vol.62 九州旅2009 ④ 筑後の"水郷" 掘割と白秋の都 柳川プチ街ブラ | 旅ブログ Wo’s別荘

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  九州旅2009、最終回ですグッド!

 

シリーズ初回はハウステンボス、②~③では長崎市内の街ブラをご覧頂きました。最終回は福岡県南部、筑後地方へ移動します。ではスタートしますカメ

 

筑後の水郷ともいわれる、柳川市です宇宙人

 

前作の長崎市終了後、福岡市へ戻ってきています。

今作は・
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福岡市の中心、西鉄福岡天神駅から出発ニコニコ

長崎市で一旦解散していた写魂氏と、ここで再合流します。

これから大牟田行に特急に乗りますが、発車時間まで西鉄電車を撮影電車
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様々なカラーリングが楽しい西鉄電車アート

九州唯一の大手私鉄ですが、首都圏や京阪神の私鉄と同様、JRとは違う"私鉄独特の雰囲気"をちゃんと出しています^ヒマワリ
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これから乗る特急用車両は、↑"神戸電鉄+名鉄"のような塗装と雰囲気^コスモス
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2ドア車、座席は転換クロスシートで快適ですしっぽフリフリ

天神駅を発車しますオバケ

 

天神~大牟田間約75kmを結ぶ西鉄大牟田線ですが、途中の久留米駅を境に様相が大きく変わります。久留米以北は福岡市への通勤路線の様相、運行本数も多いですが、久留米以南は田園地帯となり、沿線人口が減るぶん本数も減り、ローカルムードになりますコスモス
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↑そんな西鉄で天神から約50分、西鉄柳川駅で下車電車

福岡県筑後地方での主要都市の一つ・柳川市、市街地にお堀が縦横にあり、"水郷"とも言われる街です。どんな街なのか、早速市内へ走る人
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駅から少し歩くと、街中をお堀が巡る光景が現れます目

掘の脇には柳の枝が揺れる、なんとも情緒ある街。聞きしに勝る、水郷・柳川が目の前に広がりますキラキラ
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そして掘割には、沢山の川下り舟が浮かんでいます目

"沢山"というより"夥しい"と表現したほうがいい程、凄い数の舟が、観光客をのせて掘割をすすんでいます船
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お堀には、↑所々狭くなっている場所があり、ギリギリで通っていきますが、これが観光客には楽しい瞬間です^

我々は男2人だったのもありw、残念ながら乗りませんでしたがあせる
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お堀のわきにある遊歩道を、駅から市内中心部へ歩くと、↑特徴あるお寺が現れました。↑長命寺の山門です(※天台宗)

仁王様が警備(?)してお寺を守っていましたわんわん
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力強い表情のお顔です。
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門の左右に2体あり、お顔は似ていますがポーズが少し異なっていました。
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あまり観光客は立寄らないお寺ですが、ひなびた感じで印象に残りましたキラキラ

 

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さらにすすむと、醤油/味噌の蔵が並ぶ一角が家

柳川に限らず九州各地には、味噌や醤油の特産地が多く、食が豊かな九州の大きなポイントです^
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川沿いに建ち、絵になる光景のレンガ造倉庫。

"並倉"と呼ばれ、映画/TVのロケにもよく使われるとかカチンコ
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川下り舟、いろんな業者がやっているようで、船頭さんのハッピも様々なデザインですベル

高齢者や女性の団体が多く乗っているように見受けましたが、↑若者が少人数で借り切ったりもしていて、いろんな楽しみかたがあるようですグッド!
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静かな住宅地や田園の中をゆったりと漕ぎ進む川舟、まさに"水郷"ですカエル

 

この、柳川の掘割ですが、水運に使われたほか、元々は柳川が城下町として整備されるにあたり、その防御のためにも掘られたとの事です。今作では行けてないんですが、城跡も残っています。

 

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再び、市街中心部へ男の子

↑の洋館建は"御花"といい、柳川のランドマークの一つです。

正式には松濤園という名で、柳川藩主が1697年に集景亭という別邸を設けたことに始まるそうです。
その後、明治になってから洋館等もつくられ、総面積約7,000坪の和洋折衷の庭園になっています(※国名勝)
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御花の近くにあった、懐かしい↑丸ポストポスト
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御花から歩いてすぐ、旧市街に↑"白秋生家口"の信号ひらめき電球
柳川が生んだ詩人、北原白秋の生家がここにあります。
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造り酒屋を営んでいた、白秋の生家が保存されています。

内部が公開されているので、見学します目
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明治期の典型的な豪商の屋敷です。
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酒造をしていたので、当時は使用人も多数いたとの事。
↑"男衆食事場"が生々しい感じ^グッド!
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↑の部屋は、白秋が使っていた書斎です。
このような裕福な家庭で、経済的に比較的恵まれた白秋は、詩歌の創作に集中できたと思われます本
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生家に隣接して、白秋資料館が併設されていますサーチ
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白秋がこの実家で過ごした幼少期から、その後上京し、詩人として開花するまでも、白秋の一生が同館でコンパクトに紹介されていますクリップ

ここで、白秋について簡単に纏めます↓

 

北原白秋(1885-1942)
当地、筑後に生まれ、上京して早稲田大に入学。

早大在学中~卒業後に若山牧水や石川啄木等らとの知己を得て、郷里にいた頃から創作していた詩歌の才能が開花。数々の詩集/歌集を刊行、戦前の日本文壇に一時代を築きました。

"ペチカ"や"からたちの花"等、情感溢れる歌に加え、数々の童謡でもおなじみですが、各地の"校歌・社歌"を多数作詞している事も特筆されます。同志社、駒沢等、大学/高校の校歌校"福助足袋"や"白洋舎"等企業の社歌、各地自治体の市歌もつくり、なかなかの"営業マン"な一面も音譜

晩年は病に悩まされたとの事で、57才で世を去りました。

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資料館に貼ってあった、↑NHKドラマ"天地人"のポスター、ここ柳川は妻夫木聡の故郷でもあります^
他にも、KABA.ちゃんや徳永英明の出身地も柳川との事で、人口約7万人(※2009時点)の柳川ですが、沢山の有名人を輩出していますクリップ

まぁ柳川に限らず、福岡県出身の芸能人は非常に多いですが^リボン

 

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白秋記念館を出て・

↑西鉄バス(※の子会社)で駅へ戻ります。

時間の関係で城跡等へ行けてないのが残念ですが、また再訪を期したいと思っています宝石ブルー

筑後の水都、柳川ブラでございました^ニコニコ

 

九州旅2009、全4作これでおわります。当別荘では今後も、見所豊富な九州へ又定期的に訪ねたいと思っております^虹

 

 

 

 

 

 

(※2022.4   2024.2 文一部修正)