースでいきますと、来夏あたりに200作の節目を迎える見込みです。何か記念作または特集作を組むのか?は検討中です。お楽しみに^
今年もご愛読有難うございました。どうぞ良いお年をお迎え下さい。そしてこれを新年にご覧の方々、明けましておめでとうございます^
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【資料編】(2014.12.30現在)
作品数 計183編(+号外1編)
☆カテゴリー別
▽バイク(ツーリング)=57作(本年7作)
▽鉄分編(鉄道モノ)=21作(本年4作)
▽海外編=38作(本年6作)
▽国内一般※号外含む=34作(本年1作)
▽東海道53次ブラ=7作(本年1作)
▽「た」現るシリーズ=17作(本年2作)
▽記念(メモリアル)=5作(本年1作→今作です)
画像フォルダ容量残=1178.98MB/10240MB(使用11.51%)
※昨年の総集編では使用率51.43%でしたが、今年アメーバが1ブログあたりの画像容量を大幅に増強してくれて(2000MB→10240MBへ、なんと約5倍に!)一気に使用率約1割にまで下がり、大余裕となりました
これで当分、現在のアカウントで継続できる見込みとなりました^
(※2024.6 文一部修正)