vol.94 プレ100回記念 北海道大ツーリング② 留萌~日本海オロロンラインをゆく 最北へ | 旅ブログ Wo’s別荘

旅ブログ Wo’s別荘

バイク・鉄道・街ブラ・寺社・ネコ^etc・・
とっ散らかしB級旅ブログ^
~~since 2007.6~~

 北海道大ツーリング、第2回ですグッド!

 

前作では函館からスタート、洞爺湖/支笏湖をみてから札幌市へという行程でした。今作は札幌からさらに北上、留萌を経て稚内へと進んでいきます。途中どんな風景が待っているのか、出発です^DASH!


Wo’s別荘
泊まった宿の近く、早朝のススキノから出発です男の子


Wo’s別荘
札幌をあとに、大自然の懐、道北へ一路走ります馬
Wo’s別荘
↑道央道・札幌ICから高速の人となりますヒツジ
Wo’s別荘
お昼頃までに留萌に着くよう走りますが、その前に、岩見沢SAに寄って、朝のコーヒー^コーヒー

 

岩見沢といえば札幌の近郊都市といったイメージもありますが、でも岩見沢SAに着くと、札幌を出た時とは違うキーンと冷えた空気で、本州の夏の朝では味わえない、何ともいえない爽快さでした^晴れ
Wo’s別荘
道央道・深川JCTから分岐する、↑深川留萌自動車道へ入ります左上矢印

この分岐を過ぎると、さらに北海道っぽい光景が出現します叫び
Wo’s別荘
料金所を出てすぐ、石狩川を渡ると・

↑果てしない直線路にとかげ

北海道ならではの"直線感"がたまりません^上下矢印
Wo’s別荘
留萌道は2011現在、↑の地点(※留萌市内から約10km付近)まで開通しています(※さらに延伸工事中)

ちなみに留萌道区間は、国道バイパス扱いなので無料ですFREE

 

-*-*-

留萌市内へ入り、早速寄ったのは~
Wo’s別荘
JR留萌駅です電車

留萌支庁所在駅として地域を代表する駅ですが、2011現在では運行本数は日数本、閑散としていましたあせる

しかし↑駅舎は、国鉄全盛期を彷彿とさせる立派な建物ですビル
Wo’s別荘
広い待合室にも、国鉄時代の面影が感じられます星

その片隅には・
Wo’s別荘
↑クマが鮭をくわえている、迫力ある剥製がクマ

留萌近郊では明治中期まで、クマを生贄にして神(カムイ)に送るアイヌの人の祭祀『イオマンテ』が行われ、それを記念するものだそうです。
Wo’s別荘
又、駅の片隅には↑国鉄時代に使われていたレールや運賃表も展示してありました。

運賃表に書かれた駅名には、現在廃止になっている路線の名も沢山あり、かつてニシンと石炭の集積地として栄華を誇った、昔日の留萌の賑いが窺えますコスモス


Wo’s別荘

ホームは↑な感じです。
現在の列車本数は深川方面へ1日わずか9本、しかもディーゼルカー1両の普通列車のみ汗

 

かつては同駅から、日本海に沿って宗谷方面までを結ぶ国鉄羽幌線が延びていました(※1987年廃止)

 

北海道留萌支庁所在地の留萌市ですが、今では人口約24000人(※2011現在)、"市"としての限界も感じられる、寂しい駅頭でした汗
Wo’s別荘

せっかくの駅舎を活用しようと、↑駅舎に間借りして放送を行っている留萌の地域FM局、"FMもえる"女の子

 

-*-*-
Wo’s別荘
駅近くにある、↑黄金岬へ行ってみます。

留萌の街は海に近く、留萌港はこの岬付近にあります波
Wo’s別荘
港にある↑の女性像、これは"正式な灯台"です(驚)

女性が高く天にかかげている灯火から、実際に海に向けて点灯されていますひらめき電球

灯台の構造自体がここまで本格的なモニュメントになっているのは、全国的にも珍しいとの事キラキラ
Wo’s別荘
もう少しゆっくり探索したい留萌ですが、今日はまだまだ先が長いので、後ろ髪引かれつつ出発しますあせる

 

-*-*-
Wo’s別荘
留萌からは、日本海沿いを走る↑国道232号(※通称オロロンライン)を北上していきます右上矢印

 

留萌駅で前述した旧羽幌線は、このオロロンラインと並行するように走っていました。僕乗った事があるんですが(古)、車窓の外ひたすら続く日本海が幻想的だったのを覚えています波

 

↑留萌市街を出ると、道路標識に"稚内"の文字が登場虹

いよいよ日本最北の地が、射程距離に入ってきました(?)あせる
Wo’s別荘
留萌市街地が途切れると、↑かつて羽幌線の車窓から見た幻想的な日本海が、今も変わらず広がっていましたキラキラ

オロロンライン、ライダー憧れの道の一つで、僕も今回、この道路を走破するのを楽しみにしていました。まさに今、走っています波
Wo’s別荘
Wo’s別荘
留萌市の北隣、小平町に入ると、↑『道の駅・おびら鰊(にしん)番屋』があります。休憩しますコーヒー

かつてのニシン番屋を模した、木造風(?)のつくりになっていますうお座

 

