vol.93 プレ100作記念 北海道大ツーリング① Wo号北海道初上陸 洞爺/支笏湖~札幌へ | 旅ブログ Wo’s別荘

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 2007年創設しました当別荘、おかげさまで100作を迎えようとしております(感謝)^ケーキ

 

 50作記念では韓国旅シリーズでを連載しましたが、今回は"プレ100作企画"として、先日行ってきた"北海道ツーリング"を、5作に分けてご覧頂こうと思いますDASH!

6日間で3000km余を走破してきました。

 

北の大地、期待以上の爽快な走り心地でした。日本最北までの大ツーリング、スタートします^グッド!


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↑東北道川口ICから、一路北を目指します。

いつも東北へのツーリングで通ってますが、今回の行先は東北を越え、北海道まで走ります波

フェリーの出る青森へ深夜までに着こうという、年甲斐もない強行軍wえっ

 

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東京~青森間は約700kmを約14時間かけ、青森港へ到着しました満月

↑は夜のとばりが降りた青森港、23:30発の函館行・青函フェリーに乗り込む直前のWo号星空

 

この走りで編み出した"計算式"があります。僕のペースだと高速に乗れば、休憩時間込みで大体《キロ数÷100×2(※単位:時間)》で目的地へ着く事がわかりましたw時計

 

フェリー窓口で、「バイクは最初に積み込むので、一番前で待っとけ」と言われ、船の前で乗船合図を待つ駐車場

 

そして~
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フェリー乗船開始、甲板の片隅に固定された↑Wo号ヒツジ

横にはトラックがありますが、夜行便なので北海道へ向かうトラックが多かった印象です。

ちなみに、Wo号をフェリーに乗せるのはこれが初ですグッド!
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約3時間半の船旅で、未明の函館港到着右上矢印

Wo号、ついに北海道初上陸ですクラッカー

↑に見えているのは乗ってきたフェリー、青函フェリーが運航する、船名『3号はやぶさ』です(※"はやぶさ3号"でないのがミソ)^船

 

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まずは荷物と気持ちを整えるため、とりあえず函館駅へ^カメ
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↑夜が明けてきた黎明の函館駅前で、心の中で"出発式"w祝日
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函館から札幌へとつづく、↑国道5号を走り出します馬

Wo号、北の大地へ一歩を踏み出しました^

出発日/最終日の東北道縦貫を含めれば6日間の日程、過去のツーリングでは例が無い長丁場が始まりましたにひひDASH!

本日(今作)のゴールは、函館から約300kmの、札幌市ですビル

 

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渡島半島、噴火湾の海岸沿いを走る国道5号を北上します右上矢印

噴火湾の地形に合わせるように、国道も緩やかな弧を描いています霧

高速道路は現在(2011)、まだ函館市までは繋がっていません。
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2011現在、道央道は函館から30分余り北へ走った落部ICまで開通しています。ここから高速の人になります虹


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本州ではなかなかお目にかかれない、先が見えない程の直線、そして周囲の荒涼とした森に、早速雄大な北海道を実感します。だんだんと北海道を走っている実感が沸き、興奮してきたWo^あせる
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長万部IC付近まで来ました^

まだ初っ端からこんなに興奮してたら、これからもっと凄い所へ行くのにどうなるのかwしっぽフリフリ

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北海道高速初のエリア休憩、内浦噴火湾PAに寄りますコーヒー
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PA名の通り、↑駐車場から見えるのは、波穏やかな噴火湾長音記号1

そして、僕が入った時点では↑車はゼロ、誰もいませんでしたwてんとうむし

5分位して車が数台入ってきましたが、本州のエリアではまず有り得ない光景です^得意げ
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PAの背後は手付かずの原生林、PAからの散策路もありました霧

空を仰げば、霧が出たり又晴れたり、しばらく見ているだけでも目まぐるしく表情を変える空模様目

まだ出発序の口なのに、北海道の大地は自然な姿を惜しげなく魅せてくれますキラキラ

 

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↑虻田洞爺湖ICで降ります右下矢印
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この日は洞爺湖/支笏湖を経由して、札幌に入ろうというコースですしっぽフリフリ
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ICを出ると、すぐに洞爺湖への道に出ますかたつむり
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↑洞爺湖畔の駐車場に到着しました!駐車場
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お~、これは絶景・

洞爺湖ですキラキラ

(※支笏洞爺国立公園/世界ジオパーク指定)
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まだ午前中、静かな湖畔でした宇宙人

この日観光客もまばら、湖からは爽やかな風が吹いてきますクローバー

本州はこの時期、蒸し暑い梅雨時です。さすが北海道キラキラ
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湖の背後に聳える、↑羊蹄山ヒツジ
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洞爺湖畔には公園や駐車場が散在し、いろんな位置から湖が楽しめるようになっています。↑は有珠山噴火記念公園ですクローバー

同湖近くの有珠山は、1978年に大噴火を起こしましたが、近年では2000年にも噴火し、その度に近くの小学校は移転を余儀なくされているという事です。我が国有数の活発な火山との事です(※後程近くまで行きます)メラメラ


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噴火公園からしばらく走ると、ホテルが立ち並ぶ洞爺湖温泉街に入ります温泉
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この温泉街の湖畔にも、きれいな遊歩道が整備されていました。少し歩いてみます走る人
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↑の湖畔の貸しボート屋さんの看板、"思ったより安い"えっ

"思ったより"の基準になる金額っていくらなんでしょうかwパンダ


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↑遊歩道から見る洞爺湖。

絶景です虹


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湖畔の遊歩道には何ヶ所か、無料の足湯がありますあし

各々に名称が付けられていて、↑"洞龍の湯"に入ってみます^
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朝っぱらから足湯にw

バイク乗りっぱなしで疲れていた足がほぐれます^ペンギン

 

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足湯で疲れもとれたところで、再び湖畔を走り始めますDASH!

