vol.87 2011ツーリング始め 伊豆・河津桜を訪ねて (※震災復興祈念) | 旅ブログ Wo’s別荘

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 今作が震災後最初の作になりますので、一言申し上げます。

先日、3月11日に発生しました、東日本大震災で被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

 

前作から、沖縄旅シリーズを始めていましたが、今回の事態をうけ、同シリーズは当面延期いたします。

 

今作は急遽、震災前に本年のツーリング始めとして行ってきていた、伊豆半島・河津へのツーリングを、被災地復興への願いを桜花に託し、入れ替えて上梓する事としました桜

 

沖縄旅シリーズは、世の動向や被災地の状況等を勘案し、後日掲載時期を検討致します。

 

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では、2月に行ってきた伊豆へのツーリングをご覧頂きます。
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↑西湘バイパスを西進、国府津ICに隣接する、西湘PAからスタートします。

 

僕は伊豆/静岡方面へツーリングする際、往路は"横羽線~横浜新道~R1~西湘バイパス"、帰路は"東名で一直線"というのを定番にしています。
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西湘バイパスは海沿いを走っているので、西湘PAも相模湾を眺望しながら休憩できますコーヒー

(※繰り返しになりますが、今作は震災前に撮影したものです。ご了承下さい)
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石橋料金所で西湘バイパスは終わり、ここを抜けると"伊豆へ近づいた"という雰囲気がしてきます波
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伊豆半島といえば、当別荘では初期の頃から何度もツーリングで来ていますが、今回の目的地は河津町です。ご存じ、この街から全国に広がった桜木、河津桜を見に来ました桜
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東伊豆の海岸線を貫く国道135号、↑の標識がみえたら内陸へ曲がります左上矢印
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街の中央を流れる河津川、↑川の両岸に、全国的に有名な早咲き桜の代表格、河津桜が咲いています桜

↑の写真は国道135に架かる橋から撮りましたが、もう見えてきました目
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国道から街中へ入ってすぐ、↑伊豆急の河津駅があります電車

駅名標にも桜があしらわれています。

この日は平日でしたが、花見客で沢山の人でした。
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↑伊豆急の電車も、桜に囲まれて走行桜


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伊豆急の駅から河津川沿いの道を少し入ると、↑洋館風の建物があります。"河津桜観光交流館"です。

初めて河津を訪ねた人は、ここで情報収集するのもいいと思いますドア
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この日、2月とは思えない程気温も上って春の陽気、桜もほぼ満開になっていました。

そのため、平日なのに↑駐車場は乗用車/バスとも満車車

 


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駐車場から河原まで、↑お土産屋さんが続いていますプレゼント

繰り返しですが、ホント凄い人出でしたあせる


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↑河原に出ました走る人
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そして川沿いは、↑の光景^

堤防一面の、菜の花と桜の競演、絶景です桜
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ちょうど見頃の日に訪れることができましたグッド!
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↑河原沿いにも、沢山の土産店が並んでいますプレゼント

まんじゅうなどの定番商品のほか、、近くの山で採れたくだものや、

当地には"つるし雛"の風習があるとの事で、↑洗濯バサミでぶら下げたご当地関連グッズも売っていますおひなさま


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桜と菜の花の道に、雲水の僧侶が溶け込む。
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↑地元の放送局(たぶん)が、ロケに来てました映画


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↑桜の堤防は、海辺の河口から内陸にむかって、かなり長距離に延びています。上流に行くにつれ、人は少なくなるので、ゆっくり桜を愛でたい時は上流にむけ歩いていくのがお奨めですかたつむり

 

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帰途につく時間がきましたが、もう1か所寄ってみます男の子


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帰りは、河津川と並行している県道を上流に上り、天城峠から修善寺に向かいましたが、その途中にある↑1本の桜。

この木、"河津桜の原木"なんだそうですひらめき電球


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桜の背後に↑民家がありますが、この桜、このお家の庭に植わっています。

沿道を通る人が、足を止めて鑑賞していました目

 

この家(※飯田さんのお宅)の先代のご主人が1955(昭和30)年頃、河津川沿いでこの桜の幼木を見つけ、庭に植えて育てたのが、河津桜が世に広まるきっかけだったそうです星
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その後、この桜が当時まだ知られてなかった新種の桜だったことが判明。河津桜と命名され、一躍"時の木"に桜

 

そして、伊東市在住の別のかたが増殖に努め、先程来ご覧の通り、今や河津川を見事な桜並木で埋め尽くすという現状になりましたキラキラ

 

現在は河津町の木に指定されているばかりか、河津桜は全国で植樹され、ご存じの通り"早咲き桜の代名詞"になっていますチョキ

 

冬晴れの一日、桜の鮮やかな色と香りをたっぷり味わい、このあと天城越えして都内に戻りました。

この桜花の薫りが、少しでも東北の被災地へ届き、再び美しい東北へと復興をしてほしいと、心から祈るものです。文末に改めて、東日本大震災の被災地域の方々へ、心よりお見舞い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

(※2022.4 2024.2 文一部修正)