道の駅の一つ上の写真、道の駅向かいに建つ碑ですが、この碑は終戦直後、この近海で樺太からの引揚げ途上に遭難した船の慰霊碑です。
Wo’s別荘
この道の駅の見所は、ニシン番屋を模した駅舎の隣に、『本物のニシン番屋』も保存されているんです星
Wo’s別荘

↑が本物のニシン番屋、旧花田家です(※国重文)
Wo’s別荘
明治期にピークを迎えたニシン漁ですが、↑の花田家番屋は当時道内で最大規模を誇った漁家で、当家では漁夫や船大工など約200人もの人を雇用し、この屋敷に住み込ませていたそうです船

往時の繁栄ぶりが窺える話です。
Wo’s別荘
道の駅でしばらく休憩していると、↑なにやら賑やかな音と共に、飾り付けられたトラックと、時代装束に身を包んだ地元の人が沢山やってきました目
Wo’s別荘
ちょうどこの日、地元神社の祭礼だったそうで、集落が離れて点在している北海道では、"自動車に神輿を積んで"廻るそうですおひなさま
Wo’s別荘
↑"お祭り自動車隊"(?)は、10分ほど道の駅に寄った後、お囃子を賑やかに流しながら、次の集落へ向かっていきましたカラオケ

思わぬところで"北海道の素の姿"と出会えました^

 

-*-*-

Wo’s別荘
道の駅を出て、再び日本海を見ながら走りますDASH!


Wo’s別荘
オロロンライン途中で最大の街、↑羽幌町へ入りましたビル

なだらかな起伏のある、スッキリとした感じの街です。

 

-*-*-
Wo’s別荘
羽幌町を出ると、初山別村→遠別町と走り抜け、オロロンライン最北の街、天塩町に入りますヒツジ

牛がシジミを取っているデザインの↑町名看板は、この街の特産を表していますグッド!
Wo’s別荘
このあたりまで来ると、↑風力発電の巨大な風車が目立って多くなっていきます。季節風の強い日本海ならではの光景です波
Wo’s別荘
↑牧草を栽培している農場の光景も、北海道っぽいクローバー

干した牧草をクルクルっと、巨大なロール状に巻いています。これをビニールで包装して出荷しますかたつむり

ちなみに、ロールに巻くのも包装するのも、全て専用の機械があるそうですリサイクル
Wo’s別荘
牛さんが↑道路から丸見え^おうし座
Wo’s別荘
オロロンライン、手塩川に差し掛かります。

この川を渡れば、いよいよ宗谷ですコスモス
Wo’s別荘
天塩川のむこうに、写真霞んでいますが↑巨大な風力発電の風車が沢山立っていますヒマワリ

 

-*-*-
Wo’s別荘

宗谷支庁に入りました!
利尻礼文サロベツ国立公園の区域内です霧
Wo’s別荘
遠くにうっすらと、↑利尻富士が見えてきました(※肉眼ではハッキリ見えました)

Wo’s別荘
そして、サロベツ原野といえば↑原生花園コスモス

国道沿いでも、↑花が咲き乱れている様子が見られました黄色い花
Wo’s別荘
それにしてもこの風景、日本に"原野"っていう地目がまだ残っていたのか・とキラキラ
Wo’s別荘

このあたりは、冬になると"地ふぶき"が吹き荒れる厳しい気候の地でもあります。

↑"地吹雪シェルター"が所々に設けられていて、急に風雪が荒れた際には、車が一時避難出来るようになっています雪台風

 

-*-*-
Wo’s別荘

サロベツ原野と温泉の街、↑豊富町に入りましたチューリップオレンジ

オロロンライン、最北までもう一息です^
Wo’s別荘
原野の中を貫く一本道・

ホント、夢の中のような光景でした虹

Wo’s別荘

日本のバイク乗りにとって、一度は走ってみたい憧れの地・北海道牛あたま

上京してバイクに乗り始めてから数年、僕もついに来る事が出来て感激でございましたグッド!
Wo’s別荘
幌延町で、旭川~稚内のメインルート・国道40号と合流します。

そして~


Wo’s別荘
ついにWo号、日本最北の街・稚内市へ入りましたDASH!
Wo’s別荘
最北の街でもまずは当別荘恒例、駅を目指します電車

標識に↑ロシア語が併記されています(※根室市や小樽市等、ロシア船が多く入る港町でみられます)


-*-*-
Wo’s別荘
稚内駅に到着フラッグ

周辺がこの当時工事中でしたが、駅は改築が終わったばかりのようで、真新しい駅舎でしたビル

学生の頃、夜行列車で着いた昔の駅舎とは、様変わりしていました。
Wo’s別荘
ちょっと手狭な感じもする改札口あせる
Wo’s別荘
1台だけある、同駅の券売機ロボット

↑が"日本最北のキップ自動販売機"ですw
Wo’s別荘
待合室のガラス越に見える、↑日本最北端の終点です。

駅舎改築に伴い、少し海岸からバックさせられたようですあせる

この後、日本最北端の岬を目指すんですが・

 

作容量限界になりました、今作ここまでです!にひひ

次作、第3回で、宗谷岬へ到達します。お楽しみに^虹

 

 

 

 

 

 

(※2022.5 2024.2 文一部修正)