↑道路の右側、独特な形の山が見えてきました。
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↑道路脇すぐ、噴煙を上げていますあせる
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昭和新山ですメラメラ
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1944~45(昭和19/20)年にかけ、それまで広い平原だったところが突如、隆起して出来た昭和新山。

まさに、地球の創世記で繰り広げられていたであろう地殻変動が、この近代に起りました。驚異的ともいえる火山です。

 

しかし折りしも、この噴火/隆起があった当時は戦時中。しかも敗色濃い終戦直前だったため、この事実は"国民に動揺を与える"として報道されず、公式な観測記録も残っていないそうです。

この時期に起こった南海地震や広島/長崎の原爆投下と同様、報道管制の下におかれ、一般国民には知らされなかった出来事でした。

 

しかし地元の郵便局長が詳細な記録を残していたとの事で、その記録が現在貴重な史料となっています。又、その局長は、元々畑地だった昭和新山の土地を地主から買い取って保存に努め、現在も昭和新山は同家の私有地だという事です。
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間近に見る昭和新山、ホント凄かったです。

 

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洞爺湖畔へ戻ります。

↑の地点で、湖を半周近く廻ってきた事になりますリサイクル
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"絶景の展望スポット"があるとの事で、これから↑の坂を登っていきます(※↑の小さな看板だけが目印です)右上矢印
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↑展望台に着くと・

狭い道を来た甲斐がありました。たしかに、ここから見下ろす洞爺湖は絶景でした星
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大げさに言えば、こんな風景が日本にもあったのか、という程の素晴らしさでしたキラキラ
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この付近からは↑有珠山と昭和新山が同時に眺望できる、数少ないスポットでもあります目

(※↑右が有珠山、左が昭和新山です)
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遠くには、↑2008年の洞爺湖サミットで会場に使われたホテルも見えます(※望遠で撮影)カメラ

 

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洞爺湖をたっぷり楽しんだ後、次は支笏湖へ向かいます。

その途中、国道230号沿線の留寿都村にある、↑『道の駅230ルスツ』で昼食にしますナイフとフォーク
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ここの名物、ヤマイモを練った生地でつくった↑コロッケ、物凄く濃厚で美味しかったです割り箸

↑写真でみると"ただのコロッケ定食"ですがw、コロッケ2個だけでお腹いっぱいになる程ボリューミーでした^ニコニコ
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そして道の駅ルスツの片隅には、↑見覚えのあるお顔の銅像を発見しましたひらめき電球

↑のお方は、"指圧の心、母心~"という名フレーズで有名だった浪越、浪越徳治郎の銅像です(1905-2000)

 

浪越徳治郎は香川県多度津の生まれですが、1911(明治44)年、7歳の時に家族と共に開拓移民として留寿都へ移住、その後苦学の末、1925(大正14)年、室蘭で指圧院を開業するに至ったそうです。

 

その後著名になり、TVでも活躍していたのはご存知の通りですが、あの名文句"母心"は、徳治郎のお母さんがこの遠い異郷の地で体調を崩し、その看護にあたる中で生まれたと言われています。


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当別荘のツーリングではこれまで、各地の道の駅を紹介してきましたが、この道の駅ルスツ、なかなか良かったですグッド!

 

留寿都を出て、次は支笏湖へむかいますDASH!

羊蹄山の雄姿が、↑右に左に見え隠れしますヒツジ
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走ってて意外に思ったんですが、洞爺湖~支笏湖間、地図で見るとお隣みたいな感じですが、実際走ると案外距離を感じました。

僕は途中、留寿都で休憩したので実際の所要時間は計ってませんが、両湖間の所要時間、小1時間はみたほうがいいと思います時計

 

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支笏湖畔の駐車場に着きましたクマ
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支笏湖です虹

眺めてみると、洞爺湖よりかなり広い感じをうけます(※実際、面積は支笏湖のほうが広いです)

広々としている分、上空の青空もさらに大きく見えます^晴れ
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支笏湖は、洞爺湖のように湖に道路がピッタリ寄り添ってなく、洞爺湖ほど湖畔も観光化されていない感じをうけました。でもその分、手つかずの大自然が満喫できましたキラキラ

富士五湖に例えれば、洞爺湖=山中湖、支笏湖=本栖湖 のような印象も持ちました^ヒヨコ


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↑の写真ではわかりにくいですが、道路から水底に沈む消波ブロックが見えました。けっこう深いところに沈めてあるんですが、透き通るような水底に沈んでいるのが視認できました。

支笏湖は日本有数の"透明度が高い湖"でもあります波

 

道南きっての2大湖、洞爺湖&支笏湖でございましたグッド!

 

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支笏湖を出て、国道453号で峠越えすると、ダイレクトに札幌・真駒内に入ることが出来ますフラッグ

Wo号、ついに札幌市へ入りました^
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都内を出てから約36時間^あせる、北の都・札幌に到着星

↑札幌市電と出会いました電車
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↑札幌市の中心、大通に到着したWo号。東京~札幌間・約1000kmを走ってきました^コスモス

この日は札幌泊です。

翌日はさらに北へ、最北端を目指すため、まだ日没前で明るい札幌ですが、Wo号はホテルの駐車場へぐぅぐぅ

僕は地下鉄で街中へ、札幌の夜を非公開で楽しみます^星空

 

今作ここまでです!

次作・シリーズ第2回は、さらに北へ走ります。最終的には最北端の稚内市を目指すんですが、どこを通り、どこで寄り道をして稚内まで走るのか?は、次作以降をお楽しみにグッド!

 

 

 

 

 

 

(※2022.5 2024.2 文一部修正)