当別荘最大のブーイング企画w、「た」シリーズですが・
今回も突如、厳重な警戒をかいくぐって首都東京に潜入
「お台場に行きたい」という彼の要望で、まずはベイエリアへ
↑缶コーヒーを突然買って飲む、略して"突コ"という慣習がある「た」、今回は珍しく缶ではなく、コンビニのコーヒー
バス停で待つおばあさんに怪訝そうな視線を浴びせられるw
お台場へ行くにはいくつか交通機関がありますが、今回はりんかい線、大井町駅から乗ります
お台場の中心、↑東京テレポート駅で下車。記念写真を要求する「た」
「た」は今回が、震災後初めての上京です。
節電対策で止められた↑自動券売機の掲示を、珍しそうに眺める。震災後は関西でも節電対策があちこちでとられているとの事ですが、「た」によるとここまではしてないとの事。
駅のエスカレーターも3基のうち2基が停止、都内の駅では震災後、各鉄道会社でこのような節電策を講じています。
地下の東京テレポート駅から、↑地上に出ると~
いきなりそびえる、フジテレビのビル
フジテレビ隣のショッピングモールの中にある↑"台場一丁目商店街"を、「た」の希望で見に行く
この商店街は昭和40年頃の雰囲気がコンセプトで、当時の懐かしいグッズもあちこちに置かれています。雑貨や服の店が中心です。
↑鉄人28号を記念撮影する「た」w
↑懐しい、瓶入りのコカコーラ
"飲みましょう、コカコーラ"のコピーも昭和っぽい^
↑昭和の茶の間を再現した一角も。
ちゃぶ台や黒電話、白黒テレビ等、レトロな昭和の品物が並ぶ
↑おばけ屋敷も
「た」はかなり入りたそうでしたが、入場料がなかなかの額でw、入りませんでした
「た」なら、おばけ屋敷にわざわざ行かなくても自身の顔を鏡で見たほうが安上がりですw
台場商店街の見学を終え、同モール屋上のデッキで休憩
レインボーブリッジが目の前です
海と反対側を見れば、↑丸い球体のあるフジテレビ
まさにザ・お台場の光景^
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お台場ブラの次は、ゆりかもめに乗って新橋へ
ゆりかもめは、道路と並行して↑レインボーブリッジを渡りますが、橋への接続部へは渦巻状のループ線で高度を稼いでゆきます
そのループを通る時に見える東京港が絶景で、「た」は満悦の表情で風景を楽しんでいました
新橋といえばご存じ、↑SL広場
僕も久々、このSLをしげしげと眺めました
このSL、実は現役時代、「た」の住む兵庫県で長く活躍していたものです(※姫路機関区所属だったとの事)
全国の公園等には保存SLが沢山置かれていますが、多分、全国で一番大勢の人に眺められているのは新橋の同機です^
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新橋といえばご存じ、"鉄道発祥の地"でもあります。
日本最初の鉄道駅、旧新橋駅があったこの地、現在はビルの谷間となっていますが、近年ここに、発掘された当時のプラットホーム跡と、屋根の一部が復元されています
旅客駅としての新橋駅は、1914(大正3)年の東京駅完成に伴い、現在の高架新橋駅へ移転しますが、当地にはその後も荷物/貨物駅としての"汐留駅"が、長らく存続していました。
しかし、都心に位置し拡張が困難だった事から、増加・多様化するコンテナ等の貨物に対応できず、湾岸に新設された東京貨物ターミナル駅にその役割を譲り、1986(昭和61)年に廃止されました。
廃止後、敷地の発掘調査が行われ、鉄道創設時のホーム跡等の遺構を発見、現在、汐留駅跡は鉄道記念物に指定されています。
↑一部に復元して敷かれている線路が。
このレール、当時のものを地方で転用されていたのが発見され、ここへ戻ってきた"本物"です
上下の突起が同じ事から、双頭レールと呼ばれています。(※現代のレールは、地面側の下のほうが大きい)
関西人の「た」ですが、なぜか↑富士そばが好きでw、上京してくるとよく食べてます
節電で電気が減灯されている、少々薄暗い地下通路です
「た」シリーズ初回以来、度々登場する浅草ですが、「た」が都内で一番好きな街なので、どうしても足が向いてしまう
今回は、「た」シリーズの定番ともいえる神谷バーには行かず、浅草寺の西側にある"伝法院通り"へ歩きます
通称"煮込み通り"ともいう伝法院通、もつ煮込みを肴に昼間から飲めるチープな飲み屋さんが並び、店先にも椅子とテーブルで客席をつくってゆる~い雰囲気です
店員さんが元気に呼び込みをしているのも伝法院名物です
その中の一軒で我々も、ホッピーともつ煮込み、昼間から2人でメートルを上げるw
しかし焼酎派の「た」はホッピーでは満足せず、もう一軒、焼酎のある別の店へ。店のおばちゃんと、イモ焼酎でなにやら取りとめのない話で盛り上がる↑「た」w
そんな伝法院通りを、浅草寺の五重塔とスカイツリー、新旧2本のタワーが見下ろします
メートルが上がって足元が危うくなった「た」、でもまぁ何とか歩き、仲見世を通り抜け、浅草駅のほうへ戻ります
↑も浅草へ来ると毎回来ますが、墨田川沿い、吾妻橋近くに建つ"う☆こビル"(※アサヒビール本社)
酩酊しながらも、まだ写真を撮る余裕もみせる「た」
この日は5月下旬、夕食時が近くなってもまだ明るい日本橋駅へ降り立つ。
夜、「た」がこの近くの飲み屋へ行きたいという要望(※まだ飲むのか!)で来たんですが、せっかく日本橋へ来たので、その前に・
↑日本橋を見学^
ご存じ、我が国道路の起点である日本橋ですが、今は↑首都高の高架下、まぁ残念ながら情緒は今一つです
↑道路元標が、橋のたもとにひっそりとありました
(※道路脇のものは複製で、本物は道路(橋)の真ん中に埋め込まれている)
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日本橋の近くで飲みを終え、東京駅へ戻ってきた↑「た」
カメラで駅名標を撮っていますが、「た」の"節電取材"は一日つづいていました。震災後の都内の節電ぶりは、関西から来るとかなりの違和感だそうです(※「た」談)
そして、ラストは↑に立寄る。
「た」が指さしている柱の銘板は、東京駅中央通路・東海道新幹線乗り換え改札口近くにある、"浜口首相襲撃テロ現場"のプレートです。
突如「た」が見たいと言い出し、駅中探し回るのに付き合わされてwやっと見つけました
ホント、この男と一日いると、通常の人と付き合いするのに比べ10倍位のエネルギーが必要です(汗)
この後新幹線に乗せ、無事関西へ強制送還いたしました
首都・東京に、平和が戻りましたw
次はいつ現れるのか?お楽しみに
(※2022.5 2024.2 文一部修正)